農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成16年3月8日発行 第2556号  
     
   
     
   
  和菱テクニカで新型保冷庫を発表  
     
  和菱テクニカは2月24日、本社で記者会見を行い、新型玄米・農産物保冷庫「新米愛菜っ庫MТR510F」(玄米30Kg×7袋)を5月初旬から新発売することを明らかにした。好評の農産物保冷庫「新米愛菜っ庫」シリーズに小型機種を追加、品揃えを充実し、購入時の選択肢を広げるとともに販売量の拡大が狙い。とくに、庫内温度は5〜15度Cのワイドレンジで調節が可能としており、玄米以外の保冷にも使用できる。希望小売価格は17万8000円(税別)。  
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  生分解性マルチ「キエ丸」の緑、シルバー、銀黒を発売/アテンド  
     
  アテンドは、生分解性マルチフィルム「キエ丸」を他社に先駆けて発売。さらにこのほど、多様なニーズに対応するため、1.グリーン、2.シルバー、3.銀黒の3タイプを発売した。グリーンは、国内初の生分解性のグリーン顔料を使用したマルチフィルム。また、「キエ丸・シルバー」も、わが国初の生分解性顔料を使用。従来のアルミ蒸着しているシルバー・ポリマルチとは成分が全く異なっている。「キエ丸・銀黒」は、「キエ丸・黒」と「キエ丸・シルバー」の合体製品で、圃場テストにより優れた結果を得た。  
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  超硬チップソー「極技」発売/剣松産業  
     
  剣松産業はこのほど、山林下草刈用に適した超硬チップソー「極技(きわめわざ)」をリニューアル発売した。切れ味と耐久性の良さを売りに拡販する。「極技」は特大タイプの溝付きチップを台金に埋め込んでいるのが特徴。チップに溝をつけることでロウ付け面積を広くし、強度を大幅に向上させているため、石の多いところでも「場所を選ばない」という。またチップの先端面・側面・スクイ面の三面研磨で、鋭い切れ味を実現した。価格はオープン。  
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  インターネットで管理できる自動販売機を発売/未来精工  
     
  未来精工は、インターネットを利用して自動販売機の売上げ・在庫・釣り銭管理が可能なロッカータイプの自動販売機「たま手箱」2タイプを発売した。ともに販売箱数は18箱、1箱の商品収納寸法は高さ160×幅220×奥行き480mm。税込み販売価格は、100円硬貨専用のTR―S1810が39万9000円、100円・500円硬貨対応のTR―S1815が42万円。  
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  生産・出荷とも好調スタート/農機1月実績  
     
  日農工(山岡淳男会長)がこのほどまとめた今年1月分の農機生産・出荷実績(日農工統計)によると、生産金額は360億5100万円で前年同月比114.7%、出荷金額は278億300万円、同115.8%とともに好調なスタートを切った。このうち出荷の国内向けは139億3400万円、同96.0%で、輸出向けの伸び(同146.2%)が全体を引き上げている状態だ。出荷台数が増加しているのは、トラクタ、耕うん機、田植機、防除機、刈払機、米選機で、クローラ式トラクタ(同200%)、普通型コンバイン(同400%)は大きく伸びた。  
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  ヤンマー農機九州が「アグリプロ21」を開催  
     
  ヤンマー農機九州は2月26〜28日の3日間、鹿児島・宮崎両県のプロ農家を対象に「ヤンマー・アグリプロ21in南九州」を開催した。展示会テーマは「営農新時代を拓くヤンマー最新鋭システムと出会う日」。会場となった大形農機センター(宮崎県都城市)にはジョンディアトラクタ、コンバイン・アスリートプロシリーズ、ペダル変速の乗用8条田植機をはじめ関連作業機を目玉に200点を展示。期間中の来場者は当初予定の700名を大きく上回り、最終的に約900名となった。  
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  MF7400トラクタシリーズ中心に攻勢/エムエスケー農業機械  
     
  エム・エス・ケー農業機械は5日午前、同社関東支店が開催した第30回新型発表大展示会の席上記者会見し、前期(16年1月期)の決算概要ならびに今期の見通しを明らかにした。前期の売上高は約250億円、損益面では「当期利益ベース若干減の4億円弱」(高柳順一常務)の見込み。今期は売上高約280億円、収益は「対ユーロ円安基調で前年度より厳しい」(同)とした。ことしから本格販売するCVT(無段変速)搭載のMFトラクタ7400をはじめMF6400/5400シリーズ拡販へ、春から展示会、試乗会を積極的に開催することなどを明らかにした。  
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  アイアグリでは16日に資材スーパー見学会  
     
  アイアグリは、かねてより農業資材スーパー“農家の店しんしん”の店舗展開を進めているが、2月7日、埼玉県桶川市に店舗面積230坪(敷地面積800坪)のしんしん桶川店が、開業したことに伴い、主に農機店・JAを対象にした「農業資材スーパー店舗視察・説明会」を3月16日に行うことを明らかにした。視察希望者は、10日までに同社・店舗開発チーム(電話03-3279-0930)へ連絡すれば見学できる。  
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  プロ向けチップソー発売を記念しキャンペーン/三陽金属  
     
  三陽金属では、あぜ草・草刈用チップソー「飛龍ノ舞(ひりゅうのまい)」と山林・下刈用チップソー「白虎ノ牙(びゃっこのきば)」の新発売を記念し、「おいしいキャンペーン」を3月末まで実施している。両チップソーはいずれも、切れ味と品質にこだわるプロユーザー向けに開発したもの。「飛龍ノ舞」はチップ刃厚1.6mmの両側薄刃仕上げで、鋭く軽い切れ味を実現。「白虎ノ牙」は竹や笹、山の下刈りに適した千鳥刃仕上げで、台金は厚み1.1mmと薄く、摩擦抵抗がほとんどないため抜けがよいのが特徴。  
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  イガラシ機械工業がゴルフフェアに出展、関心呼ぶ  
     
  イガラシ機械工業は2月26日より28日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「第38回ジャパンゴルフフェア」にゴルフボール集球機“ローターレーキ”を出展、ゴルフ場・ゴルフ練習場などの関係者から高い関心が寄せられた。同レーキは、乗用タイプからエンジン式、手押し式と幅広くシリーズ化されており、練習場の規模に応じて最適な機種を選択できる。いずれの機種も同社独自の独立ローター方式を採用しているため、地面の凹凸に対応して確実にボールを集球する。  
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  新技術の方向示す/施設園芸セミナー  
     
  日本施設園芸協会(木田滋樹会長)は3月3〜5日の3日間、東京都江戸川区船堀のタワーホール船堀5階ホール(江戸川区総合区民ホール)で「第25回施設園芸総合セミナー・機器資材展」を開催。農薬利用のポイントや使用済み農ビのリサイクル技術、生産履歴や野菜流通などを焦点に、園芸分野の先進事例やメーカーの新技術などのホットな話題を提供した。また、併せて関連各社が資機材を展示し、PRに努めた。  
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  高知商組が第44回総会開く  
     
  高知県農機商組(田岡忠直理事長)は2月26日、南国市明見のホリデイ・イン高知で第44回通常総会を開催した。スローガンには「量より質への転換を図り、顧客に信頼される業界を造ろう」「適正な販売と整備を目指し、信用を売る組合員になろう」を掲げた。総会では第1号〜6号議案を審議承認。本年度の運営基本方針として、1.共同購入事業の推進(財政基盤の確立に注力)、2.農業フェアーの実施(顧客中心主義による元気な農業を創成)、3.人材確保事業の推進、4.関連団体との協調と強化―などを打ち出した。  
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  群馬商組が初の購買品特別展  
     
  購買事業の活性化を――。群馬県農機商組(神田明彦理事長)は1日、前橋市の県勤労福祉センター体育館にて、組合員を対象とした「購買品特別展示会」を開催。野菜用管理機や動噴、オイル、資材等の小物商品を中心とした春需商材を、メーカーなどの協力を得て低価格で提供した。神田理事長は「事業のテコ入れを図ることをテーマに、こうして開催にこぎつけることができた。手頃な価格で供給できたので、みなさんに大いに活用していただきたい」と期待を込めた。  
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  栃木県農業機械士協議会が30周年式典  
     
  栃木県農業機械士協議会(小田林徳次会長)は2日、藤原町の鬼怒川観光ホテルで設立30周年記念式典を開催した。式典ではまず、綱川欣典幹事長が同協議会の30年の歩みを報告。続いて特別功労者表彰が行われ、佐藤重雄氏、大内曹司氏(ともに故人)に小田林会長から表彰状が贈られた。挨拶に立った小田林会長は、設立時を振り返り、「知識、技能を高めようと事業を展開し、農作業安全にも力を入れてきた。30周年の節目を迎え、組織がいかにあるべきかを考えて、今以上に確固たるものとして邁進できるよう努めていきたい」と語った。  
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  ハスクバーナが軽量プロソー「339XP」新発売  
     
  エレクトロラックス・ジャパンのハスクバーナF&G営業部は、3、4の両日、千葉県富里市のラディソンホテル成田エアポートで2004年ハスクバーナ新製品発表会を開催、日本のチェンソー市場での最激戦区である30ccクラスに向けた新型機種として339XP(排気量39.0cc)、パワーカッターを披露するともに新たな体制になったハスクバーナの新組織、営業方針を明らかにし、強力なサポート体制、マーケッティングの充実を打ち出すなど新生ハスクの意気込みを示した。  
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  目砂作業を効率化/ミクニが新型2機種  
     
  ミクニ・三國商工カンパニーは、ターフコのスピナー式「トップドレッサーSP―1530TM」と「ターフコ CR―10(ローダー、マテリアルハンドラー&フェアウェートップドレッサー)」を発売、注目を集めている。「トップドレッサーSP―1530TM」は、薄目砂から厚目砂散布までオールラウンドに対応可能。「ターフコ CR―10」は、ゴルフ場の日々のメンテナンス作業に幅広く対応。アタッチメントの切り替えで1台3役をこなす。  
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  刈払機市場の掘り起こしへ攻めの姿勢徹底  
     
  刈払機商戦が年末からの不需要期を経ていよいよ本格シーズンに突入する。今年は、昨年の刈払機市場がわずかとはいえ前年を下回っているだけに、再攻勢の年となる。このため、昨年末から今シーズンに向けて新製品が次々と投入される一方、各種販促キャンペーンの展開など、意欲的な攻めの姿勢が目立っており、相乗効果で市場の活性化を進めようとしている。今週は今年第1弾の刈払機特集として、メーカー・商社を対象に実施したアンケートの結果などから今年の市場展望、各社の意気込みを取り上げた。  
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  米改革の気運に乗り市場を拡大する関連機器  
     
  4月1日から改正食糧法が施行される。これにより米の販売は大幅に自由化され、生産から販売まで米市場全体が活性化することが期待される。同時に、米販売業の競争が激化。生産サイドへの「売れる米」への要求はさらに高まるものとみられ、農家・産地段階での米の品質管理はこれまで以上に厳しい水準が求められることになろう。これに応える、より高度な米関連機器は近年ラインアップが充実。市場拡大への気運は高まっている。  
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  春商戦は好調スタート、改革の成果出る宮城、福島県  
     
  宮城・福島は、昨年は地域によりばらつきはあるが、10年ぶりという冷害の影響を受け、商戦は苦戦を強いられた。前半はトラクタ、乗田が伸び順調だったものの、夏以降は暗転模様、主力のコンバインが動かず尻すぼみ状態で、各社とも前年割れの結果となった。これを受けた今春商戦は、「前半勝負」とし、「緒戦の2ケタ増」を打ち出し、積極策で臨んでいる。恒例の仙台市の初荷やその後の展示会などでは、冷害の翌年にもかかわらず成果をあげている。宮城・福島両県の農機市場の奮闘ぶりを追った。  
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  地域ニーズに応え市場の底辺を拡大する佐賀県  
     
  佐賀県下の農機小売市場規模は約120億円。共同乾燥調製施設の普及率、圃場整備率、生産組織等による水稲刈り取りカバー率、水田利用率などは全国トップクラスで、水田は高度・効率的に利用されている。モチ米、ハウスミカン、ムギ、ダイズ、タマネギの比重も高い。これらの農業生産構造が、農機需要に反映し、大型化、乗用化が進展、「お客さんの懐は冷えていない」。一層の広域機械利用が構想され、商業者も無人ヘリ、地域特産物仕様機の投入で地歩を固めている。  
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  農業への理解深い/欧州視察団員レポート・金子洋一(石川島芝浦機械)  
     
  ベルギーで開催されたアグリべックスは、その通勤電車並みの見学者の多さ、そして子供・青少年が非常に多いことがそのまま農業に対する理解に結びついているのだろうとの印象です。総じて、欧州は農業に対する一般の理解が深く、国を支える産業として尊重されているが、他面ではEUからの各農家に対する生産量の上限規制、農産物の生産コスト削減、農地の整理・集約化、農業就業人口の減少等の問題を抱えている。そのような状況下、欧州のエンドユーザーに役立っていけるあり方は、やはり、如何に彼らの生産性を上げる機械を提供するかに尽きると結論づけた次第です。  
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  機械化は順調に伸展/シリーズ中国農機市場  
     
  【 新華社情報北京発】中国農業部農業機械化管理司の分析によると、2003年の中国農業機械化は安定的かつ健全に発展した模様だ。主に次の4つの特徴がみられるという。1.全体的な運営が安定していた。2.地域ごとの特徴が次第に現れている。3.外部環境がいっそう改善されている。4.昨年、夏季の収穫、作物管理、播種の期間には、SARSの影響を受け出稼ぎ農家は農村に戻れなかった。タイムリーに農産物を刈り入れるために、農業機械部門は迅速に反応して体制を敷いた。  
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  時津理事長(佐賀商組)が逝去  
     
  佐賀県農用機械商業協同組合の時津正理事長は、病気療養中のところ3月2日午後9時20分、入院先の病院で逝去した。享年77歳。通夜は3日、長崎県対馬市の自宅で、葬儀は4日午後3時より対馬市厳原町今屋敷672のみどりやにおいて、しめやかに執り行われた。喪主は妻の時津久枝氏。後日、社葬を唐津市で行う予定(場所、日時は未定)。  
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