農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成16年7月26日発行 第2574号  
     
   
     
   
  スター農機が細断型ロールベーラなど発売  
     
  スター農機は、細断型ロールベーラ「TSB0900」とコーンラップマシン「MCW1000」を発売した。今回の新製品は、酪農家の夢であったデントコーンなどの長大作物の省力化一貫体系を実現。耐久性のあるスチールローラを装備した細断型ロールベーラと、積み込みのための特殊サイドアームを持つコーンラップマシンは、酪農・畜産の省力化に向けて高い評価を得ており、期待を集めている。  
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  新ダイワ工業が新型チェンソー発売  
     
  新ダイワ工業はこのほど、排気量32.3mLのソフトスタート付きエンジンチェンソー「E1032S」をシリーズ追加し、9月上旬から発売することを明らかにした。同機は力もあり、軽くて扱いやすいチェンソーとして、一般木材の切断はもちろん、小径木の伐採にも使用できることから、農家の山の手入れなどに、また造園・林業のプロユーザーのセカンド機として最適だ。同シリーズの商品概要は、1.安全を配慮してチェンブレーキを標準装備、2.ガイドバーを確実に固定できる「バーボルト2本式」を採用し、プロユーザーのセカンド機にも対応している――など。  
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  籾ガラ散布運搬機「まい太郎」を新発売/熊谷農機  
     
  熊谷農機はこのほど、籾ガラ散布運搬機“ぬかまきシリーズ”の新製品としてベルトコンベアによる籾ガラを強制排出で散布する「まい太郎MT-25V」を完成、本格的な発売を開始したことを明らかにした。同機は、ベルト排出方式のため、油圧による操作が必要なく、ベルトの回転数とシャッターの開閉により、効率よく、均一な籾ガラ散布ができる。これにより同社の籾ガラ散布運搬機は、これまで発売し好評を博している「散太(さんた)NSNシリーズ」に加え、よりキメ細かな品揃えとなり、幅広いユーザーに対応できるものとなった。  
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  竹・木酢液活かしたニーム、キトサン発売/昭和企画  
     
  昭和企画は、農業用資材として需要が急増しているニーム、キトサンを、7月より低価格で発売開始した。これは使いやすくするために、竹酢液または木酢液に溶解させたもの。竹酢液ニームは20Lで1万6800円、木酢液ニームは同1万5225円。竹酢液キトサンは20Lで1万4700円、木酢液キトサンは同1万3125円。新発売を記念して9月末まで、各20Lの購入につき竹炭10kgをプレゼントする。  
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  苗植えの穴あけ用「モグ太郎」/共栄製作所  
     
  苗植え用の穴あけは、中腰作業が続く重労働。そこで共栄製作所(岐阜県高山市)は200個の穴をわずか8分で掘ることができる「モグ太郎」を開発した。同社は「全国区の代理店が販売すれば、年間3万台の需要が見込める」と試算。現在、販売代理店を募集している。「モグ太郎」は、1本のシャフトと2枚のハネ、土飛散防止の円盤で構成され、刈払機の回転刃を外して装着する。この便利な器具で掘ることができる穴のサイズは、苗の大きさより一回り大きい穴径9cm×深さ12cm、または穴径14cm×深さ13cm。  
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  マルタカが米袋専用のタテ型宅配ケースを発売  
     
  米袋専門メーカーのマルタカはこのほど、クラフト紐付米袋専用の「タテ型宅配ケース」を発売した。贈答用に人気があるヒモ付きのクラフト製米袋がそのまま入る宅配用の専用箱。台所などで立てたままの状態で置けるので便利だ。新米シーズン用にぴったりのケースと早くも人気を呼んでいる。新ケースは10kg用と5kg用の2タイプを用意。余白にラベルを張ることもできる。  
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  日立建機ティエラが全国会議開き実績拡大に意志結集  
     
  日立建機ティエラは7月22、23日の2日間、滋賀県大津市の大津プリンスホテルで「2004日立建機ティエラ全国会議」を開催。全国から販売店、JA全農関係者など360名が参加した。トラクタ、コンバイン、田植機、ミニローダ、ウッドチッパー、保冷庫の新製品を発表。さらに農業機械を補完する機械として、本格導入を図る小型建機を紹介し販売方針を説明。農業の構造変化に対応して、業態拡大を図る企業姿勢を鮮明にした。  
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  共立の中間決算は連結売上高314億円  
     
  共立は20日、平成16年11月期決算の中間業績を発表した。それによると、連結業績は売上高313億8100万円(前年同期比2.6%減)、営業利益25億6300万円(同0.1%増)、経常利益25億3000万円(同2.0%増)、中間純利益12億5900万円(同14.6%増)を計上、増益を確保した。  
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  田中産業のグレンバッグユースが普及拡大  
     
  田中産業が次世代の米麦大量輸送袋として開発した「グレンバッグ・ユース」の引き合いが活発化している。1袋約2万円(1t用)と低コストなうえ、機能性と安全性を一段と高めたことが人気の要因。「自立式」で、本体をひねるだけで組立て・収納がワンタッチで行える。また投入口にファスナー式を採用、全開できるので投入作業がさらに簡単。吊り下げをベルト式からロープ式に変えるなど安全性の向上にも配慮している。  
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  熊本クボタがビッグサマーフェスタ開催  
     
  熊本クボタは7月15〜25日の9日間、グランメッセ熊本を会場に恒例の夏のイベント「2004ビッグサマーフェスタ」を開催した。今回のテーマは「熊本の元気な農業を応援します」。8000平方mの広大な展示ホールいっぱいに多彩なクボタ熱血商品・関連商品をアピールするとともに、土作りやおいしい米作りなど、地域水田農業ビジョン実現に役立つ、新しい農業へ向けての提案を行い関心を集めた。期間中の動員目標は1万5000名、売上げ目標は24億円。クボタからは林専務機械事業本部長、清家常務機械営業本部長はじめ幹部多数が激励に駆けつけた。  
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  天然にがり農法を推進/石元食品  
     
  土壌を豊かにし、作物を元気にする「天然にがり」を農業に──。サプリメントで大ブームの天然にがりが農業にも利用され、注目を集めている。高知県春野町の漬物製造、石元食品の石元健二代表は、3年前から天然にがりの農業への利用を模索。10戸のモニターからスタートした利用者は、現在、県内中心に全国で約300を数える。「にがりを散布した田んぼでは収穫量が20%増えた」「生長が促進した」「糖度が増した」「土壌にミミズが増えた」など反響が寄せられている。同社はこのほど作物別の基本的な使用手引書も作成した。  
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  中外炉工業のガス化コージェネシステムで、商用機の性能を実証  
     
  中外炉工業は、森林バイオマスを原料とした日本初、実用規模のガス化コージェネ実証システム(山口市)で、このほど100時間を超える連続発電に成功。商用機としての性能を実証した。山口テクノパーク内に設置された同システムは、外熱式多筒型キルン式を採用。木材チップを流動炉で燃焼させるより、2〜3倍の発熱量が得られる。  
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  オムコ医研の「いきいきコラーゲン」が注目  
     
  オムコ医研発売の健康サプリメント「いきいきコラーゲン」がリピート率80%を誇る健康商材として注目を集めている。コラーゲンを無理なく補給できるのが健康サプリメント「いきいきコラーゲン」。豚皮を原料に、添加物を一切使用せず、厳重な衛生管理の下で作られた、純コラーゲン100%の商品で、無味無臭でクセがなく、細粒状で水にも溶けやすいので、どんな飲み物や料理に入れても味を損なうことがない。お茶やコーヒー、みそ汁やスープ、あるいは料理全般に毎日少量入れるだけでよい。脂質や糖質を含まないので、糖尿・高血圧の人にも安心して使用できる。  
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  選果「アグリセンサー」を紀ノ川農協へ納入/雑賀技術研究所  
     
  紀ノ川農協(和歌山県那賀郡那賀町)はこのほど、財団法人・雑賀技術研究所が新しく開発した選果装置(商品名・アグリセンサー)を導入、出荷最盛期を迎える「桃」を対象に稼働させた。同装置は、「桃」などの糖度を、非破壊かつ透過式で測定できる新しい技術を採用、県産「桃」の市場価値向上への効果が期待される。「アグリセンサー」は、1995年に雑賀技研が開発した柑橘用非破壊糖酸度測定装置「シトラスセンサー」の感度、ダイナミックレンジを飛躍的に向上させることにより、「透過型」による桃、リンゴ、ナシなどの測定を可能にしたもの。  
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  農業機械士全国大会千葉大会を開催  
     
  全国農業機械士協議会(小田林徳次会長)は21〜23の3日間、千葉県下で第29回農業機械士全国大会千葉大会を開催した。初日は成田市のヒルトン成田で役員会、第29回総会が行われ、2日目は同会場で第29回農業機械士全国大会式典、3日目は印旛沼土地改良区などの現地研修視察が行われた。このうち、メーン行事となる式典では主催者挨拶、来賓祝辞に続き功労者表彰。次いで大会決議を採択した。  
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  全農機商連の農機販売動向調査で、久しぶりに勢い示す  
     
  全農機商連(田中直行会長)はこのほど、平成16年上期の販売実績と下期の予測を調査し発表した。この調査は傘下組合員252社を対象に6月末時点で実施したもの。回答率は34.5%。上期、下期とも前年実績を上回るとの結果で、久方ぶりの勢いをみせている。  
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  日農工青年経営者会の新会長に久松朋水氏  
     
  日農工青年経営者会は20、21の両日、北九州市で第14回総会ならびに第41回研究会を開催し、総会では新年度事業計画などを了承したほか、任期満了に伴う役員改選を行い、新会長に久松朋水氏(太陽・社長)を選出した。また、研究会では、北九州市のエコタウンセンターを見学した。新役員は次の通り。▽会長=久松朋水▽副会長=金子常雄(金子農機社長)、藤森秀一(カンリウ工業社長)▽幹事=石井幸(石井製作所社長)、平野泰孝(マルマス機械取締役)、藤井大介(フジイコーポレーション社長)、山本丈実(山本製作所副社長) =以上敬称略  
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  豊かな地域農業築く農機技術/山形農機展特集  
     
  第81回山形農業まつり農機ショー」が、7月31から8月2の3日間、東村山郡中山町長崎の最上川中山緑地公園内で、山形県農機協会、山形市、中山町の主催、山形県の後援により開催される。同農機ショーは、大正10年に第1回が開かれて以来、戦争中など一時中断した時期もあったが、80年以上にわたって、毎年農業と農機をアピールし、農家をはじめとした来場者の多くの支持を集めてきた。今回のテーマは、「21世紀 主役は農業」。同展示会の開催に合わせ、山形県農業と農業機械化事情を特集した。  
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  16年産水稲作付面積は1.7%増、コシが37%占める  
     
  農林水産省は21日、平成16年産水稲うるち米の品種別作付見込み面積を発表した。それによると、1位は「コシヒカリ」の55万2600haで、前年より1万2300ha増加し、シェアも37.2%と0.3ポイント伸ばした。また、「キヌヒカリ」が前年の6位から5位に上昇したほか、北海道の「ななつぼし」が18位から10位へと大きくランクアップした。16年産うるち米の作付見込み面積は全体で148万3900haで、前年に比べ2万700ha(1.4%)増。もち米を合わせた水稲計では153万5600haで2万6000ha(1.7%)増となった。  
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  岡山中古展が20周年・記念式典で田上稔氏に県知事感謝状  
     
  全農岡山県本部(武久源男本部長)と岡山県農機商組(田上稔理事長)共催による「岡山県中古農業機械モデルフェア」が20周年を迎えたことを記念して7月22日、行政・団体・業界関係者49名出席の下、20周年記念式典が開催された。同モデルフェアは昭和60年に第1回がスタート、現在ではその規模・内容・継続性・影響力において全国1を誇るまでに成長した。記念式典では、感謝状贈呈が行われ、実質的な提唱者であり牽引役となった岡山県農機商組・田上稔理事長に岡山県知事感謝状が贈られた。  
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