農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成23年2月14日発行 第2881号  
     
   
     
   
  食料価格高騰続く/FAO発表  
     
  国際連合食糧農業機関(FAO)はこのほど、1月の食料価格指数が平均231ポイント(前月比3.4%増)となり、FAOが測定を開始した90年以降で最高値を更新したと発表した。世界の食料価格は7カ月連続で上昇しており、食肉を除く全ての食品で大幅な価格上昇を記録した。これを受け、アブドルレザ・アバシアン氏(FAOエコノミスト、穀物専門家)は「数値は世界の食料価格に対する上昇圧力が収まる気配がないことを示している。高価格は今後何カ月も続くだろう。価格上昇は低所得食料不足国や、貧しい世帯にとって重大な懸念となる」と述べた。  
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  近畿産大豆生産、需要拡大協議会開く  
     
  近畿産大豆生産、需要拡大協議会の第2回会合が3日午前、キャンパスプラザ京都(京都市下京区)で開催され、関係者38名が参加した。猛暑における作柄安定の現場対応技術として、滋賀県農業技術振興センターと兵庫県農林水産技術総合センターから「畝間潅水、病害虫防除の徹底、簡易土壌水分計を利用した潅水診断方法技術」の報告が行われた。クボタ・ソリューション営業推進グループは、大豆300A研究会設立による大豆栽培の取り組み応援、そしてコンバインでの収穫ロス率を減少させる手法を発表した  
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  23年度上期新商品を発表/三菱農機  
     
  三菱農機はこのほど、23年度上期新商品としてトラクタ「GO/GOKシリーズ」「GX/GXKシリーズ」(Kはハーフクローラ仕様)、コンバイン「VR6108」、管理機「マイボーイシリーズ」を発表するとともに、農研機構と共同開発した「スーパーeスレッシャー」をコンバインの2条刈から6条刈までラインナップし、シリーズに追加したことを明らかにした。発売はいずれも2月。トラクタGO/GOKシリーズの特徴は、1.フロントマスクを赤基調とし、外観デザインをパワフルなイメージにした、2.さらに見やすくなったマックビジョン(BM仕様除く)―など。  
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  新型パワクロ「PC4仕様」発売/クボタ  
     
  クボタはこのほど、狭い圃場でも安心安全に楽に、快適に作業がしたいという小規模農家の声に応えた新しいパワクロ「PC4仕様」6型式を発表した。「ブルスターエクストラシリーズ」(15〜19馬力)、「キングブルエクストラシリーズ」(19〜22.5馬力)で、いずれも座席高さを低く抑えることで安心感を、低振動設計により快適な乗り心地を実現している。また、夏場の重労働である草刈り作業を軽労化する「スイング式法面草刈機 カルマックス」を発表。エンジンと刈刃部が一体化した“スイング式刈刃機構”により刈り草の排出がスムーズに行える。  
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  普通型コンバイン「AG1100」を新発売/ヤンマー  
     
  ヤンマーは2月より、110馬力の本格普通型コンバイン「AG1100」を新発売した。規模拡大に向け高精度・高能率・高耐久のコンバインを求める大規模農家や集落営農組織のニーズに対応したもので、ハイパワーと環境へのやさしさを備えたコモンレールエンジンを搭載、作業時の変速操作を低減する普通型コンバイン初の“自動快速制御”を採用。また、運転操作が簡単な“丸ハンドルFDS”により疲れにくく、長時間の作業も快適に行える。その他、レバーから手を離さずに変速や主要操作ができる“オールマイティシフトレバー”など先進の機構を多数搭載している。  
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  施設園芸用暖房システム/広瀬  
     
  広瀬は、サンシンが開発した施設園芸用の暖房システム、空気加温ヒーター「くうきおん」と培地加温ヒーター「ばいちおん」の取り扱いを開始し、注目を集めている。電気加熱式ヒーター「くうきおん」と「ばいちおん」は、これまでにない高効率の発熱体を利用して大幅なコスト低減が可能なことから、試験的な導入でランニングコストが違うという評価も得ている。また、ヒートポンプや重油ボイラーと組み合わせて使用することにより、より効率的で最適な暖房ができることから、期待されている。  
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  パックご飯加工設備を納入/サタケ  
     
  サタケはこのほど、1月に、主に自衛隊向けに生産するパックご飯の加工設備を永岡商事株式会社(広島市佐伯区)に初納入し、順調に稼働していることを明らかにした。パックご飯加工設備は、同社が2009年に発表したパックご飯(レトルト米飯)の製造装置で、「加圧・マイクロ波加熱製法」というサタケ独自の技術を駆使している。同製法は、無洗米と水の入ったトレーに圧力を加えてマイクロ波を照射し加熱するもので、米の浸漬・アルファ化・殺菌が短時間に行われ、同時に米粒の表面に硬い層が形成される。このため、ツヤ・粒感のあるもっちりした食感のご飯に仕上がる。  
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  岐阜で「アグリプロ21」開く/ヤンマー農機販売・中部近畿C  
     
  ヤンマー農機販売・中部近畿カンパニーは9〜11の3日間、岐阜県羽島市の「かんぽの宿岐阜羽島」で北陸・東海・関西地域の担い手農家を対象にした「アグリプロ21in岐阜」を開催し、当初予定を上回る2500人を超すプロ農家が会場に詰めかけた。担い手農業者向け大型機械化体系の提案はもちろんのこと、I-HMT無段変速搭載トラクタの性能を作業機の使いやすさを含め存分に体感する試乗のほか、経営の一助となる情報提供に注力。「高付加価値農業」や「売れる農産物生産」を目指す講演を多数企画するなど多様な提案で、“儲かる農業”実現のための課題解決に取り組むヤンマーの姿勢を力強くアピールした。  
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  売上高は1121億円/井関農機23年3月期第3四半期連結決算  
     
  井関農機は10日、平成23年3月期第3四半期の連結業績を発表した。それによると、売上高は1121億4000万円(前年同期比3.9%増)、営業利益29億1600万円(同33.7%減)、経常利益21億7700万円(同43.7%減)、四半期純利益6億2500万円(同76.6%減)となった。国内売上高は、前年実施された緊急機械リース支援事業に係る1〜3月の売上げ等が寄与し、農機で9億円、部品・作業機で13億円それぞれ増収となったことなどにより全体で前年同期比21億300万円増加し983億8600万円(同2.2%増)となった。  
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  第15回きさらぎ市を開催/ホクエツ  
     
  ホクエツは8、9日の両日、燕三条駅前の新潟県県央地域地場産業センターにおいて、恒例の「きさらぎ市2011」を開催。今回で15回を迎えた同市には、県内のJA、農機店、生産組合、篤農家を始め、東北・北陸・関東・中部・関西などから関係者600名余りが参観、開場から多くの人出となり、同市への関心の高さを示していた。今回のきさらぎ市では、400点余りの同社取り扱い製品の展示を行うとともに、新製品としてエダマメを主体とした多目的脱水機「HTD-10」を発表。また、苗箱回収機“ハコベルコン”、フレコン計量と個袋計量が行える“フレコンスケール”などの実演を催した。  
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  農機用洗浄剤「スーパーフラッシュ66」/鈴木油脂工業  
     
  鈴木油脂工業が開発・発売した農機具用洗浄剤「スーパーフラッシュ66」は、コンバインのチェーンなどにこびりついた頑固な油や泥土など、農業機械に付着しやすいオイルや泥などのしつこい汚れを短時間で効率よくきれいに落とせることから好評だ。コンバインのチェーンをはじめ田植機のフロートや苗板部分、タイヤやホイル、運転席のゴムマットなどの洗浄に効果を発揮する。高圧洗浄機で汚れをあらかじめ落としてからスプレーガンで噴霧し、しばらく放置すると汚れが浮き上がる。再び高圧洗浄機で洗い流せば、ブラシでこすらなくても簡単に汚れを落とせる。  
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  中国から、孫の手もみじ「桃麗人」の輸出開始/筑水キャニコム  
     
  筑水キャニコムは、中国工場で生産する新型運搬車、孫の手もみじ「桃麗人」BP31の輸出を2月15日から開始する。初出荷は300台でイタリア向け。デッドマンクラッチ装備車が売れるヨーロッパ、アジア市場から普及させる。桃麗人(ももれいじん)は、日本国内で好評の歩行小型クローラ運搬車ピンクレディタイプの世界戦略車だ。“初心者や女性、高齢者でも、一輪車替わりに簡単に手軽に安心して使える運搬車”を世界共通の課題として、超低速走行(時速0.25km)を可能にしたキャニコム独自のナ・ガ・ラ、ミッションを搭載した。狭い場所でも安心して安全に運転できる。  
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  甦った日本橋を披露/ケルヒャージャパン  
     
  ケルヒャージャパンは、昨年11月から1カ月余にわたって実施した日本橋のクリーニングプロジェクトが完了し、橋上流側面を覆っていた足場も取れたことから、7日、報道機関の関係者を対象に、100年の汚れを落として生まれ変わった同橋の披露会を屋形船船上で行った。冒頭あいさつした佐藤社長は、期間中は好天に恵まれ、これから将来に向かい、わが社がついていることを象徴しているようだと話しながら、ケルヒャーの技術、製品、コストで、日本の財産でもある日本橋のクリーニングプロジェクトを無事終了できたことは大きな誇りだと喜びを表した。  
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  竹の粉砕に威力/新興和産業のマルチパワーカッター  
     
  新興和産業が生販する樹木粉砕機“マルチパワーカッター”が竹の処理に極めて有効だとして、一般ユーザーを始め森林組合、造園業者などプロユーザーからも引き合いが寄せられ、皆伐用などに全国各地で利用されている。“マルチパワーカッター”「MPC80」は、独自の遠心クラッチ方式による断続供給で、直径90mmほどの大径の竹でもスムーズに粉砕する。また、自走式クローラータイプのため、傾斜地の多い処理現場でも楽に移動でき、その場で粉砕作業が行える。さらに、切断刃が同社独自設計の特殊スパイラル刃を採用しているため、長時間の使用でも粉砕能力が落ちない―などの特徴をもつ。  
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  県推奨型式などを推進/JA全農かながわが農機展示会  
     
  JA全農かながわ(渋谷亘農機・自動車課長)は4、5の両日、平塚市の田村事業所特設会場で、2011農業機械展示予約会を開き、クボタ、ヤンマーなどが新製品をアピールした。目標は4億円。全農かながわでは、担い手農家支援対策や、神奈川県推奨型式を推進。今回、4%相当の割引を実施した。また、クボタが推奨型式を展示した。クボタはパワクロトラクタ・キングブルKB21エクストラや2条全面刈りコンバイン・ラクティーER213などを実演。ヤンマーはエコトラEG330の実演や田植機RJシリーズやVP1などを展示し、注目を集めていた。  
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  22年の作業機出荷は347億円/日農工作業機統計  
     
  日農工作業機部会(鈴木康夫部会長)はこのほど、平成22年1〜12月の作業機の生産・出荷・輸出入実績をまとめた。それによると、生産は312億8903万円(前年比は報告メーカーが異なるため参考となるが、92.5%)、出荷は国内向けが346億9138万円(同97.7%)、輸出向けは9億6040万円(同48.3%)となった。輸入は59億628万円(同95.4%)。トラクタ用作業機では耕起用作業機や施肥用、運搬用が増加した。  
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  健全な農業を推進/東北土を考える会が総会  
     
  東北土を考える会(日野杉雅彦会長)は5、6の両日、岩手県花巻市のホテル志戸平で、「東北農業を今一度、洗濯いたし申し候」をテーマに、2011年総会ならびに研修会を開催した。会場には、会員、関連企業、事務局のスガノ農機関係者ら100人を超す参加者が集まり、土づくりなどに関する農業情報を交換し合い、今後の営農に資した。外崎昭三副会長の開会宣言の後にあいさつした日野杉会長は、汎用田づくりにおいて、乾田直播の取り組みでは、昨年の異常気象の中でも移植と同等もしくはそれ以上の収量と品質を得たとする報告を受けていると紹介した。  
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  地域ぐるみの取り組みを/東京農大が農作業事故の予防でシンポジウム  
     
  東京農業大学総合研究所労災対策研究部会は4日、都内世田谷区の東京農業大学にて、第6回農業労災対策シンポジウム「農作業事故の予防と労災補償対策―地域農業のリスクアセスメント―」を開催した。シンポジウムでは、曽我部亮氏(農林水産省生産局生産支援課)が「農作業事故調査結果と問題点」と題して、農作業事故の現状などを説明。また、「労災事故は、なぜ、どうして起きるのか―地域農業のリスクアセスメントによる防止対策―」と題して講演した三廻部眞己氏は、「険予知のために地域ぐるみのリスクアセスメントを導入すべき」と力強く述べた。  
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  機械化で高品質生産/平成22年度全国麦作共励会表彰式  
     
  全国米麦改良協会、全中は9日、東京・平河町のルポール麹町で、平成22年度全国麦作共励会中央表彰式を行い、農林水産大臣賞には、農家の部では大川泰範氏(愛媛県・松前町)、集団の部では実取近代化営農集団(栃木県大田原市)が選ばれた。いずれも、機械化等により、低コスト、高品質麦の生産を実現している。表彰式では、全国米麦改良協会の百足芳徳副理事長があいさつ。その後、佐々木昭博審査委員長(農研機構理事)から審査報告があった。表彰式では、農林水産大臣賞は松木けんこう農林水産大臣政務官が、賞状とトロフィーを授与した。  
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  「プラッター」で商標登録/小林産業の新型草刈りアタッチメント  
     
  小林産業が発表した新型草刈りアタッチメント(特許取得済み)が、ナイロンコードと支持ディスクという簡単な構造ながら、草刈刃の3倍の作業能率と、疲労度は10分の1という画期的な特徴により市場で大反響を巻き起こしている。受注急増に対応、急きょ増産体制で応えていく。同社では商品名を「モンスターカッター」と発表したが、すでに商標登録があったため、新たに「プラッター」に変えて商標登録し、3月より新発売する。  
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  日独交流150周年のスポンサーに参加/スチール  
     
  スチールは、日本とドイツ両国の外交関係樹立150周年を祝う「日独150周年」のスポンサーに参加する。1861年日本と当時のプロイセンの友好条約が締結され、日本とドイツの正式な通商関係が始まった。日独両国は、その歴史の中でさまざまな時期をくぐり抜け、世界有数の経済大国となっている。同社ではスポンサーとして、2月7日〜13日まで開催されるさっぽろ雪まつりの「すすきの氷の祭典」で製作展示する氷彫刻に「日独交流150周年」のロゴを使用しPRする。その模様を同社HPで、製作から完成までレポートする  
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  豪雪で多目的トラクタが除雪用に販売拡大/共栄社  
     
  共栄社が輸入している多目的トラクタが、今冬の豪雪で販売に拍車がかかっている。同社では、米国ベンチャープロダクツ社製・多目的トラクタ“ベントラック”「4200VXD」と「LT3000」の2機種、また、同トラクタ用のアタッチメント30種類を発売。今年は各地で豪雪となったことから、数多くのアタッチメントの中から、スノーブロワーを装着し、除雪機用として同トラクタを購入するユーザーが増加。また、同トラクタを芝管理・緑化管理用としてすでに購入している積雪地帯のユーザーからは、スノーブロワーをアタッチメントとして追加購入したいという受注が寄せられている。  
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  中国の林業機械化事情/林機協が林業機械化研究会開く  
     
  目覚ましい経済発展を遂げている中国の林業機械化の現状を共有しようと林業機械化協会(伴次雄会長)は9日、都内の全国燃料会館で「中国南部の植林状況と伐採機械化のポテンシャル―日本、東南アジアへの波及効果を含め」をテーマに、今年第2回目の林業機械化研究会を開催した。講師は恵州南油林業経済発展有限公司・副総経理の遠藤正俊氏で、遠藤氏は王子製紙グループとして中国周辺で取り組んでいる植林状況をはじめとして、林業機械化の現状を報告し、機械化対応が必要な実態を紹介。「近隣諸国を含めれば日本の機械化ニーズの数倍がこの地区にはある」と指摘した。  
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  林業はよみがえる/梶山氏の新刊を読み解く  
     
  現在、内閣官房国家戦略室内閣審議官として森林・林業再生に向けた政策立案に尽力している梶山恵司(かじやま・ひさし)氏。この1月中旬に日本経済新聞出版社から「日本林業はよみがえる―森林再生のビジネスモデルを描く」を上梓した。現在、具体的に進められている森林・林業再生プランはもとより、将来へつなげたいとする強い思いが込められている。同書を読み解きたい。  
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  機能や安全性が向上した田植機・育苗関連機器  
     
  春商戦が本番に入り、各地で展示会などがめじろ押しだ。昨年の稲作は、天候不順等の影響で作柄が思わしくなく、心白・腹白、充実不足、整粒不足など、品質も著しく低下し、1等米比率の全国平均は61.9%と低水準となった。しかし、中には、育苗段階からしっかりと栽培管理を行い、また品種転換を図るなどして90%を超える1等比率を確保している産地も多い。付加価値を高める減農薬のための育苗技術や、適正施用を実現する同時散布機など、高品質米作りに貢献する新製品をアピールし、生産者の購買意欲を喚起したい。  
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  畦畔管理に資機材が活躍  
     
  畦管理の機械化は、ドラム式の畦塗機の登場で大きく進展した。乾田用や湿田用など、圃場の条件に合わせた仕様が登場し、畦の高さも、深水管理に対応した高い畦ができるものも出ている。また、トラクタに装着した際の、作業時と移動時の切り替え、隅を塗る際のコントロールの容易化など、より使いやすいものが開発され続けている。さらに、カメムシ類の防除の必要性から取り組みが進展している畦草刈りは、刈払機のみならず、専用の畦草刈機、トラクタ装着のモアなど多様化し、農家のニーズに応えている。  
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  整備事業を確立し経営体質強化図る  
     
  農機整備事業を確立しそれによる経営体質強化が進められている。その背景には、農機の長期使用がある。また、規模拡大で農機の使用時間が増え、適期作業を逃さないためにもしっかりと点検・整備を行い、コンディションを整えていく必要が高まったこともある。さらには、農作業の安全確保の観点からも、機械をベストに保つことが必要となっている。全国農機整備技能士会では、「有資格者の、有資格工場における、有責任修理」を掲げ、事業として収益を出し、責任ある対応がとれる体制づくりを目指している。  
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