農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成23年11月14日発行 第2917号  
     
   
     
   
  1年半で576の一般法人/改正農地法後の農業参入  
     
  農林水産省はこのほど、今年8月末までの改正農地法施行後の一般法人の農業参入の状況をまとめた。それによると、改正農地法の施行後の約1年半で新たに576法人が参入した。これは、改正農地法の施行前の約6年半での436法人を上回り、農業が多くの業種から注目されている状況を示している。新規参入の576法人について、業務形態別にみると、食品関連が128(22%)、建設業が88(15%)、農業が73(13%)、製造業が38(7%)、その他が249(43%)となっている。  
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  飼料米の調製機など/国産飼料プロの成果発表会開く  
     
  農林水産省及び農研機構は8日、都内港区の南青山会館にて、「自給飼料を基盤とした国産畜産物の高付加価値化技術の開発(国産飼料プロ)」の成果発表会を開催し、飼料用米の特性や給与方法などについて5つの成果発表を行った。そのうち「飼料用米を効率よく給与するための調製・加工方法」を報告した農研機構畜産草地研上席研究員の浦川修司氏は、飼料用米収穫には自脱型コンバインの適応が必要なことや、調製作業(破砕・SGS調製)については、個別農家向けにローラ式とインペラ式の脱皮破砕機械を開発中であることなどを語った。  
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  サタケが「ピカ選」の3.2tタイプを新発売  
     
  サタケはこのほど、農家用小型光選別機「ピカ選」のシリーズに6〜8インチ籾摺機に対応する「ピカ選3.2tタイプ」(型式=FGS-3000)を新たに追加、11月1日より新発売したことを明らかにした。出荷は来年2月からの開始予定。同社では、大型農家や営農集団向けに初年度300台の販売目標を設定している。新製品は、ピカ選の特徴である、フルカラーCCDカメラ搭載による高い選別性能や付帯品不要のオールインワン設計などを継承しつつ、大流量、搬送系の強化による高耐久性―等を実現、大規模稲作農家や営農集団の要望に応えた高性能機に仕上げられている。  
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  スガノ農機の協力で「1粒点播」に挑戦  
     
  10月28日に、「中国四国土を考える会」の副会長で、岡山県瀬戸内市邑久町の嘉数(かすう)末弘さんの圃場において、「1粒点播」で乾田直播したうるち米アケボノ80aの稲刈りが行われた。「1粒点播」は、嘉数さんの長年の夢であったが、今回、近畿中国四国農業研究センターが水稲種子の形状に合わせた穴を持つ播種ロールを開発・試作し、スガノ農機の協力のもとに実現した。刈り取ると、稲ワラが明らかに少ないのに収量は1反当たり8.7俵あり、屑米も少なく、この地域の慣行並みの収量を確保した。  
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  安全装備で安心作業/オーレックの乗用モアを愛用  
     
  農業機械に係る死亡事故270件のうち、人が機械と柱や壁、樹木との間に挟まれる事故は33件(12.2%)。歩行型トラクタの死亡事故では、3分の1が挟まれ事故だ(2009年)。小型機械といえども、いったん挟まれたら逃げ出すことは難しい。オーレックは、乗用草刈機で作業中に枝の間に挟まれても機体が緊急停止し、自動的に微速後進してエンジンを停止するスマートシステム搭載機を発売している。この安全装備が充実した乗用草刈機を、4年間にわたり使っている小川清文さんに取材した。  
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  スチールが全国4会場でフォレストリー・フェスティバル  
     
  スチールは、ニュージランドのチェンソー・プロトレーナーであるウェイン・ジョーンズ氏を招き、8日に東京都檜原村、11日には山口市徳池で“STIHLフォレストリー・フェスティバル”を開催。また、14日は島根県奥出雲町で、16日は岡山県矢掛町において、同フェスティバルを開催し、3年連続世界チャンピオンに輝いたジェイソン・ウエインヤード氏を招き、ティンバースポーツのデモンストレーションを行う。8日の東京会場には、森林組合、農林機店、山子さんなど当初の予想を上回る200名が参観。ジョーンズ氏による伐倒・造材講習、枝払いなど、プロの実演、講義を熱心に見聞した。  
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  フードファディズムとは/松山記念館で講演会  
     
  松山の創業者松山原造翁と2代目松山篤翁の業績を記念・顕彰する財団法人松山記念館(松山信久理事長)は4日、松山本社で文化講演会を開催した。今回は食育講座「フードファディズム〜メディアに惑わされない食生活」と題し、群馬大学教育学部教授(農学博士)の高橋久仁子氏が講演した。文化講演会は、重要な事業の一つで設立後毎年開催し今回で20回目となる。上田市と上田市教育委員会が後援する。冒頭挨拶した松山社長は、今回のテーマであるフードファディズムに触れたあと、「食にかかわる農機業界にとって、非常に興味深い内容であり、しっかり拝聴したい」と述べた。  
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  売上高は723億6800万円、国内トラクタ増加/井関農機第2四半期決算  
     
  井関農機は10日、平成24年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。それによると、平成23年4月1日〜9月30日の売上高は723億6800万円で前年同期比4%減、営業利益は26億3600万円、同15.1%増、経常利益24億3600万円、同38.2%増の減収増益となった。四半期純利益は18億900万円、1株当たり四半期純利益は7円87銭。第2四半期の国内売上高は610億6100万円で7.9%減少したのに対し、海外売上高は113億700万円で23.7%の大幅アップとなった。部門ごとの状況をみると、農業関連事業は、国内はトラクタ、耕うん機などの整地用機械が6.9%増加した。  
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  恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーション電源に/M・I・Tのサンブレスが活躍  
     
  M・I・T発売の移動式太陽光発電機「サンブレス」(実用新案申請中)が、都内のホットスポット「恵比寿ガーデンプレイス」に設置され話題を呼んでいる。恵比寿ガーデンプレイスでは、恒例のイルミネーションが華やかに冬の夜空を飾る。今年は大震災の影響で節電が求められ、点灯が危ぶまれたが、移動式太陽光発電機「サンブレス」2台を導入、実施に漕ぎつけた。太陽光を利用した発電であることがアピールできること、無音で、環境に配慮した発電ができることから、こうしたイルミネーションの電源にはぴったり、と評価されたもので、同様の引き合いが活発化している。  
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  ネーミング大賞候補に筑水キャニコムの「あぁ〜おふくろさんョ」  
     
  筑水キャニコムの小型特殊自動車「あぁ〜おふくろさんョ」が、日刊工業新聞社主催、第22回読者が選ぶ“ネーミング大賞”ビジネス部門にノミネートされた。同社製品は5年連続で入賞し、今回のノミネートは6年連続。昨年は原付電動四輪バイク「おでかけですカー」が、生活部門で2位を受賞した。小型特殊自動車「あぁ〜おふくろさんョ」のネーミングは、いつも傍にいて、いろんなところで傘になる“おふくろさん”のように、やさしさ(安全)、包容力(安心)を持った商品になるようにとの想いを込めたという。  
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  昭和貿易が扱うフェルコ剪定ばさみがグッドデザイン賞  
     
  昭和貿易がスイスフェルコ社より総輸入販売を行っている各種剪定ばさみがこのほど、「2011年度グッドデザイン賞」を受賞した。同社は約7年前から、フェルコ剪定ばさみを果樹や花き・植木生産者をはじめ造園業者や園芸愛好家などを中心に販売。愛用者から「作業が楽になった」「使い易い」など高評価を受けている。今回受賞したのはバッテリー式剪定ばさみ3アイテムとマニュアル式剪定ばさみ9アイテム。バッテリー式は高齢作業者を対象としつつプロユースとして持つべき性能を維持し、高度にバランスがとれている点や質感と色彩の美しさ、品質の高さなどが評価された。  
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  TPP反対で6000名集め集会  
     
  TPPから日本の食と暮らし・いのちを守る国民集会実行委員会(萬歳章委員長=JA全中会長)は8日、都内の両国国技館で約6000名を集め、TPP反対を訴えた。JA全中など農業関係の他、日本医師会や日本看護連盟など医療関係、消費者団体などからリレーメッセージが寄せられ、政府からは納得のいく説明がない、国内への影響が示されていないなど強い反対の声があがった。  
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  団体戦は熊本県が優勝/第20回産業用無人ヘリコプター飛行技術競技大会  
     
  農林水産航空協会と全国産業用無人ヘリコプター推進協議会は11月2日、茨城県水戸市鯉淵町の農林水産省農林水産研修所つくば館水戸圃場において「第20回産業用無人ヘリコプター飛行技術競技大会」を開き、高度な無人ヘリ操縦技能を披露した。このうち、最も技能優秀な選手1組に贈られる農林水産大臣賞には栃木県塩谷地方農業共済組合の本間勲(競技者)・岡本教男(合図マン)ペアが競技得点3220点満点中3175.48点を獲得、栄誉に輝いた。このほか今回新たに設けた団体戦表彰では1位=熊本県▽2位=青森県▽3位=栃木県が受賞した。  
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  山岡氏、村田氏ら/発明協会・近畿、四国発明表彰で受賞  
     
  発明協会はこのほど、平成23年度の近畿、四国地方などの発明表彰受賞者を発表した。業界関係では、近畿経済産業局長賞に「四輪駆動型芝刈機用の車軸駆動装置」で、神崎高級工機製作所の岩木浩二氏、石井宣広氏、TUFF TORQコーポレーション社長・咲川薫徳氏、同社・川上学氏、元神崎高級工機製作所の長田健太郎氏が選ばれ、実施功績賞を代表取締役社長の山岡靖幸氏が受賞。また、四国地方の中小企業庁長官奨励賞に「自走式乗用草刈機」でアテックスの重見和男氏、森田聡氏、池田智治氏が選ばれ、実施功績賞を代表取締役社長の村田裕司氏が受賞した。  
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  森林整備に活躍するチェンソー  
     
  急峻な作業地を抱える日本の林業にとって、機動性の高さなどから欠かせないのがチェンソーだ。昭和29年の洞爺丸台風による風倒木処理用にと本格導入された57年の歴史を積んでおり、最も馴染み深い林業機械のひとつと位置付けられている。最近は、軽量・コンパクト化、環境対応に加えて、より安全に、より効率的に作業できる仕様にグレードをあげており、様々な場面で存在感を発揮している。そんなチェンソーの現状と各社の対応をクローズアップした。  
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  林業再生を力強くリード/11月20、21日に森林・林業・環境機械展示実演会  
     
  最新の林業機械、森林・木質資源の有効活用を広げる環境関連機械から森林情報機器、安全用品まで林業に関連する機器類が一堂に顔を揃える「2011森林・林業・環境機械展示実演会」が11月20、21の両日、第35回全国育樹祭記念行事として奈良県五條市出屋敷町の北宇智工業団地大和ハウス工業第一工場敷地を会場に開かれる。林業機械化協会(伴次雄会長)と奈良県とが共催するこの展示実演会は、国土緑化推進機構の平成23年度「緑と水の森林ファンド事業」の助成を受けて開かれる我が国では唯一といわれる林業機械関連の総合展示会。関連機器の現状を把握するにはまたとない場となる。  
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  500機超える新鋭機揃う/森林・林業・環境機械展示実演会  
     
  全国の林業関係者が注目し、足を運ぶ「森林・林業・環境機械展示実演会」。最新の林業機械が高性能な大型林業機械からチェンソーの手持ち機械、資材類まで一堂に顔を揃えるからだ。林業機械化のいまを知り、最新の技術情報を得るにはこれ以上ない機会となっている。この20、21の両日、奈良県五條市で開かれる同展示実演会の見どころ、重点機種をみた。  
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  林業の活性化に貢献/高性能林業機械メーカーインタビュー  
     
  公共建築物に対する木材利用の推進をはじめ、きのこに代表される多様な林産物の6次産業化など、国内林業や木材産業の再生に向けた取り組みが加速している。加えて、東日本大震災と原発事故を契機にして再生可能エネルギーの一つでもある木質バイオマスへの注目度が高まる中で、林業に注がれる期待は従来にも増して高まりをみせている。そうした状況下、高性能林業機械も林業活性化をリードする役割を担っており、幅広い活躍、利用に対して大きな関心を集めている。ここでは、各種森林・林業・環境機械を取り扱つかう主要企業のトップ、林業担当責任者に展示会の見どころや市場の展望、営業戦略などを伺った。  
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