農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成24年7月2日発行 第2947号  
     
   
     
   
  中山間直接支払は533億円で2.8%増加/23年度・農林水産省まとめ  
     
  農林水産省は6月26日、平成23年度における中山間地域等直接支払制度及び農地・水保全管理支払交付金の実施状況を取りまとめて発表した。中山間地域等直接支払制度の23年度の交付総額は532億8000万円で前年度に比べ14億8600万円(2.8%)増加した。また、農地・水保全管理支払交付金は共同活動支援が436億2700万円、向上活動が47億3800万円だった。中山間地域等直接支払の協定数は2万7570協定、交付金が交付された面積は67万7633haとなった。  
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  農作業改善のマニュアルを作成/ILO  
     
  ILO(国際労働機関)はIEA(国際人間工学協会)と、農村と農業環境で実用的な活動のための長期の共同研究を行い、低コストまたは無償で達成できる実用的な人間工学的改善のマニュアルを発刊した。同マニュアルには、1.物質の貯蔵と取り扱い、2.ワークステーションとツール、3.機械安全、4.農業用車両、5.物理的環境―などについて100の項目についてイラスト入りで実例をあげ、作業関連の事故と疾病を減少させ、生活水準を改善し、生産性を向上させるチェック項目を示している。  
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  持続可能な開発へ/「リオ+20」が成果文書  
     
  「リオ+20(国連持続可能な開発会議)」が6月20〜22の3日間、ブラジルのリオデジャネイロで開催された。同会議は、1.持続可能な開発及び貧困根絶の文脈におけるグリーン経済、2.持続可能な開発のための制度的枠組み―をテーマに開催され、成果文書「我々の求める未来(THE FUTURE WE WANT)」が採択された。同文書では、農林水産分野で、各国の多様な農業を考慮した持続的な農業生産の増大と生産性の向上、被投資国・小農を含む現地の人々・投資家の三者が裨益するような「責任ある農業投資原則(PRAI)」などが盛り込まれている。  
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  ハーフクローラトラクタシリーズ化など新商品20品目58型式を発表/ヤンマー  
     
  ヤンマーは6月28日、記者会見し、平成24年度上期の新商品として、主要3機種を含む20品目30型式を発表した。トラクタはハーフクローラタイプを更に充実、16〜105馬力までシリーズ化を完成。また兼業農家に農業の継続を促す25馬力の超廉価版を限定機として発表した。田植機はディーゼルエンジン搭載の5条、7条植えを追加。コンバインは低価格を実現した6条刈とディーゼルエンジン搭載の4条刈を発表。その他、大豆脱粒機、管理機、除雪機、全自動野菜移植機、乗用全自動野菜移植機、枝豆収穫機、甘藷つる処理機、自走ロールベーラ、運搬車などを新発売する。  
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  ベール重量10kg前後の自走ロールベーラ発売/IHIスター  
     
  IHIスターは、直径46cm、幅60cmのベールを作る、稲わら・麦わら・牧草梱包機械「自走ロールベーラ JRB0750D」を発売する。できあがったベール重量は10kg前後となり、手軽にベールを動かすことが可能となった。今回の新製品は、湿田に強い低接地圧クローラで、切わら、長わら、牧草に対応でき、小型で操作感も抜群であり、「オールインスモールワン」なことから、稲わら、麦わら、牧草の梱包に最適。走行クラッチ、作業クラッチが「入」の時、エンジンスタートができない安全設計、狭圧防止装置付きでバック時も安心、各操作毎にレバーを独立して配置など様々な特徴がある。  
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  新型ウィングハロー投入/松山  
     
  松山はこのほど、新製品としてニプロウィングハロー「WCS10シリーズ」3型式と同「WBS10シリーズ」8型式を発表した。WCS10シリーズは、2004年に発売以来好評を得ている小型トラクタ向けの00シリーズを、「よりお客様のニーズに応える」として、上位機種で採用されている多くの機能を搭載し、リーズナブルな価格で発売する。WBS10シリーズも、2005年に発売し高い評価を得ているWBS05シリーズを充実装備の新シリーズとして発売する。  
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  バッテリー式芝刈機を新発売/スチール  
     
  スチールは、6月1日より36Vリチウムイオンバッテリーを搭載した芝刈機「RMA370」を新発売した。バッテリータイプのため、住宅地や公共施設などの騒音が気になる場所、排ガスを嫌う場所での作業に最適な芝刈機。また、燃料を準備する手間や、電源コードの長さを気にしながらの作業がなく、手軽に芝刈り作業が行える。刈幅は370mm。刈高は30〜70mmまで、工具を使わず好みの高さに調整できる。着脱が簡単な大容量の集草箱を標準装備。刈り芝の後処理に手間がかからない。  
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  2WAYローター、ハロー、畦塗機に「スーパーシリーズ」/小橋工業  
     
  小橋工業はこのほど、大規模プロ農家への新たな提案として、好評発売中のアース、サイバーハロー、ガイアそれぞれの大型クラスの新シリーズを開発、「スーパーシリーズ」と銘打って9月より新発売する。アースは適応トラクタ48〜75PS、耕幅2.0、2.2、2.4mをラインアップ。サイバーハローは55〜85PSクラスのトラクターに最適な設計で、カルコンが充電式に進化、電池切れの心配がない。大型ガイアのトラクタ適応馬力は48〜95PSで、ドラムの上下調整がトラクタの外部油圧で操作できるなど大きく進化している。  
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  充実装備の新型SS/丸山製作所が発売  
     
  丸山製作所はこのほど、新型ステレオスプレーヤ「SSA-E540DX」を7月から発売することを明らかにした。同機は、市場で好評を得ているSSA-E500DXの上位機種に当たり、低価格ながら性能向上を目指して開発を進めたもの。コンパクトな機体に充実した装備を誇り、主に棚づくりを行う果樹農家をユーザー対象としている。4WDの足回りで不整地などでも高い走行性を発揮、しかもスムーズで操作感のいい全油圧式パワーステアリングを装備し、スマートなボディーと相まって小回り性のいいSSに仕上がっている。  
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  自走給餌車を新発売/タカキタ  
     
  タカキタはこのほど、創業100周年記念モデル第4弾の新製品として、畜酪農家へ向けて、4WSで小回り走行できる自走給餌車「EF2040」を発表した。四輪操舵とパワーステアリングを採用、車体外側の最小旋回半径は1745mmと小回り旋回でき、効率的な作業が行える。8月より受注販売を行う予定。主な特徴は、1.四輪操舵とパワーステアリングを採用、小回り旋回が行え、畜舎の狭い通路でも使いやすい、2.ステップ台の足元にあるペダルで車体の前後進の操作が行える、3.給餌口はベルトコンベア式で給餌時の音が静か―など。  
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  チェンソーチャンバー開発/ハリマ興産  
     
  ハリマ興産は、「チェンソーチャンバーK1」を開発、販売を始めた。チェンソーが有する鋸断能力を最高レベルまで引き出すための競技用および実験器具として販売するもので、同機を使用すれば、丸太切りのスピードなどが驚異的に高まる。同社は、同機を装着した場合はチェンソーメーカーの保証はいかなる場合も対応しない、高温部がむき出しなので取り扱いに注意が必要、安全防護具を必ず付けて使用する―などの注意事項を掲げ、安全使用に万全を期すよう、併せて呼びかけている。  
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  インドネシアに新会社、トラクタ1万台生産へ/井関農機  
     
  井関農機は7月1日付で、インドネシアに製造・販売を目的とした新会社「PT ISEKI Indonesia」(仮称)を設立するために設立準備室を設置した。事業内容は農業機械の製造販売で、主に低価格トラクタを年間1万台生産する計画。欧米、東南アジア向け低価格製品の製造拠点として、将来にわたり農機市場(同国は水稲生産量世界第3位)の拡大が見込める同国を選択し設立し、井関グループの海外展開をさらに加速させるとともに、収益性の向上を目指す、としている。  
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  「2012夢農業新機種発表商談会」を開催/福岡九州クボタ  
     
  福岡九州クボタは6月27日〜7月2日の6日間、博多区築港の福岡国際センターで「2012夢農業新機種発表商談会」を開催した。期間中の動員は1万5000名、成約目標は41億5000万円。「共に歩もう!がんばろう、日本農業」をテーマとした会場には、低コスト・高耐久のワールドシリーズを中心とした新機種の他、農業経営をコスト面で支援しようと「特価」を付けた主要機、関連商品が展示され、デフレ経済下の対応として注目を集めた。また、同社がその普及に注力する鉄コーティング直播のコーナーでは、今月発足した「鉄まきクラブ」の入会説明が行われ話題を呼んだ。  
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  フェスタで勢い/ヤンマー農機販売・甲信推進部  
     
  ヤンマー農機販売・関東甲信越カンパニー甲信推進部は6月22〜24の3日間、松本市石芝のIHIシバウラ工場敷地内に特設会場を設置、「ヤンマー創業100周年記念大感謝祭 農機フェスタ2012」を盛大に開催、実演・試乗を交えて多数の新商品をアピールした。会場構成は、入り口右手にトラクタ、左手に管理機およびその実演圃場、それぞれのバックに作業機類、野菜移植機、稲用播種機、乾燥機、防除機など。奥には新製品発表ステージ、農作業安全コーナー、コンバインなどを配し、また、田植機や新型トラクタの実演・試乗コーナーもおいた。  
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  新社長に杉野氏/エム・エス・ケー農業機械  
     
  エム・エス・ケー農業機械は6月26日開催の同社定時株主総会並びにその後の定例取締役会で役員改選を行い、新社長に杉野俊樹氏を選任した。杉野氏は54歳、慶應義塾大学工学部卒、1980年4月三菱商事産業機械部入社、製紙・繊維機械ユニットマネージャー、ブカレスト駐在事務所長などを歴任、今年4月23日エム・エス・ケー農業機械入社、顧問に就任していた。そのほか新執行役員に伊藤弘サービス部長を選任した。また、同社は、池袋と埼玉県上尾市の上尾事業所の本社部門を北海道恵庭市の道央支社敷地内に移転し、8月17日付で業務を開始すると発表した。  
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  「お米で元気!絵画コンクール」開催/サタケ  
     
  サタケは、地元・東広島市の小・中学生を対象に「お米で元気!絵画コンクール」を開催する。7月1日より募集を開始した。「お米で元気」をテーマにした絵画コンクールは、自由な発想で子ども達なりの「元気」を広く社会に伝え、お米への関心を高めることで、お米を中心とした健康的な食生活の推進を目的としている。なお、同コンクールは地元・東広島市が推進する「東広島市シティプロモーション」認定事業にも指定されており地元の活性化への貢献も期待されている。  
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  人気番組に登場し、林業機械の役割アピール/イワフジ工業  
     
  イワフジ工業が生販に当たる林業用フォワーダがフジテレビの人気番組「ほこ×たて」に登場、全国の視聴者に林業機械の一端を知らしめた。番組企画が同社に寄せられた際、及川社長は、林業、林業機械を世の中に知らせる好機と参加を快諾した。6月24日のゴールデンタイムに放映された中では、手づくりで同機が製造されている同社工場内の場面や、番組に登場したフォワーダU6-CGによる林内での作業風景が流され、及川社長の思いも叶うような構成となった。  
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  活発に営農提案/JAグループ京都が営農フェスタ  
     
  JAグループ京都は京都府福知山市の三段池公園で6月21〜22日、営農提案に特化した展示実演会「営農フェスタ2012」を開き、1100人を超す組合員らが最新情報を満喫した。同フェスタは今年で2回目の試み。新製品や安全な農作業の提案とともに営農に役立つ新技術の紹介や講習を実施した。農業機械の実演・試乗に加えて大規模農家を対象にした調製ライン・省力化を図る関連機械の展示提案、肥料農薬・資材情報なども発信。農業機械はクボタと関連商品メーカー22社が出品協力し、幅広い商品を提案した。  
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  片倉機器工業の新社長に高田氏  
     
  片倉機器工業は6月18日開催の同社定時株主総会で、新社長に高田立雄氏(たかだ・りつお)を選任した。高木光一前社長は退任した。新社長の高田氏は、昭和35年9月、新潟県長岡市に生まれ、中央大学理工学部を卒業。昭和60年に片倉工業に入社。平成22年6月、日本機械工業取締役を経て、今回片倉機器工業の社長に就任した。  
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  23年度は608万台を出荷/販売経路、需要部門別エンジン出荷・陸内協  
     
  日本陸用内燃機関協会(菱川明会長)はこのほど、「平成23年度陸用内燃機関の販売経路別及び需要部門別出荷状況について」まとめ、公表した。それによると、平成23年度は、ガソリンとディーゼルエンジンを合わせて607万6000台を出荷、前年比94.6%と減っており、自家用45.2%、直売18.0%、単体輸出36.6%という内訳となった。また、国内の販売台数は385万1300台となり、前年度比93.3%と減少、その中で自家用輸出、販売店向けは増加している。需要部門別出荷では、国内の場合、土木建設・運搬荷役・産業機械が同112.2%と二桁の伸びを示している。  
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  全国農業機械化研修連絡協議会の会長に山田氏/24年度総会を開催  
     
  全国農業機械化研修連絡協議会(安井貢会長)は6月28日、都内の馬事畜産会館で第45回通常総会を開催し、平成23年度事業報告並びに収支決算、24年度事業計画並びに収支予算案など一連の議案を審議し、原案通り可決した。第4号議案の24年度役員選出についてでは、会長に愛知県立農業大学校校長の山田勝氏、副会長に轟吉美氏(茨城県立農業大学校校長)、松田昇氏(沖縄県立農業大学校校長)を選出、就任した。総会終了後は、農業機械化研修担当者研究会が行われた。  
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  バイオマスの活用推進/有機資源協が総会と講演会  
     
  一般社団法人日本有機資源協会(児玉徹会長・東京大学名誉教授)は6月22日、東京都中央区の馬事畜産会館で第1回定時総会並びに一般社団法人移行記念講演会を開催しバイオマスの利活用の今後の展開について情報を共有した。講演会に先立ち行われた総会では、平成23年度事業報告及び収支決算について、役員の選任についてなど4つの議案を審議し、可決、了承した。同協会では、事業活動として、「バイオマス活用推進事業」をはじめとして「人材育成事業」「バイオマスマーク推奨事業」などを展開している。  
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  米粉食品グランプリ創設へ/米粉ネットが総会  
     
  NPO法人国内産米粉促進ネットワークは6月26日、東京・永田町の衆議院第2議員会館会議室で、平成24年度通常総会を開き、24年度事業計画などを承認した。今年度は、「米粉食品グランプリ」(仮称)創設のための調査を開始する。総会終了後は会員懇話会を開き、事例紹介や自民党米粉推進議員連盟幹事長の小池百合子氏の講演が行われた。米粉食品グランプリは、全国統一のコンテストとして位置付け、創設を検討する。また、「日本橋美人博覧会」とのコラボレーションによる米粉促進活動を行う。  
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  最新のガーデントラクタ/IHIシバウラが機器展示  
     
  IHIシバウラ トラクタ・グリーン事業部は6月23、24の両日、東京都世田谷区の東京農業大学世田谷キャンパスで開かれた日本芝草学会春季大会会場に公園緑地管理や校庭芝手化に最適な芝草管理用機械を並べ、最新の管理機器情報を学会参加者に提供し、PRした。展示した芝地緑化機器は、「市場に投入されて間もないガーデントラクタ」(同社)であるGT240をはじめ、ローントラクタLT182、手動式芝刈機に更新作業用の歩行式エアレーション作業機イージーコSEC208、デサッチャーSDT22と手押し式目砂散布機。いずれも、公園や校庭芝地での管理に能力を発揮する機種で、芝地管理機器の総合メーカーとしての同社の力量の一端を示した。  
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  創立40周年機に飛躍誓う/芝草学会春季大会  
     
  日本芝草学会(米山勝美会長・明治大学農学部教授)は6月22〜24の3日間の日程で2012年度春季大会を創立40周年の記念大会として開催。22日の見学会を皮切りに、23日に都内世田谷の東京農業大学世田谷キャンパスでゴルフ場、校庭芝生の両部会のシンポジウム、学会総会、芝生文化大賞、学会賞の授与、受賞者講演会と40周年の記念式典、記念講演会を実施。24日に公園緑地、グラウンドカバープランツの部会、研究発表、ポスターセッションなどが行われ、日頃の研究成果を示すとともに、これからの芝の利用拡大、適正な管理に向けて英知を集めた。春季大会には、資材展示としてIHIシバウラ、共栄社の芝草管理機器メーカー他、種や資材を扱う14の企業が屋外、屋内展示で自社製品をPRした。  
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  ペレット普及に対応/日本木質ペレット協会が総会  
     
  一般社団法人日本木質ペレット協会(熊崎實会長・筑波大学名誉教授)は6月22日、東京都港区のメルパルク東京で平成24年度定時総会を開催し、平成23年度事業報告並びに収支決算、平成24年度事業計画案並びに収支予算案、事務所移転、役員辞任に関する件の計4つの議案について審議し、事務局案を可決、了承した。役員人事では専務理事に長野県上伊那森林組合参事の寺澤茂通氏を選出、就任した。24年度事業では、木質ペレット品質規格、認証制度に続いてペレット運搬・保管・移送の管理アニュアル作成を検討するとともに、ペレットストーブのガイドラインを作成していく。  
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  国の礎「道農産物」生産支える農業機械  
     
  道内で毎年7月に入り注目されるのが、恒例の「北海道土を考える会 夏期研修会」。今年も5、6の2日間、上富良野にあるホワイト農場で開催される。また、日本の「食料基地」である北海道は、国の礎とも言える「食」に対する貢献度が年々高くなり、安全・安心な農産物の安定的な供給が全国の消費者から支持されている。国民が幸福で豊かな生活をするためには、北海道の農家と農業機械が果たさなければならない使命は今後ますます多くなることは間違いなく、日本の経済を回復させるためにも、貴重な「食料」を維持していかなければならない。  
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  新たな潮流捉えて好機活かす熊本県農機流通  
     
  熊本県下の系列農機販社の年商額と経済連の農機取扱高を合計すると、2011年度は177億円。前年比で実質2%の拡大となった。農産物価格、稲発酵粗飼料(WCS)稲の作付、戸別所得補償などがプラス要因となった。今年5月までの業績も拡大している。好機を活かして、農機流通業は担い手層への対応のほかに休眠客の掘り起こしにも着手、九州の中央部となる地域で拠点充実も進めている。建機レンタル業者が、農機レンタルの品揃えを拡充し、大規模農業者のなかにはフランチャイズ、コンサルタント事業を開始するなど、新時代の様相も見えてきた。  
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  麦・大豆を生産振興  
     
  わが国の食料自給率向上のためには、主食用米、米粉など米の消費拡大と併せ、多くを輸入に依存している麦・大豆の生産振興と消費拡大を図っていくことが重要な課題となっている。このため、水田をフル活用した麦・大豆作が推進されているが、一方で、湿害に弱い作物であり、圃場の排水対策に加え、湿害対策を図るための新たな機械化技術の開発が進展されている。麦・大豆作での機械化ニーズは高まる一方だ。  
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