農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成25年2月18日発行 第2976号  
     
   
     
   
  一輪管理機「SKシリーズ」を発表/ヤンマー  
     
  ヤンマーは平成25年度上期新商品として、圃場条件や作業に応じて1輪にも2輪にも車輪の組み替えができる“ワンツー車輪”を採用した一輪管理機「SKシリーズ」を発表した。耕幅調節が簡単で中耕・培土・揚土など多彩な作業に対応できる“スライド爪軸”を装備している。また、「緊急停止スイッチ(エンジンスイッチ)」や、後進時にロータリーが回転するのを防ぐ「ロータリーバックけん制」を装備しており、安心して作業できる。  
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  「サ・ラ・ダ」にカセットガス燃料登場/ホンダ  
     
  本田技研工業は13日、カセットガス燃料により手軽で簡単に扱えるガスパワー耕うん機「サ・ラ・ダCG FFV300」(最大出力1.6PS)を3月上旬より販売すると発表するとともに、同日、埼玉県宮代町の観光農園・新しい村で、報道関係者を招き発表体験取材会を開いた。同機は、平成21年3月に発売した「ピアンタFV200」に続くガスパワー耕うん機の第2弾。同社では、「家庭菜園愛好家の畑面積の拡大志向に応えるとともに、家庭菜園市場における新規需要の開拓を目指す」としている。  
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  新型の肥料散布機を3月から発売/和同産業  
     
  和同産業はこのほど、好評機種である肥料散布機をモデルチェンジし、型式を「HW-40AS」として3月から新発売することを明らかにした。同機は、柔らかい土壌の畝間でも軽快に走行するシングルクローラ駆動の製品。スリムなボディで、主にナガイモ栽培の追肥作業に活躍し、さらにマルチ栽培のダイコン、ニンジンなどの根菜類にも作目拡大を図っている。新型機は、足回りのクローラを芯金入りに変えて耐久性を高め、また、エアクリーナに入る土ぼこりを防ぐために排気マフラー位置を変更。さらに肥料散布口までステンレス素材として耐食性をアップするなど、全体的に堅牢性を強化する改良を施した。  
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  水稲育苗の兼用型水耕プラント/浅間製作所が新発売  
     
  低コスト水耕施設「里山式水耕栽培プラント」の取り扱いを進めている浅間製作所は、今年から新型プラントを発売、普及に力を入れている。今回の新規製品は、プラント内部に育苗用のトレイを置き、水稲苗のプール育苗ができるように改良を加えたもの。同社は以前から、空き育苗用ハウスを活用して水耕栽培に取り組む方法を推進しており、その中で、プラントを動かすことなく育苗と野菜栽培の両方をこなしたいというニーズが出てきた。これに応え、水稲育苗と水耕栽培の両面に活かせるプラントとしたのが今回の最大の特徴。  
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  袋留め機「とめちゃん」発売/兼子電機  
     
  兼子電機はこのほど、農産物をビニール袋やネットに入れて出荷する際、袋口を留める作業が楽に、手早く行える袋留め機「とめちゃん」(実用新案申請中)を開発、新発売した。作業が能率アップするうえ、ハサミなしで開封したいという消費者の要望に応えた点が大きな特徴だ。袋留め作業が瞬時にワンプッシュで行え、作業負荷はバッグシーラーのほぼ半分。そのため長時間作業も疲れず、直売所や道の駅に農産物を出荷する生産者にはうってつけ。おまけに袋留めしたあとも、ハサミを使わず指で簡単に開封できるので、直売所などで袋入りの野菜や加工品を購入する顧客には特に喜ばれる。  
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  クボタのアシストスーツをTVが紹介  
     
  2月8日放映の大阪テレビの人気経済番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」で、クボタが発表した果樹の棚下作業用「アシストスーツ」が、注目の新製品として紹介された。このアシストスーツは、軽労化のための補助器具で、リュックサック感覚で装着すれば、腕の支持角度を細かく調節でき、作業者の体型や作業内容にあった楽な姿勢を保つことができる。番組では、茨城県のぶどう栽培農家を訪問。使用した農家の嬉しそうな顔を映し出した。  
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  国内は9.2%増に/井関農機25年3月期第3四半期連結業績  
     
  井関農機は8日、平成25年3月期第3四半期決算(連結)を発表するとともに、11月に発表した3月期連結業績予想を上方修正した。第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は前年同期比88億1800万円増加し1178億8400万円(8.1%増)となった。国内売上高は前年同期比86億6200万円増加し1024億1600万円(9.2%増)、海外は1億5500万円増加し154億6700万円(1.0%増)となった。セグメントごとの業績で農業関連事業の国内は、上期の好調を反映した販売増や、OEM機の販売増などにより、29億円増加。作業機・部品も、東北地区の売上げ回復などにより11億円増加した。  
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  「おむすびのGABA」東京出店/サタケ  
     
  サタケはこのほど、BtoBの外食店化ビジネスを展開する「きちり」と業務提携し、GABAライスを使った手作りおむすびの販売店「おむすびのGABA」を今春東京都内にオープンすることを明らかにした。2011年12月にGABAライスを使った手作りおむすびの販売店「おむすびのGABA」を本社近接地である東広島市西条町内にオープンしているが、さらに認知・普及を図るため、今春、サタケ東京本社の1階に「おむすびのGABA」をオープンするもの。  
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  おおば比呂司原画寄贈で、IHIスターに札幌市から感謝状  
     
  IHIスターは、漫画家・画家のおおば比呂司氏の没後25周年を迎えるに当たって、北海道札幌市へ、「おおば比呂司原画39点」を寄贈。これを受けて、6日午後、札幌市役所において、同社からは細倉社長と宮内英貴取締役営業本部長が、札幌市役所からは可児敏章観光文化局長と杉本雅章文化部長がそれぞれ出席し、「感謝状授与式」が行われた。  
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  福岡九州クボタがV45記念社員総決起大会を開催  
     
  福岡九州クボタは8日、福岡国際会議場で「特別優秀ディーラー賞通算45回受賞記念社員総決起大会」を開催した。大会では新体制下で勝ち取った前年の躍進と健闘を称えるとともに、売上高目標210億円・前年比108%に挑戦する本年の経営方針を発表。『日本一V46連覇』へ向け軍団のパワーを結集することを誓い合った。席上、手嶌社長は「総力結集キーワードはすべての目標への“挑戦”だ」と檄を飛ばした。クボタから大和經宜農機国内営業本部長、飯塚智浩農機国内総括部長、吉村時彦九州支社長ら幹部多数が駆け付け錦上花を添えた。  
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  東海地区統一実演・展示会「農業ルネッサンス2013」開く  
     
  クボタ農業機械の東海地区統一実演・展示会「農業ルネッサンス2013」(クボタ、クボタアグリサービス主催)が12〜14日、三重県津市のメッセウイング・みえで開かれ、東海3県の担い手プロ農家を中心に詰めかけた延べ約4500人が営農に役立つ最新の製品や技術などを体感・実感した。大型トラクタと作業機を中心にした実演や多様な野菜作関連機器の提案、最新技術による省力や軽労化、規模拡大・低コスト化など様々な営農提案でファン拡大を図り需要を喚起した。  
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  盛大に感謝祭開く/トミタモータース  
     
  トミタモータースは9、10の2日間、本社敷地内で恒例の大感謝祭を開き、県内の顧客農家800軒・約1500人の来場者に最新の農業機械・機器をアピール。目標の1.2億円達成に向け全社員のパワーを結集した。同社は、今年4月で創業60周年の佳節を迎える。節目に当たり、年内には農機修理専門工場を新設する予定で、自動車部門と共有してきた本社展示場における開催も今回が最後となる。屋外展示場にはトラ・コン・田のクボタ製品をはじめ、育苗用機器、作業機、乾燥・調製用機器などを会場いっぱいに並べ、店舗内には肥料・農薬などの資材類や6次産業化ニーズに応える電気乾燥庫を出展した。  
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  キャベツ収穫機を実演/野菜ビジネス協議会が加工・業務用野菜大型機械化等推進大会開く  
     
  野菜ビジネス協議会主催の「加工・業務用野菜大型機械化等推進大会」が13日、鹿児島県大崎町で開催され約140名が参加した。キャベツ機械化一貫体系の視察では、生研センターとヤンマーが共同開発し来年度から発売されるキャベツ収穫機が投下労働時間を40%短縮できる性能を実演。セミナーでは、遠隔産地で生産される加工・業務用野菜についてトータルコストを削減する必要性が指摘され、鉄道コンテナで輸送経費をトラックと比べて33%削減し、メッシュボックスパレットのワンウェイ利用で資材費を段ボールと比べて38%削減できる可能性が示された。  
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  トラクタの除泥装置とナガイモの種イモ高速切断/生研センターが発表  
     
  生研センターは12日、都内のコープビルで記者懇談会を開き、「トラクタ後輪用の除泥装置を開発」と「ナガイモの種イモ高速切断の開発に道筋」の2課題を発表した。トラクタの除泥装置は、作業機取り付け部(オートヒッチ)のフレームに後付けすることができ、後輪に付いた泥をスクレーパー方式で掻き落とす。ナガイモの種イモ高速切断は、外径とイモ長を測り、構築した統計モデルに合わせ、ナガイモの形状と重量を予測し、基準値に沿った切片重量となるように切断位置を決定し、多数の切断刃で一気に切断する。  
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  乗用車用ディーゼルの開発/陸内協がマツダの中井氏講師に講演会  
     
  日本陸用内燃機関協会(菱川明会長)は14日、都内市谷の同協会会議室で平成24年度講演会を開催した。今回は、マツダパワートレイン開発本部・エンジン性能開発部の中井英二氏を講師に招き、現在、環境、燃費の両面で優れた性能を発揮するエンジンとしてカーマニアはじめ、自動車業界でも高い評価を受けている乗用車用ディーゼルエンジンである「SKYACTIV-D」の開発をテーマに、これまでの経緯や開発思想など細部にわたって説明を受けた。  
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  秋田で除雪機展示会/ゆきみらい関連イベント  
     
  雪国の未来を展望する大型イベント、「ゆきみらい2013イン秋田」が7、8の両日、秋田市で行われ、雪にまつわるシンポジウム、研究発表会、見本市、除雪機展示・実演会がそれぞれ市内の各会場で開催された。秋田発―甦れ日本 雪国から元気を――をテーマに実施された今年のゆきみらい。シンポジウムでは、地域経済と高齢化に伴う冬期の安全・安心の確保について意見が交わされ、見本市ではさまざまの融雪・消雪技術、冬期道路の安全管理を効率化する計測機器、凍結抑制舗装技術などが紹介された。  
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  手持ち機械の業界ナンバーワンへ/全国ハスクバーナ・ゼノア会開く  
     
  ハスクバーナ・ゼノアは14日、本社で全国ハスクバーナ・ゼノア会の総会並びに販売店会議を開催。この1月に同社リーダーの座に就いた渡邉社長は、2013年度の基本方針として、1.品質、信頼性の向上、2.環境、安全への配慮、先進技術への取り組み、3.ゼノアらしさの復活、4.ハスクバーナらしさの構築、5.販売店とともにグループの総力を結集したものづくり―を掲げ、手持ち機械の分野で業界ナンバーワンになると前進の意欲を明示した。  
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  HPに林業機械のイラスト公開/イワフジ工業  
     
  イワフジ工業は、同社ホームページ上で、高性能機械をはじめとする林業機械のイラスト素材を公開し、個人・商用を問わず利用できるようにしている。林業機械のいいイラストがなかなかない―という声に応えて、同社はフェラバンチャ、ハーベスタ、プロセッサ、フォワーダ、チェンソー作業者、トラック、立木、根株、伐倒木など、44種類のイラスト(高性能機械については、機体左右面、正面など複数を用意)を作成、HPに公開し、自由な利用を呼びかけている。  
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  社内報「オフロード」創刊/諸岡  
     
  諸岡はこのほど、社内報「おふろーど」を創刊、創刊1号が1月25日に発刊された。創刊号は、諸岡社長が自ら編集。昨年、上海で開かれた建機展出展の様子や、今年開催される、ドイツのBAUMA建機展、ロシアのCTT展、2月末より東京ビッグサイト開催されるメガソーラー展へ出展を予定していることなどを紹介。また、今年発売する土壌基盤整備用のトレンチャーの概要などを紹介。さらに、巳年生まれ、1月生まれの社員を掲載するなど身近な話題を載せている。  
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  車両系林業機械の特別教育/林業機械化協会が準備  
     
  車両系の林業機械について、厚生労働省が平成25年度からチェンソーと同様の特別教育の受講を義務付ける規制改正を行うことを受け林業機械化協会(伴次雄会長)は、講師を養成する研修の開催と特別教育に必要な新たな教本の作成を予定しており、現在、特別教育の本格実施を控えて準備を進めている。同協会によると、規則の改正は当初予定されていた今年の4月公布より3カ月程度遅れる見込みだが、公布後すぐに対応できるよう体制を整えている。  
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  林業再生の交付金も/25年度林野予算のポイント  
     
  先月閣議決定した平成25年度林野庁関係予算。概算決定額で対前年度比111.2%の2899億4000万円を計上した25年度予算は、災害復旧等事業費を含めた公共事業に1896億1600万円(対前年度比102.6%)、非公共事業に1003億2400万円(同132.0%)を充てている。同予算の概要とともに、機械化関連対策のポイントなどをみてみたい。引き続き、間伐等の森林施業や路網整備に力が注がれる。  
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  営農意欲の高まり追い風に、畦塗機・畦関連商品を拡販  
     
  今年の稲作の準備が始まっている。今年は民主党政権が実施してきた戸別所得補償制度が名称を「経営所得安定対策」と変えて、仕組みはほぼそのままに実施される。米の直接支払交付金(24年産の米の所得補償交付金)の交付を受けるには、生産数量目標に従う必要があり、これにより主食用の米需給は引き続きタイトな状況が続くとみられ、米価はこのまま安定した状況となるとみられる。このほか、飼料用米や米粉用米の生産も助成があり、農家の意欲は高まっている。この機を逃さず、稲作関連の機械の拡販を目指したい。  
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  環境配慮など進め拡大みる防除機  
     
  昨年の防除機は、背負動噴、動散などの小物商品が不振だった一方、ハイクリブーム、ブームスプレーヤなどの走行式防除機は好調だった。農家の規模拡大や高齢化のため、防除作業も効率・省力化が必要であり、併せて作業者、農作物の安全など環境配慮がこれまで以上に求められている。一方で高品質な農産物を安定的に生産するためには適切な防除が欠かせず、農薬の使用基準に即した作業を支援するアイテムが注目されている。農畜産物を病虫害などから守る防除機を特集した。  
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  第42回日本農業賞・大賞受賞経営の概要  
     
  NHK、全中はこのほど、第42回日本農業賞を発表した。ここでは、個人経営の部、集団組織の部の合わせて6件の大賞受賞の経営概要を紹介する。同賞は、世界の中の日本農業の確立をめざし、意欲的に経営や技術の改革と発展に取り組んでいる経営を表彰しているもの。表彰式は3月10日、都内のNHKホールで行われる。  
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  新潟の米作り支えるサタケ調製機  
     
  日本一の米産地といえば新潟県。県全体の米産出額は1422億円で全国1位(平成22年)、県内の農業産出額の55.5%は米が占めるという自他ともに認める米場である。この地で、優良米供給を下支えしているのがサタケの乾燥・調製機。生産現場の変化に対応し、新たな時代を切り拓く小型光選別機『ピカ選』をはじめとする先進機器類で農家ニーズにしっかりと応えている。ここでは、新潟で高品質米の提供に心血を注ぐ農家を訪ね、サタケのハイレベル技術がどのように活用されているかを探った。  
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