農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成26年3月17日発行 第3026号  
     
   
     
   
  4機種を新規開発/農業資材審議会農業機械化分科会が答申  
     
  農林水産省は5日、省内で第17回農業資材審議会農業機械化分科会を開き、緊プロ事業における新たな開発機種について諮問。1.大豆用高速畝立播種機、2.高性能・高耐久コンバイン、3.樹園地用小型幹周草刈機、4.高機動畦畔草刈機―の4機種を新たに開発することに決定し、同分科会が答申した。また、26年度の型式検査を行う農機の種類についても諮問。現行の10機種でよいとする答申を行った。緊プロでの開発機は、昨年開催した同分科会で示した8機種からアンケートや審議会での検討から4機種に変更した。また、対応方針案や検討課題も事務局から示され、委員が意見を述べた。  
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  大雪被害1229億円に/農林水産省まとめ  
     
  農林水産省はこのほど、平成25年11月からの大雪による被害状況等を発表した。それによると、3月7日15時現在による農林被害額は農作物等が1178億7800万円、農地・農業用施設関係が3200万円、林野関係が37億9700万円となり、農林水産被害額の合計は1229億3000万円となった。被害数の内訳は農作物等の損傷4946ha、ビニールハウス等の損壊2万5287件、家畜の斃死7万5894羽頭、生乳の廃棄330t、畜舎の損壊1303件、農地の損壊3カ所、農業用施設の損壊1カ所など。  
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  播種と同時に表面排水溝を作るサイドディスク培土板/松山が発売  
     
  松山は4月から、「ニプロサイドディスク培土板NSDBシリーズ」を新発売する。転作田での麦・大豆などの収量及び品質を上げるためには排水対策が重要になるが、同機は播種と同時に表面排水溝付けができるアタッチメント。この技術は農研機構中央農業研究センター及び三重県農業研究所の研究成果である「小明渠作溝同時浅耕播種技術」を活用した。発売するのは、NSDB-TBA/NSDB-TBM/NSDB-LXR10のNSDBシリーズだ。表面排水性が向上することで麦・大豆等の湿害防止に効果があるほか、サイドディスクおよび培土板は取り外しが可能なため、圃場の条件に合わせて溝付けあり/なしの選択が可能となっている。  
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  高出力ラジコンボート/タカキタが新発売  
     
  タカキタはこのほど、フロアブルタイプの水稲除草剤の散布作業が効率的に行える農業用ラジコンボート「タカキタ eボートEB1000T」を開発、新発売した。湛水した水田に“eボート”を浮かべ、畦からのラジコン操作で作業を行う。特に水田の中央部でも人が入水することなく、フロアブル剤の散布ができ、散布労力の軽減がはかれる。経営規模の拡大と圃場の大区画化に対応した。愛称のeボートは性能・操作性・価格が“e!(良い)”に掛けた。  
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  笹刃・チップソーに対応した刈払機防護具/トーヨ  
     
  トーヨは従来よりしなやかで軽くなり足へのフィット感を高めた「笹刃・チップソー対応刈払機防護具」を新発売した。すねの周りに加えて足の甲まで防護する「甲付き」と「甲無し」の2種類あり、ともにフリーサイズ。甲付きは樹脂で補強し形状を崩れにくくする改良も施した。くつを履いたまま、すねに巻いて使う方式なので装着しやすく、ワンタッチ式留め具で楽に固定できる。鋭利な笹刃やチップソーにも有効で、刈払機が最も接触しやすい足もとの危険を防ぎ、山林の下草刈り作業や一般草刈り作業の安全性を高める。  
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  クボタとモンベルが農作業ウエアで販売連携  
     
  クボタとアウトドア用品の株式会社モンベルは13日、共同会見を行い、両社が今後農作業フィールドウエアの開発・販売で連携していくことを明らかにした。「日本農業を『快適性』と『楽しさ』で元気にしたい」という共通の思いのもとに実現したもので、クボタは高機能と快適性、スタイリッシュなデザインを備えたモンベルのフィールドウエアをグループを通じて今年4月から販売、モンベルはクボタとの連携を通して農作業をさらに快適に、楽しくする商品開発と提案を行っていく。  
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  「ふるさとの食」フェスティバルに出品/井関農機  
     
  井関農機は8、9の両日、東京・代々木の代々木公園、NHK放送センターで開催されたふるさとの食・にっぽんの食全国フェスティバル(主催実行委員会、後援農林水産省)に、トラクタ「T8140(BIG-T)」「NTA31」、田植機「PZ53」(5条植え)、コンバイン「HJ6123」「HVF223」、電動ミニ耕うん機「エレ菜」などを出品、フラッグシップコンバインを背景にした記念撮影、操作席への体験乗車、特設圃場での耕うん機体験など会場を盛り上げた。同社が参加するのは今回で5回目。大型農機と記念撮影して、その場でオリジナルカレンダーとしてプレゼントする企画は好評で、順番を待つ行列ができる定番となっている。  
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  「きんき夢農業」開催/近畿地区クボタグループ  
     
  近畿地区クボタグループは6〜8日の3日間、近畿地区での大規模な統一イベントとしては昨年に続き2回目となる大展示実演会「きんき夢農業2014inMIKI」を兵庫県三木市のメッセみき(道の駅みき)で開催した。目標の5500人を超す来場者に優れた製品力とグループの総合力を強力にアピール。営農集団や法人、大型機所有農家など担い手プロ農家層へは「儲かる農業」を、一般農家層にも「楽しい農業」をハード、ソフト両面から提案、有益で魅力的な営農情報を発信した。  
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  サタケがトライアスリートの小林歩選手とスポンサー契約  
     
  サタケはこのほど、「2013日本学生トライアスロン選手権」などで優勝したトライアスリートの小林歩(こばやし・あゆむ)氏と3月1日にスポンサー契約を締結したことを明らかにした。今後、GABAライスの提供などを通してトライアスリートの活動を支援していく。また、同氏がレース中に着用するユニフォームにサタケのロゴを掲出する予定。小林歩氏は、広島大学に入学した2008年にトライアスロンに取り組み、これまで一般参加の大会に5度優勝しているほか、2008年から2013年まで中四国学生選手権6連覇中の強豪選手。  
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  深川会場で展示会/北海道クボタ  
     
  北海道クボタは、深川会場(深川市メム8号線本通り)において、2月25、26の2日間、「未来へつなごう!元氣農業新春大展示会(共に歩もう!がんばろう、日本農業)」を開催、熱心な農家が多数来場して盛況であった。今回は、「農業を変える。未来が変わる。」ということで、「クボタトラクタ グローブ(GLOBE)」など人気の機種を展示、米農家などに好評であったことから、村瀬社長も、「水田地域には勢いがあり、ここまで順調にきている」と、本格的な需要期に向けて手応えを感じていた。  
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  各拠点一斉にクボタの日/新潟クボタ  
     
  新潟クボタは8、9の両日、各拠点一斉に「2014 元氣農業 春のきらめき クボタの日」を展開、2万400人を動員し、昨年実績を超える14億641万円の契約金額を達成した。この第1四半期、同社は消費税増税前の需要把握に焦点を当て、前年比倍増の目標を掲げ積極果敢に農家対応を進めている。目標クリアへ重要イベントとなるクボタの日初日、下越支社(前田弘一支社長)管内の営業所を主体に歩き、現場の熱気を探った。今週は、新社屋竣工となった村上営業所をはじめ3営業所のもようをみる。  
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  初の春季大商談会で増税前強調し拡販/南東北クボタ  
     
  南東北クボタは6〜9の4日間、山形ビッグウイングで春の大商談会を開催、およそ2700軒の農家を動員し、7億5000万円の成約目標達成に向けてエネルギッシュな営業活動を展開した。この時期、山形県内では拠点ごとの展示会は実施してきたものの、県内外の顧客を一堂に集めるビッグイベントは初の催し。「消費税増税前にそのことをお客様に伝え、より有利にご購入いただくことがサービスの一環」(鈴木征司執行役員山形事業所長)として、とくに“売りに徹する”姿勢を強調した。会場は、春の大商談会と掲げた大型テントで来場者を受け付け、体験・試乗コーナーなどで契約推進を図った。  
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  玄米パンの製造、販売拠点を今春オープン/中九州クボタ  
     
  中九州クボタグループは12日、国の6次産業化認定事業として肥後6次産業化ファンド(農林漁業成長産業化ファンド)および熊本県と大津町の支援を受け、玄米パンを製造、販売する店舗を今春、大津町に開設すると発表した。熊本県産玄米を原料とするパンの製造、販売を行う熊本玄米研究所は昨年10月に設立した。今春、中九州クボタ本社隣接地の国道57号線沿いに玄米パン工房「玄氣庵」をオープンする。玄米ペースト生地の製造、焼き立てパンの販売、冷凍生地の販売まで計画している。初年度の玄米使用量は15t程度。  
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  多収と良食味追求/会津菱農が第11回植酸会の総会開く  
     
  会津菱農は6日、東山グランドホテル会議室で、第11回会津植酸研究会総会および研究会を開催した。同会は、東京化研の各種資材を活用し、味良く環境にも優しい農産物をつくろうと会津菱農の顧客農家と同社が結成した組織。植酸研究会の伊藤重明会長が「会員相互の意識・技術の向上は今後も不可欠であり、ともに努力していきたい」とさらなる奮起を促した。研究会では、会津若松市内で米屋を営む石井商店の石井淳一社長が会津米の魅力や米屋からみた米づくりのポイントなど「私が考えるお米の美味しさとは」を講演。また、東京化研の日下英利課長は、昨年の稲作状況を報告し、今年の稲作における注意点を指摘した。  
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  筑水キャニコムの三輪駆動静香がネーミング大賞ビジネス部門第1位  
     
  筑水キャニコムの電動アシスト三輪車「三輪駆動静香(さんりんくどうしずか)」が、日刊工業新聞社主催の第24回読者が選ぶネーミング大賞・ビジネス部門第1位に選ばれた。昨年の第23回で「男前刈清」に続き、2年連続の1位受賞となった。表彰式は6日、東京のホテルグランドパレスで行われた。包行会長は「ネーミングは喜びです。感動です。誰でも子供が生まれると感動し、いろいろな願いを込め名前をつける。その瞬間は何事にも変えられない喜びです。8年連続でこの場に来させていただきました。社員が8年連続で素晴らしい新商品を生んでくれたからこそ、8年連続で良いネーミングをつけられました」と挨拶した  
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  ヤンマー「大試乗会」を開催/竹塚機械店  
     
  竹塚機械店は8日、野田市目吹大橋下の冬期湛水水田並び隣接圃場において“ヤンマー”「大試乗会」を開催、今回の催しに合わせて特別に仕立てた苗により、一足早い田植え作業(実植試乗)、また、各種作業機を装着してのトラクタの試乗・実演会を行った。当日は、風が冷たく感じるものの好天に恵まれ、地元千葉県を始め、インターネットで開催を知ったという近郊の埼玉・栃木・茨城など関東各地より250名余りの農家が参観。参観者は目当ての新型・田植機「RGシリーズ」(6〜8条)、「RJシリーズ」(5条と6条)、また、新型・トラクタ「EGシリーズ」(EG225〜EG105、25〜105馬力)などの操作を行った。  
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  中古査定士の枠組み決定/日農機協  
     
  日農機協(染英昭会長)は10日、同協会で記者会見し、これまで検討を進めてきた「中古農業機械査定士制度」の枠組みが決まったことを明らかにした。それによると、今後JA全農の県連・県JA・県本部と全農機商連傘下商組とで都道府県中古農業機械査定士協議会を設置。そこが講習会、検定試験、査定士登録などの運営を行う。査定士となるには技能士であることなどが要件で、講習を受けた後、全国共通の試験により合格者が認定される。資格は3年間有効。査定は定期点検整備制度、中古農業機械流通実態調査と連携し、経年減価とアワーメータによる使用時間を基準として行われる。  
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  水田営農を支える省力・低コスト技術/農林水産・食品産業技術振興協会が新稲作研を開催  
     
  新稲作研究会、農林水産・食品産業技術振興協会は6日、東京・芝公園のメルパルク東京で、平成25年度新稲作研究会成績検討会を開催し、大規模水田営農を支える省力・低コスト技術などについて検討した。講演会は、農研機構中央農業総合研究センター所長の寺島一男氏が、農研機構における技術開発の動向(土地利用型農業)〜攻めの農林水産業に向けて、農林水産省生産局農産部穀物課課長補佐(稲・麦生産班担当)の清水治弥氏が、米生産コストをめぐる現状と対応方向について、それぞれ講演した。  
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  安全緊プロなど成果/生研センター研究報告会  
     
  生研センターは13日、さいたま市の大宮ソニックシティーで、平成25年度生研センター研究報告会を開催した。研究内容報告では、1.基礎技術研究部、2.生産システム研究部、3.園芸工学研究部、4.畜産工学研究部、5.評価試験部、6.特別研究チーム(エネルギー)、7.特別研究チーム(ロボット)、8.特別研究チーム(安全)の各部長、リーダーが、機械の開発状況などを報告した。個別研究報告は、第4次農業機械等緊急開発事業の成果として、ブームスプレーヤのブーム振動制御装置、ラッカセイ収穫機、イチゴパック詰めロボット、乗用型トラクタの片ブレーキ防止装置、自脱コンバインの手こぎ部の緊急即時停止装置―の開発について発表があった。  
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  農業の雇用に関して検討/関東甲信越土を考える会が総会・研修会  
     
  関東甲信越土を考える会(染野実会長・茨城県坂東市)は1、2の両日、群馬県渋川市の伊香保温泉松本楼で、「2014年度関東甲信越土を考える会総会・研修会」を開催した。今回のテーマは「就農を就職に変える」と題して関東甲信越地区の生産者など約90人が参加。大規模専業農家にとっての雇用や人材確保や、農業界で女性がどのように活躍できるかなど、幅広く「農業の雇用」はどうあるべきかについて検討を行った。初めに、基調講演として農研機構中央農業総合研究センターの宮武恭一氏が、「安定した雇用を確保出来る農業経営とは」と題して講演。次に、実践発表、パネルディスカッションが行われた。  
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  攻めの農業支える機械/生研センター、全国農業改良普及支援協会が新技術セミナー  
     
  生研センターと全国農業改良普及支援協会は12日、埼玉県さいたま市の大宮ソニックシティーで平成25年度新技術セミナー「『攻めの農林水産業』の展開とこれを支える農業機械〜農業を成長産業にするために〜」を開催した。講演は、「攻めの農林水産業と農業機械について」(農林水産省生産局・生産資材対策室長・松岡謙二氏)、「集落営農法人による大規模複合経営の取り組みについて」(農事組合法人きらり農場代表理事組合長・中之丸新郎氏、補足コメント宮崎県北諸県農林振興局農業経営課主査・黒木智氏)、「攻めの農林水産業を支える農業機械開発について」生研センター基礎技術研究部長・小林研氏)など。  
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  新型刈払機を発表/日工タナカエンジニアリング  
     
  日工タナカエンジニアリングはこのほど、エンジンの回転数を一定に保つ新開発のガバナエンジンを搭載した新型刈払機“Gウイング”「TCG25EM(S)」(排気量24.6mL)を開発、今春より本格的な発売を開始した。同機は作業状況に合わせて高速・低速の2段階切替えが可能。いずれの設定回転数も、エンジン冷却風の風圧を利用して、エンジン回転数を自動で一定に調整。これにより、刈刃の回転数を一定に保ち、面倒なスロットル操作が不要となる。また、同機は同社従来機に比べ、低燃費(約1.5倍の作業量)、低振動(約30%低減)、低騒音(最大12.2デシベル低減)を実現している。  
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  プラッターの小型発売/小林産業  
     
  小林産業は、人気の草刈りアタッチメント「プラッター」のコード差し込み式シリーズに、スモールサイズの「プラッターミニ(径250mm)」と「プラッターみにみに(径200mm)」を追加、3月より新発売した。小型・軽量で取り扱いしやすく、安全性が高いため、一般家庭の草刈りにうってつけ。電動刈払機にセットすれば鎌代わりに手軽に使え、相乗効果で電動刈払機の販売促進にも役立つ。「プラッター」は、樹脂製の円盤の上をナイロンコードが回転、ディスクからはみ出たコードの先端部が草を刈る仕組みだ。そのため回転で生まれた遠心力がコードの先端部に集中、これまでにない切れ味と作業効率を生み出す。  
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  確かな管理目指すミクニ  
     
  昨年11月の「2013ジャパンターフショー」で行われた出展各社によるプライベートセミナー。資機材類の展示の2本立て構成として人気を集めたが、それらのセミナーの中から、今回はミクニ環境グリーン事業部事業部長の長澤圭祐氏が行った「スティンプメーターが全てではない?!」に簡単に触れる。キーパーらの日常業務に深く関わる芝生・グリーンへの対応のあり方を示した。  
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  先進機械の導入成果確認/25年度林業機械化シンポジウム  
     
  「林業事業体と機械メーカーの連携による作業システムの実証」をテーマにした平成25年度林業機械化推進シンポジウムが2月28日、都内代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれ、現在、全国各地で繰り広げられている機械化対応のあり方を掘り下げるとともに、現状の課題、今後のあり方、方向性を探った。林野庁と平成24年度の補助事業「先進的林業機械事業緊急実証・普及事業」の事業実施主体である自然産業研究所の主催による今回のシンポジウムでは、先進的林業機械に関する情報提供と基調講演の第1部に続き、同事業のモデル事業体に選ばれた21のうち7林業事業体が事例報告し、現場に導入した機械の実証試験などを発表し、導入した先進的林業機械の成果を示した。  
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  農業機械と知的財産戦略を探る  
     
  農機業界は知財(知的財産)活動が極めて活発な業種の一つである。現場で磨き上げた“技”を産業財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権)に昇華して、知財を競争の武器として積極的に活用している。大手企業は知的財産報告書を公表し、また業界で多数を占める中小メーカーも国や自治体、金融機関の支援を得て知的資産経営報告書(特許権などの知的財産権のほか、経営者の資質や企業の技術力、地域や業界での評判など財務諸表に現れないソフト情報をまとめたもの)を開示し、自社の強みをアピールしたりしている。いま国を挙げて知的財産立国を目指すなか、業界の役割は小さくない。業界と知財を特集した。  
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  バリエーション富んだ刈払機・草刈機の商品群活かし市場を活性  
     
  刈払機に代表される草刈機は近年、急速にバリエーションを増やしており、最も精緻な作業精度が求められる芝刈機から作業能力の高いハンマーナイフ式、さらには乗用、自走そして最もポピュラーな手持ち式と用途、条件に応じて使い分ける対応が普及、定着してきている。さらに手持ち式ひとつとってもエンジン式に最近では、バッテリー式、電動タイプとバラエティに富んでおり、選択の幅が一段と広がってきている。このため、市場動向としては機械ごとに若干の上下動はみられるものの、トタールで草刈り用、芝刈り用機械としてみると、多様なラインアップ効果もあって市場の裾野を広げて、手堅く需要掘り起こし、獲得している。  
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  50周年迎えたFIMA/運営責任者AJ・ロペス・サンチェス氏に聞く  
     
  温暖な地中海農業向けの機械が取り揃えられたスペイン・FIMA(国際農業機械見本市)―今回、欧州農機事情視察団は、そのスケール、展示内容、技術を学んだ。会期4日目に当たる2月14日には、運営責任者のアルベルト・J・ロペス・サンチェス氏にインタビュー。今回50周年を迎えての見本市の概要や特徴、さらにはスペインの農業や農機事情を伺った。ロペス氏は、出展者が満足のいく見本市になってきていると評し、農業も農機業界も元気だと強調した。  
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  ヨーロッパ農業に触れて/松山・今水氏の欧州農機視察レポート  
     
  この度、第67次農経しんぽう欧州農機事情視察団に参加させていただきました。FIMAスペイン国際農業見本市では、若者や家族連れやカップルなど最終来場者数は22〜23万人、会場の熱気と合わせヨーロッパの農業の関心の高さに驚きました。農機の大型化、高速化、情報処理分野の進化、斬新なデザインと塗装品質の向上、特に大型トラクタはメタリック塗装が施されている機種があり、デザイン品質ともにユーザーの求めているものは車に近づいてきていると感じました。高性能な大型機械や作業機が出展される中で、旧型式のトラクタなどが展示されており時代を感じました。  
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