農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
生産・販売・技術まで、アグリビジネス全般の最新ニュースを掲載 
2万5000部発行 定期購読のお申込みは03-3815-0211
ホーム | 関連リンク集 | バックナンバー---
     
  農経しんぽう  
  平成28年10月17日発行 第3149号  
     
   
     
   
  ロボットトラクタなど受賞/第7回ロボット大賞決まる  
     
  経済産業省と一般社団法人日本機械工業連合会は、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省との共催により「第7回ロボット大賞」を実施し、このほど、各賞を受賞したロボットを発表した。このうち、農林水産大臣賞にはヤンマーの「ロボットトラクタの研究開発」が選ばれた。また、文部科学大臣賞には、宇都宮大学・尾崎功一研究室とアイ・イートによる「モジュール分散協働型収穫支援ロボットシステム(自走式イチゴ収穫ロボット)」が選ばれた。優秀賞では、井関農機と鳥取大学・森本英嗣研究室による「土壌センサー搭載型可変施肥田植機」と、和歌山大学とパワーアシストインターナショナルの「農業用アシストスーツ」が受賞した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  取り組み広がる6次産業化/農林水産省で産業連携ネットワーク交流会  
     
  農業者の所得向上を図る策の1つとして6次産業化が盛んに行われている。六次産業化・地産地消法の施行から5年が経過したが、国が進めている総合化事業計画の認定件数は10月13日現在で2172件を数え、こうした認定農業者が地域農業を牽引。全国各地で6次産業化が単なる加工・販売の枠を超え、行政や地元企業などを巻き込んだ地域おこしに拡大した例が次々に生まれている。13日に都内の農林水産省講堂で行われた「産業連携ネットワーク交流会〜異業種参入から学ぶ6次産業化」では、異業種から農業と6次産業化に取り組んだ事例が発表され、事業展開の工夫などについて理解を深めた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  資材価格引き下げの方向示す/規制改革推進会議農業ワーキンググループ  
     
  政府の規制改革推進会議第5回農業ワーキンググループ会合が13日開かれ、1.農協改革フォローアップについてのJAグループ、農林水産省からのヒアリング、2.牛乳・乳製品の生産・流通等に関する検討状況について農林水産省からのヒアリング―を行った。農協改革については、全中、全農から、先にまとめた「魅力増す農業・農村」の実現に向けたJAグループの取り組みと提案などの資料説明が行われた。また、6日の会合では、生産資材価格の引き下げについて、国際競争性を有した農業機械の開発など施策具体化の基本的な方向が示された。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  可変径ロールベーラを新発売/タカキタ  
     
  タカキタはこのほど、可変径ロールベーラ「VC1300N」を新発売した。芯巻き可変径ベルト方式を採用し、ベール径、梱包密度の調整が可能なロールベーラ。ベール径は80〜130cm、幅118cm、梱包密度は10段階に調整できる。適応トラクタ馬力は60〜100馬力。同機は、飼養頭数や牧草、乾草、ワラなど粗飼料作物に合わせて、ソフトコアから高密度のサイレージ用のロールまで、最適な条件でのロールベールづくりを実現した。そのほか、1.直径、密度の設定はコントロールボックスで簡単操作、2.コントロールボックスはわかりやすい日本語表示で、ネットの巻き数設定、成形したロールベールのカウント表示もでき使いやすさを追求―などの特徴がある。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  圧倒的効率化を実現する無人ヘリコプター/ヤマハ発動機  
     
  ヤマハ発動機は、無人航空機(通称ドローン)の農業向けハイエンドモデルとなる産業用無人ヘリコプター「FAZER R(フェーザー・アール)」を開発、11月から発売する。同機は、同社の無人ヘリでは史上最大となる32Lの薬剤を搭載することができ、薬剤及び燃料無補給で4haの農薬散布が可能。同社では「散布作業における圧倒的な効率化・省力化を実現する」としている。同機の主な特徴は、1.現行「FAZER」に搭載して定評のある水平対向2気筒・F1エンジンの出力を向上、2.JAXAの技術指導を踏まえ3D翼形状のテールローターを設計。空力特性の改善によりフライト時のエネルギーロスを低減―など。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  未来型農業ソリューション紹介/農業ワールドでクボタ・飯田取締役専務執行役員が特別講演  
     
  クボタは、12〜14の3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された「農業ワールド2016」に出展し、12日には、同展のセミナーにて、同社取締役専務執行役員研究開発本部長兼水・環境総合研究所長の飯田聡氏が「儲かる農業を実現!クボタの未来型農業ソリューション」と題して特別講演を行った。飯田氏はクボタの企業概要を説明したうえで、食料、水、環境などの世界的な課題を解決していくのがミッションであると紹介。特に農業分野では、1.畑作向け大型農機や新興国向け機械化体系の開発、2.地域に密着した新しい低コスト農法と営農方法の提案、3.IoTを活用したスマート(精密)農業の普及―を進めていくとした。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  ロボットトラクタの研究開発でヤンマーがロボット大賞受賞  
     
  ヤンマーは12日、同社の「ロボットトラクタの研究開発」が、第7回ロボット大賞(農林水産大臣賞)を受賞した、と発表した。同社では、「このたびの受賞においては、労働力不足などの農業特有の課題に対する社会的ニーズを満たすとともに、省人化と安全性の両立を目指す取り組みや、遠隔操作によるロボットラクタの完全自動化を目指した取り組みの将来性などが高く評価された」としている。随伴するトラクタに乗車した作業者がタブレットに表示されたロボットトラクタの映像を確認しながら2台で協調作業することで、より効率的な農作業を実現する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  5連リールモアなど芝管理展示会で展示/IHIシバウラ  
     
  IHIシバウラは、26、27の2日間、大阪府吹田市にある万国博覧会記念公園お祭り広場で開催される「第39回芝地用管理機械・資材総合展示会」に出展し、「軽量5連リールモア(新排気ガス規制45PS) SR525HPT4」、「軽量5連リールモア(25PS) SR525LP」、「軽量5連ロータリーモア SM523HPT4」、「ガーデントラクタ GT216」、「ロングパイル人工芝管理機 MR1200」、「ハンマーナイフモア SH1570T4」など、二十数機種を展示することから、幅広く期待を集めている。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  井関農機の可変施肥田植機が第7回ロボット大賞で優秀賞  
     
  井関農機の「土壌センサ搭載型可変施肥田植機」が、第7回ロボット大賞において「優秀賞」を受賞した。同田植機は、超音波センサと電極センサで土壌測定を行い、その測定値に基づいて、田植えと同時に施肥量を自動でコントロールする。その結果、稲の生育ムラと倒伏の軽減や施肥量の低減などが可能になり、省力・低コスト農業につながる「業界初」(同社)の田植機。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  小橋工業の新社長に小橋正次郎氏  
     
  小橋工業は5日開催の取締役会で、小橋正次郎代表取締役専務の社長就任を決めた。10月17日付役員人事になる。小橋一郎氏は取締役会長に就いた。新社長の小橋正次郎氏(こばし しょうじろう)は1982年(昭和57年)4月28日、岡山市に生まれた。34歳、気鋭のニューリーダーである。2007年に青山学院大学経済学部を卒業後、東京の企業に勤務し、翌年5月に同社に入社、8月に取締役に就き、2015年7月からは代表取締役専務として社長を補佐してきた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  出張修理の案内システムで顧客サービス向上/日農機  
     
  日農機は、顧客サービスの向上と修理作業の効率化を目的とした、出張修理の道案内「出張修理におけるタブレットナビシステム」の導入を開始し、顧客から喜ばれている。同システムにより、いち早く顧客のところへ到着し、より迅速なトラブル解消ができる。今回のシステムは、忙しいビート収穫中にトラブルを抱えてしまった顧客のところへいち早く到着し、より迅速なトラブル解消を果たすため、タブレット端末を利用し、修理指示のメール連絡からナビゲーションまでの一連の流れをシステム化することにより、出張修理業務の効率化を図ったもの。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  乗用5連リールモアがグッドデザイン・ベスト100に/共栄社  
     
  共栄社の乗用5連リールモア「LM2710」が2016年度グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」を受賞した。同機は、誰が作業しても“最高のクオリティー”の芝に仕上げ、プレーヤーに“最高のプレー”を提供できる最新の芝刈機を目指して開発。作業経験の大小にかかわらず、ゴルフコースの起伏や刈り込み時の負荷に影響なく、刈り上がりのクオリティーの維持ができる乗用芝刈機。なお、同機は今秋より本格的な販売を開始する。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  3000人が来場し賑やかに/第25回高知県農業振興フェア  
     
  第25回高知県農業振興フェア・農機具まつりが7〜8日、同県南国市の県農業技術センターで開かれた。今回は「女性にやさしい農業機械と農作業服の展示」コーナーも初お目見えし注目を集めたほか、農業用ドローンも実演。多彩な農業機械や園芸資材、アシストスーツの展示をはじめ講演や農作業安全啓発、各種相談や鳥獣対策、米の食味測定、お楽しみ抽選会や地産地消、なつかしの発動機などいろいろなコーナーが設けられ、最新の技術や情報を、訪れた約3000人が満喫した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  太陽が弁理士会長賞、愛媛県発明協会会長賞に井関農機/四国地方発明表彰  
     
  発明協会はこのほど、平成28年度の四国地方発明表彰受賞者を発表した。業界関係では、日本弁理士会会長賞に「野菜袋詰め機」で太陽営業本部開発部アグリ開発課長・村山朋宏氏、同課・吉本時人氏及び同社製造部製品課製造係専任係長・西村文伸氏、実施功績賞に同社代表取締役社長・久松朋水氏が選ばれた。また、愛媛県発明協会会長賞に「トラクタの走行変速装置」で井関農機トラクタ技術部副参事・玉田武史氏、同部・高橋誠之氏が選ばれた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  1800社が出展し盛況/農業ワールド2016  
     
  国内最大級の農業の展示会「農業ワールド2016」が12〜14の3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された。これは第6回国際農業資材EXPO、第3回国際次世代農業EXPO及び今回新設された第1回国際6次産業化EXPOで構成される展示会。会場では第13回国際フラワーEXPOや第10回国際ガーデンEXPO、第6回国際道工具・作業用品EXPOも併催され、6展合わせて21カ国から1800社が出展し、農機をはじめ農作業用品、植物工場、ドローン、ITソリューション、太陽光発電など、農業に関する幅広い最新技術やサービスが一堂に参集した。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  新技術で林業振興/盛大に森林・林業・環境機械展示実演会  
     
  林業機械化協会(伴次雄会長)と京都府は9、10の両日、福知山市三和町の長田野工業団地に特設会場を設け、「2016森林・林業・環境機械展示実演会」を開催、全国の林業関係者や地元の市民ら約1万7000人の来場者に最新の林業機械・資材情報を発信した。森林資源の蓄積量が増大するのに伴い、林業現場では用材生産はもとより木質バイオマスの活用機運も高まり、その勢いが会場内に横溢。65の企業が出展した約500種類の製品に参観者は熱い眼差しを注いだ。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  林業分野に一層注力/コベルコ建機が林機展・セミナーでアピール  
     
  コベルコ建機は、9、10の2日間、京都府福知山市で開催された「2016森林・林業・環境機械展示実演会」において、参考出品した「SK170-10」、林業用途カスタム機である「SK55SR-6E」などを展示、多くの来場者が説明などに注目し、好評であった。また、初日の9日午後4時から滋賀県大津市にあるびわ湖大津プリンスホテルにおいて、林業関係者、レンタル業界関係者など約310人を集めて、「2016コベルコ・森林セミナー」を行い、同社製品の特徴などを紹介し、今後林業分野にさらに注力していくことをアピールした。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  的確に芝の状況把握/シバウラの機械が活躍する都賀カンツリー倶楽部  
     
  今年はオリンピックでゴルフが行われたが、ゴルフ場を取り巻く環境は相変わらず良好とは言えない。そんな中で、地域や気象条件に合わせて多様な経営を展開し、ゴルファーを楽しませている。管理予算が依然として少しずつ削減されるという限られた条件により、ゴルフ場の芝と緑の美しさを維持するコースも少なくない。栃木県の都賀カンツリー倶楽部もそういったゴルフ場の一つで、IHIシバウラの芝管理機械を活用し、成果を上げている。そこで、今回は、首都圏からも来場しやすいコースとして来場者数も多い、同コースのコース管理のこだわりや作業方法などをルポした。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  DBSが創立30周年で記念式典  
     
  ブリッグス&ストラットンジャパンが販売しているエンジンを製造する、B&S社とダイハツ工業の合弁会社「ディー・ビー・エス」が設立30周年を迎え、9月30日、滋賀県近江八幡市のホテルニューオーミで「DBS創立30周年記念式典」を開催した。式典にはB&S、DBS、ダイハツ工業3社の役員や主要取引先など関係者約120名が出席。DBSの戸田茂晴社長は「DBSらしい強さを伸ばしたい」と決意を述べ、さらなる飛躍を誓った。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  最新資機材を一堂に/26〜27日に万博公園で芝管理資機材展  
     
  芝地管理に役立つ様々な製品を一堂に集めた第39回芝地用管理機械・資材総合展示会が10月26、27の両日、大阪府吹田市の万博記念公園・お祭り広場で開かれる。関西地域では隔年開催されている大規模イベントで、一般財団法人関西グリーン研究所と一般社団法人関西ゴルフ連盟が共催する。今回は前回より1社多い41社が参加。2日間で3000人以上の来場を見込む。近年、芝生は校庭や駐車場などの緑化にも利用が広がってきたこともあり、ますます注目を集めている。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  作業効率化に向け最新の芝管理・緑化関連の技術情報を提供  
     
  日本を代表する芝地管理用機械・資材を扱うメーカーや商社が一堂に会し、大阪万博記念公園・お祭り広場で2年ぶりに開かれる「芝地用管理機械・資材総合展示会」。来シーズンに向けた新製品も参考出品の機器類とあわせて展示されるなど最新の製品情報や技術を入手するにはまたとない機会となる。今回は前回より多い41社が参加。ゴルフ場をはじめ、スポーツターフや公園、駐車場などの芝地を維持管理する芝生管理者にとって見逃せない多彩な製品が数多く登場する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  充実のサービス展開し、佐賀県農機市場を活性化  
     
  佐賀県は耕地率と耕地利用率が日本全国の中でも高く、農業が盛んな県である。佐賀平野は米だけでなく大豆や小麦など、農産物に占める穀類の比率が高い穀倉地帯である。また、野菜類ではタマネギ・レンコン・アスパラガスの生産などが多い。農機市場は昨年度において、消費増税による需要の反動、排ガス規制前の駆け込み需要、アグリシードリース事業などがあったことで売り上げが増加したが、本年度に入って反動が見られる。各農機流通業は新事業の展開やアフターサービスの充実などに積極的に取り組んでいる。  
  ホームに戻る  
 
 
     
     
お問合せ:株式会社 農経新報社 TEL:03-3815-0211 FAX:03-3815-0265  MAIL:info@n-simpo.co.jp
Copyright(c) 2003 Nokei-simpo CO.,Ltd. All Rights Reserved  当サイト内容の無断転載・引用を禁じます。