農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成29年10月23日発行 第3197号  
     
   
     
   
  ブレンド散布機「アトラス」に新型/タイショー  
     
  タイショーはこのほど、ブレンド散布機“アトラス”の新型「DSBシリーズ」4型式(DSB-1424、同-1630、同-1832、同-2238)を開発、12月より本格的な発売を開始することを明らかにした。新型ブレンド散布機は、同社独自の多数の混合羽根により、粒状化成肥料から有機肥料まで、1分ほどの時間で素早く混合する。また、散布量調整は手元のスイッチボックスで無段階調整が行える。今回、従来の散布幅1400mm、1800mm、2200mmに加え、1600mmタイプのDSB-1630を追加した。  
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  苗箱洗浄機など来年度新製品/タイガーカワシマ  
     
  タイガーカワシマはこのほど、来年向け新製品として、1時間当たり700枚洗浄できる苗箱洗浄機“洗ちゃん”「NBC-700」と苗箱の供給・洗浄・積み上げを自動化した全自動苗箱洗浄機「NBC-700SET」、高速脱水を実現した“だっすい君”「DSK-8」、米袋用昇降機“楽だ君”「LU-208F/208DF」とバッテリータイプの“楽だ君ウォーカー”「LUB-208F」を完成。「NBC-700」と「DSK-8」は29年11月より、「LU-208F/208DF」は1月より、「NBC-700SET」は2月より、「LUB-208F」は6月より本格的な発売を開始する。なお、これら新製品を秋田県農業機械化ショーに出品する。  
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  稲わらを除去し溝を掘るプロペラ溝掘機「PC-Bee」/冨士トレーラー製作所  
     
  冨士トレーラー製作所はこのほど、稲ワラを除去しながら溝掘りを行うプロペラ溝掘機の新型「PC-Bee」(ピー・シー・ビー)を完成、本格的な発売を開始した。同機は本体前部に回転式除去ブレード(プロペラ)を装備。そのプロペラにより、稲ワラを除去しながら溝掘りを行うため、極めてスムーズな作業が進められる。また、新型溝掘機は、より一層の使いやすさ・メンテナンス性を考慮した設計となっている。同機は2枚の花コースタにより田面を切り進めながらスキで土を掘り上げ、定着ソリで崩れにくい溝を成形する。  
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  全自動播種機BMシリーズ3型式など/スズテックが新製品発表  
     
  スズテックは17日、本社で記者会見を行い、高密度播種に対応した全自動播種機“BMシリーズ”「THK4009BM」(毎時能力420箱)、「HK509BM」(同500箱)、「THK6009BM」(同600箱)の3型式と、播種機関連機器の苗箱供給機「SNK430」(同430箱)、苗箱パレット積出機「SPT800」(同800箱)を発表、11月より本格的な発売を開始することを明らかにした。高密度対応播種機は、いずれの型式も、うす播きから高密度播種まで(催芽籾・1箱当たり90〜375g、THK6009BMは120gから)ダイヤル1つの調節で簡単に行える。なお、同社では、秋田県農業機械化ショーにこれら新製品を出品する。  
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  うね立て同時マルチロータリー「だい地くんタイプRF」を発売/ササオカ  
     
  ササオカは、トラクタ用インプルメントのうね立てマルチ「だい地くん」をベースに、粘土質の土壌や稲刈り後の水田などでの作業性を大幅に向上させた新型のうね立て同時マルチロータリー「だい地くんタイプRF」を発売した。型式は整形仕様「STR3CDR」とマルチ仕様「STR3CDRM」の2種類。土のかたまりや稲株などきれいにうね立てができない条件でも、整形部分に同社独自の技術を用いて作業できるようにした。  
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  高速精米機「SR658EK」を発売/カンリウ工業  
     
  カンリウ工業は11月から玄米専用精米機「SR658EK」を発売する。従来機のSR658をシンプル化したもの。玄米専用とすることで、作業のハイスピード化と「求めやすい価格」を実現した。精米能力は、50〜60kg(30kg/35分)の高速タイプ。単相3相1馬力タイプに匹敵する能力を持つのが特徴だ。さらに、精米能力をアップすることで、アミの中の米の滞留を低減でき、結果、より低温での精米が可能となった。なおワンタッチでのアミやロールの着脱は従来通り。  
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  ハトムネ催芽器“SSGシリーズ”発売/斎藤農機製作所  
     
  斎藤農機製作所は、かねてより開発を進めていた浸種(消毒)・催芽が行えるハトムネ催芽器“SSGシリーズ”「SSG-250」(タンク容量220L)「同-400」(同500L)「同-700」(同650L)の3型式を完成、来年1月より本格的な発売を開始することを明らかにした。いずれの型式も、同社独自の跳ね上げ式シャワーボックスを採用、種籾の収納・取り出し作業を極めて簡便にした。また、シャワーボックスにサンプル籾ケース(250型に2個、400型・700型に4個)を装備、催芽状態を随時確認することができる。さらに、フレームに移動キャスターを標準装備し、移動・収納が容易に行える。  
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  多機能型の石抜精米機を開発/丸七製作所  
     
  丸七製作所は、開発を進めてきた多機能型石抜精米機「MC200RS」を完成、来春からの本格発売を前に、10月31日より開催される秋田県種苗交換会の農業機械化ショー・同社ブースで展示・実演する。同機は、精米・石の除去・小米取り・袋詰めの一連の精米工程を効率的に一元化。米の付加価値を高めるために必須の低温精米能力や除糠力などのコアパフォーマンスを一段と向上。1台で複数工程を1度にこなすことができるため、収益力の向上を望む産直農家や産地直売所などのニーズを捉えた次世代の多機能型石抜精米機。  
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  2018年に向け「DJアグリサービス2018」/ドローン・ジャパン  
     
  ドローン・ジャパンは、新しいオリジナルドローンやサービス及びプロジェクトを発表した。まず2018年に向け「DJアグリサービス2018」として、新サービスを発表。1.ドローン取得動画ファイルからRGB(三原色カラー)画像を素早く作成する「クイック見回りサービス」、2.ドローン取得動画像ファイルをPCから素早くアップロードする「クイックアップロードサービス」、3.時系列変化や圃場比較がスパコンレベルで高速クラウド解析できる「クイック比較サービス」。さらには、「果樹センシング」、「地上センシング」の、2つの実証実験を開始するとした。  
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  持ち上げなどアシストする「ワーキングパワースーツ」/アトリエケー  
     
  アトリエケーは、バネの反発力を利用した農業用サポートウェア「アグリパワースーツ」の姉妹品で、重量物の持ち上げ作業のアシスト機能を20%パワーアップさせたほか、胸部を開放して胸を締め付けない新設計を施した、女性でも簡単に着脱できる「ワーキングパワースーツ」の販売を9月から始めた。中腰作業の負担軽減や姿勢矯正のアシスト機能もあり、農作業をはじめ介護や倉庫内作業、建設業や製造業など様々な現場作業をアシストする。ひざの屈伸運動と立ち上がりをアシストし、歩行をサポートする「膝サポーター」も同時に売り出し、単体やセットでも購入できる。  
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  ニームなどの植物抽出成分で害虫忌避/アプリ  
     
  アプリはニームなどの植物抽出成分を使った害虫・害獣防除剤を製造しており、効果が高い上に化学系殺虫剤が使用できない穀物倉庫内などで安全に使用できると好評だ。同社が製造する「ナチュレリキッドDS」は、1.虫が好む腐敗臭などを消臭し誘引を防ぐ、2.虫の嫌がる植物成分で忌避する、3.数種の植物成分の配合で相互の共力剤として作用し、即効的な殺虫活性を示す、4.卵の孵化抑制、変態阻害などによって繁殖させない、5.ネズミ、ヘビ、ヤモリなどの小動物も忌避、6.抗菌、抗ウイルス、防カビ―などの効果がある。  
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  日本米拡大へ、クボタが新TV-CM  
     
  クボタは21日から、ブランドパートナーの女優・長澤まさみさんを起用した新しいTV-CM「壁がある。だから、行く。シンガポール・日本農業」篇(15秒/30秒)のオンエアを開始した。クボタ・ブランドCMシリーズ第4弾で、日本の田んぼで、クボタがシンガポール輸出用に作っているお米を紹介する農家の方々やクボタのシンガポールの精米所で精米作業をしている人たちも登場する。同社は、「日本米の美味しさが人々に浸透していることを実感する今回のCMを通じて、日本のお米を世界に広げている事業活動をPRしていく」としている。  
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  枝豆生産の拡大にサタケの「BELTUZA」活躍  
     
  全国有数の米生産県である秋田県と新潟県では、米に加えて新たな農業収益の柱づくりを急ピッチで進めている。今、特に力を傾けているのが「枝豆」。県下の有力JA主導のもとに枝豆栽培拡大の環境整備も着々と行われており、選別・加工現場では、最新鋭の光選別機等の導入による品質向上策に積極的な取り組みが図られている。ここでは、JA秋田おばこ(原喜孝代表理事組合長・本店=秋田県大仙市)とメーカーのサタケの協力を得て、JA秋田おばこの取り組みを紹介。枝豆選別工程で大いに威力を発揮しているのがサタケの多用途ベルト式光選別機「BELTUZA」(ベルトゥーザ)だ。  
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  ハイパーフリーなどの発表も/ツムラ角鳩会が総会  
     
  第42回ツムラ角鳩会総会が17日、神戸市のANAクラウンプラザホテル神戸で開かれた。代理店など関係者30人が出席、ツムラ角鳩製品の拡販と会の発展に向け心を合わせた。総会では2018年度事業計画案・予算案など4議案を原案通り可決・承認。役員改選では長谷川雅光会長(長谷川熊吉商店社長)を再任し、副会長4社のうち東日本ブロックからの副会長(ブロック長兼任)に東北永田(福島県)を新たに選任した。議事後は、来年1月下旬発売予定のフリーナイフ刃「ハイパーフリー」や、来春発売予定で、人気の「L-52」チップソーをモデルチェンジし性能をさらにアップさせた新型L-52など新製品が発表され注目を集めた。  
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  三菱ロジスネクストが発足し、新会社事業説明会  
     
  ニチユ三菱フォークリフトとユニキャリアが経営統合して1日に発足した三菱ロジスネクストは12日、本社で新会社事業説明会を開催した。今後は統合プロセスを加速させることで、統合シナジーの早期創出と刈り取りを可能にし、世界各地域の顧客ニーズにマッチした高いレベルでの物流ソリューションを提供する体制を整える。売上高については、2020年度に16年度比で16%増となる4600億円を目標とする。同社ではレーザー誘導方式無人フォークリフトやGPSなどを利用した遠隔操作システムなどに取り組んでいることなども紹介された。  
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  2017秋アグリロボ実演会/新潟クボタ  
     
  新潟クボタは17日、長岡市上岩井地区の水田圃場で、「2017秋アグリロボ実演会」と銘打ち、クボタが今年6月1日からモニター販売したアグリロボトラクタ「SL60AH」の実演会を開催した。これには、中越地区の大規模農家、農業生産法人など、担い手を中心に約40人が出席した。同社では、ユーザーにいち早く「アグリロボ」のパフォーマンスを知ってもらうために、県内3カ所(長岡のほか新津と上越で開催)でロボトラを圃場実演。併せてドローン「MG-1K」による空中散布作業、さらにジオサーフの格安な自動操舵システム「MDU-LC」を披露した。  
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  日本パルフィンガーと南星機械が販売契約を締結  
     
  日本パルフィンガーと南星機械は19日、南星機械本社で、グラップルクレーンの国内販売とサービス体制の拡充を目指し、販売契約を締結した。年間販売台数は、林業やスクラップ・リサイクル業界に向け20台を計画している。両社は、国内活動の皮切りとして、11月に香川県坂出市で開かれる「2017森林・林業・環境機械実演展示会」の会場で協力関係をPRするとともに、新製品発表も行う。  
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  水耕プラントをPR/里山村  
     
  農家の現金収入確保、通年の生産手段確保策として、初期投資の少ない水耕栽培システムの供給に力を入れている里山村は、先に幕張メッセで開催された農業ワールドに出展、数多くの来場者の関心を集めた。近年は、建設、運輸など農業分野以外の企業からの問い合わせや導入実績も多く、幅広い産業界に向けてシステムの特徴をアピールした。里山式水耕栽培プラント「Asamax」の開発・供給に当たる浅間製作所の北林逸樹専務は同社ブースで、「他社のものと比較して頂きたい。わが社の製品は他社よりスペックが上だと自負していますし、プライスカードを貼っているのも自信の表れだと理解してほしい」と語った。  
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  合同大展示会に約4500人が来場/石川商会  
     
  石川商会は13〜15の3日間、千葉県旭市の同社旭営業所で、4営業所合同大展示会を開催した。ヰセキ商品をはじめとする多彩な展示内容で、3日間で約4500人の来場者があり盛況だった。同社の旭、八日市場、小見川、銚子の4営業所合同の展示会として毎年開催しているもの。展示内容をみると、トラクタはヰセキTJX973(97馬力)や排ガス規制前のTJVシリーズ、田植機は直進アシスト付きのNP80Dなど、コンバインは排ガス規制前の6条など最新の機種から実演機、展示機、旧型機、中古機など、多様なニーズに応える品揃えで来場者を迎えた。  
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  農林水産参観デーに協賛し、愛媛で農機展  
     
  愛媛県農林水産研究所の農業・果樹部門の研究成果を広く公開する農林水産参観デーが13、14の両日、松山市の同研究所と同果樹研究センターで「次世代へ、技術でつなぐえひめの農林水産業」を統一スローガンに開かれた。両会場では同県農機具協会(冠範之会長)による協賛展「農機具まつり」も催され、最新型の農業機械や農園芸関連資材を多数出品。安全講習会で農作業事故防止も訴えた。2日間で研究所には4550人、果樹研究センターには4560人が詰めかけた。  
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  北海道で白菜収穫機を実演/野菜流通カット協が現地検討会  
     
  野菜流通カット協議会(木村幸雄会長)は12日、北海道幕別町などにおいて、平成29年度青果物流通システム高度化事業(全国推進事業)のはくさい現地検討会を開催した。当日はあいにくの雨模様になり、足元が悪かったものの、全国から生産者など関係者が105名参集した。検討会ではまず北海道幕別町・本田農場の白菜生産圃場において、白菜収穫機の実演が行われた。雨で圃場がぬかるみ、コンディションが悪かったものの、ヤンマーによる、白菜刈取アタッチメントを装着したキャベツ収穫機の実演の様子をみな熱心に見学していた。  
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  各地から10課題発表/農電協が農業電化研究会  
     
  農業電化協会(田澤信二代表理事)は5日午後、東京ビッグサイトで第54回農業電化研究会を開き、10地区から最新の研究報告がなされた。冒頭あいさつした田澤代表は、日本の良さは日本人が創り出すものにあると述べ、農畜水産物はまさにその通りだとして、良いものを生産し供給する生産者の強い思いが今回の発表にも込められていると会の意義を強調した。発表内容は、ヒートポンプを用いたコンブ乾燥システムやトマト栽培、バラの夜間短時間冷房(高温障害軽減)、マンゴー栽培での夜間冷房および加温ボイラーとのコスト比較、地中熱利用のキュウリ周年栽培など。  
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  三菱マヒンドラ農機に日本弁理士会会長賞/29年度中国発明表彰  
     
  発明協会はこのほど、平成29年度の中国地方発明表彰受賞者を発表した。業界関係では日本弁理士会会長賞に「トラクタの可変応答耕深制御装置」で三菱マヒンドラ農機が選ばれた。また、岡山県発明協会会長賞に「和式トイレから洋式トイレへの変更パネル」でみのる化成、島根県発明協会会長賞に「草刈り機」で曽田農機設計事務所が選出された。また、農業用高所作業機の変速中立装置で河島農具製作所、コンバイン刈取逆転装置で菱農エンジニアリング、三菱マヒンドラ農機、エプロン跳ね上げ補助機構で小橋工業などが発明奨励賞を受賞した。  
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  機械の力で農の未来繋ぐ/10月31日〜11月6日、秋田県農業機械化ショー  
     
  「先人に学び農業の未来をひらく―鳥海の大地の恵み 未来へ繋ぐ 食の道」を総合テーマに掲げた「第140回秋田県種苗交換会」の協賛行事である第69回秋田県農業機械化ショー(主催=秋田県農業機械化協会・白石光弘会長)が沿岸部に当たる秋田県由利本荘市の大内地域にある「あきた総合家畜市場」で10月31日から11月6日までの1週間の日程で開催される。東北の大型展示会の掉尾を飾る農業機械展として知られる同ショーは今回、28の会員企業・団体が米どころ最新の営農情報など幅広く発信し、来春に向けての市場のムードを盛り上げていく。  
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  未来へ繋ぐ新たな農の可能性/秋田県農家ルポ  
     
  秋田県にとって重要な基幹産業のひとつである農業。農業従事者の高齢化、それに伴う離農、耕作放棄地の増加など目まぐるしく市場構造が変化する中、大規模な農業生産法人や集落営農が台頭し、新たな農業の可能性を追い求め始めている。とりわけ、米単作ともいわれる稲作主体の生産構造にあって生産量日本一を目指す枝豆やネギのメガ団地化など徐々に畑作、園芸作物でも産地化形成が図られており、収益性の高い農業が各地に築かれつつある。こうした動きを変化として捉え、これまで先人や地域が作り上げてきた財産をベースに、食料を供給する主要生産地としての「秋田農業」の可能性を切り開こうとする動きも顕在し、新たな芽を生み出そうとしている。地域の農業をしっかり守り、確立させていく思いと、新たな可能性に挑戦する現場の動きを、その生産体制を支える機械化対応の現状、取り組みなどを交えて見てみた。  
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  秋田県内で取り組み広がるGAP  
     
  農産物の認証制度であるGAPへの関心が高まっている。GAPは「Good Agricultural Practice」の略で、日本では「農業生産工程管理」とされ、農産物を生産する多くの工程について決められた基準に沿って実施していくことで、食品の安全や環境保全、持続可能な農業生産につなげる取り組みだ。GAPは2020年の東京五輪で提供される食材調達基準に採用されたことを機に注目度が上昇。国の支援も受けて取り組みが盛んになっており、秋田県内でもGAPを取得する農場が増えてきている。GAPをめぐる状況及び、県内のGAP認証取得農場の取り組みをみる。  
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