農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成17年7月11日発行 第2619号  
     
   
     
   
  ヤンマー農機が17年度下期新商品9機種30型式発表  
     
  ヤンマー農機は4日、本社で記者会見し、平成17年度下期の新商品として「9機種30型式」に及ぶ製品群を発表した。新商品はトラクタ「EF100シリーズ」「EF300Vシリーズ」や安心機能を満載した乗用4条植田植機「PeS-1」をはじめ、ミニ耕うん機、ネギ専用管理機、乗用管理機、全自動野菜移植機、粗選機シリーズ、乗用草刈機、乗用運搬車、一回通し精米機―など。今回の新商品の特徴の一つは『ユニバーサルデザイン』の考え方を織り込んだこと。見やすい、分かり易い、操作し易い、安全で安心など、「これなら農業を続けようと思ってもらえる機械」に仕上げている。  
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  井関農機の新商品2条刈りコンバインと移植機  
     
  井関農機は、国内外に向け17年度下期新商品を発表した。今週はその中から、コンバイン「フロンティアビバ」HVA216-SLW型と半自動大苗移植機「ナウエルナナ」PVH1-65FFVLの特徴などをみる。  
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  タイガーが電気柵100m設置する「小虎くんセット」発売  
     
  獣害対策機器メーカーのタイガーは、電気柵を100m設置するのに必要な資材を1梱包にまとめた「小虎くんセット」を発売した。イノシシ、ハクビシン、アナグマ、タヌキ、アライグマなど小動物対策に最適の構成。セット内容は電柵器アニマルキラー1200DC、支柱、柵線(200m)、電圧測定器、出入口、危険表示板、アース、取扱説明書、単1アルカリ乾電池。  
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  ジョーニシがトラクタ用施肥機を発売  
     
  ジョーニシはこのほど、微粒剤も高精度で散布できるトラクタ用施肥機の新型「サンソワーVシリーズ」(微粒剤仕様5型式など計10型式)と、麦や大豆の播種と同時に除草剤がまけるトラクタ用「除草剤散布機」2型式(VH‐1、2)を発売した。サンソワーVシリーズはロールに10等分の溝を設けるなど散布精度をさらに高めた。バッテリー電源によるロール駆動で回転数を制御し、散布量のきめ細かな調整が可能だ。  
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  日本貿易ではバッテリー保護回復剤を発売  
     
  日本貿易はこのほど、2〜3年程度といわれるバッテリー(鉛蓄電池)寿命を約2倍に延ばすことができるバッテリー保護回復剤「カーボマックスCB-1000」(特許品)を本格発売する。保護剤をバッテリーに注入するだけで、使用中のバッテリーを長寿命化するほか、劣化しているバッテリーも再生してリサイクルできる。農業機械・自動車・トラック・フォークリフト・除雪機・ゴルフ場機械・建設機械など農村に普及するすべてのバッテリー搭載機に使用できる。  
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  麻場では乗用モア用除草剤スプレー草地発売  
     
  麻場はこのほど、「乗用モアースプレー装置」(型式はJS01-RM95)を新発売した。果樹園の中で、支柱などの障害物のために乗用モアで刈り取ることができない部分をモアに乗ったままでその部分に除草剤が散布できるようにしたもの。この装置を取り付けることができるのはオーレック製のラビットモア「RM-86/95/96」の3機種。ラビットモアで刈れる所はしっかりと物理的に機械で刈り、支柱などが邪魔となるために刈ることができない所はケミカルで処理する。両方の処理が乗ったままできるので省力化につながる。  
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  クボタ新製品/箱まきちゃん、エアロスターGP・ARH300  
     
  クボタはこのほど、17年度下期向け新商品として植付けと同時に均一散布できる「箱施用剤散布機・箱まきちゃん」、また、小型普通形コンバイン「エアロスターGP・ARH300」を新発売した。両機の特徴などをみる。  
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  田中産業がグレンバッグユース・ネクスト新発売  
     
  田中産業は昨年、使い易さと機能性を一段と向上させ、安全性を高めた米麦大量輸送袋の新製品「グレンバッグ・ユース」を発売し好評を得ているが、このほど、ユースの機能をそのまま継承しながら“一人立ち機能”をさらに強化した新製品「グレンバッグユース・ネクスト」を開発、新発売した。本体をねじるだけでコンパクトに畳め、逆にねじると自立する特徴をさらに進化させ、縫製の仕方を変えることで一層完全な自立式とすることに成功。また、投入口はファスナー式とし、吊り下げをロープ式に変えることで安全性をアップしている。  
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  アシストインターナショナルでは緑晶石を本格推進  
     
  アシストインターナショナルは、巴工業が輸入元の「緑晶石」に関して、スポーツ事業に関係したルートでの販売を開始し、ゴルフ場などから注目を集めている。「緑晶石」は、中国産出のシリカ系鉱産物で、かなり鮮明度の高い緑色した砂状および小石粒。国内へ輸入されるのは初めてであるため、現在のところ実用例はないが、ゴルフ場、テニスコート、野球場の人工芝が剥げたところの補修用としてや、ゴルフ場、遊歩道、砂場などに最適として、期待が高まっている。  
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  丸五がマジカルフォレスター発売  
     
  丸五はこのほど、軽くて運動性に優れ、しかも疲れにくい「マジカルフォレスター」の本格発売を開始した。同靴は、平成15年度林野庁「林業労働災害防止機械・器具等開発改良事業」による開発商品で、大正8年の創業以来、安全たびや地下足袋をはじめ、安全シューズ、作業シューズなどの専門メーカーとして永年にわたり蓄積したノウハウが随所に活かされており、今後の普及が期待される。  
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  シバウラ合弁のPSEL社が英国女王賞受賞で記念レセプション開く  
     
  石川島芝浦機械と、キャタピラーグループのパーキンス社(イギリス)の合弁会社であるパーキンス・シバウラ・エンジン(PSEL)社は、400シリーズエンジンの輸出において多大な功績が認められ、貿易部門において、2005年度の「英国女王賞(クイーンズ・アウォード)」を受賞した。それを記念して、駐日英国大使館は、6日午後5時から、同大使館の大使公邸において、「プレス説明会」及び「受賞記念レセプション」を開催。フライ大使が笹井社長に賞状を贈呈した。  
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  ヤンマーが新ブランドマーク制定  
     
  ヤンマーグループのブランドマークが制定された。3本のストリームラインは、ヤンマーが活躍するフィールド「海」「大地」「都市」を示し、その丸みは地球を表している。このフィールドをヤンマーグループが未来に向けて、疾走している姿を描いている。ヤンマーでは「新ブランドマークの根底に流れる思想『グローバル』『スピード』『チャレンジ』をキーワードに、ミッション『お客様との約束』の実践を通じて、ヤンマーのブランド価値向上に努め、資源循環型を指向する産業用機械メーカーを目指す」としている。  
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  ホンダがアウトドアトークショー  
     
  本田技研工業は3日午後、本社の青山ウエルカムプラザで「アウトドア・トークショー」を開催した。これは6月28日から7日まで行った05ホンダアウトドアフェアのスペシャルイベントとして開いたもので、NHK「趣味の園芸」「きょうの料理」でおなじみの柳生真吾氏と、ホンダのツインリンクもてぎにあるハローウッズ森のプロジューサー・崎野隆一郎氏が対談した。  
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  長野でコンバイン試乗会/関東甲信越三菱農機販売  
     
  関東甲信越三菱農機販売は6月22日と28日の両日、長野市と佐久市でコンバインの実演試乗会を開いた。同社の長野支社が企画・主催したもので、両会場で予定を超える200名以上の参加者があり、「反響の大きさに驚いている。秋商戦に向けて弾みがついた」(野上支社長)としている。会場には、2条刈りVM7KS、同じく2条刈りディーゼル搭載のVMS11KCの小型から、集団向けの5条刈りVG80CAM(キャビン仕様)まで10機種が勢揃いし、機種ごとの性能説明の後、一斉に試乗に移った。  
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  筑水キャニコムの新社長に包行均氏  
     
  筑水キャニコムは6月17日に定時株主総会および取締役会を開催。包行良人氏が代表取締役社長を退任し代表取締役会長に就任。代表取締役社長には取締役副社長の包行均氏が就任した。また常務取締役の包行義郎氏が専務取締役に就任した。執行役員には加藤和之(生産技術部長)、若井光浩(国内営業部長)、吉松孝彦(海外営業部長)、大川司(購買部長)の各氏が就任した。  
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  農機は機能で選ぶ/生研センター調査  
     
  日農機協(関谷俊作会長)は8日、都内で今年度第1回の農業機械化情報研究会を開催し、席上、生研センターの藤井幸人氏が「農業機械のコスト、満足度等に関する意識調査結果について」講演し、先に行った同調査の内容を紹介した。これは、農業機械士を対象に、トラクタ、コンバインの利用状況、機械に対する満足度、機械選定時の重要度などを聞いたもの。それによると、購入の決め手となったのは「機能が優れている」に続き「担当者との付き合い」が約2割と高く、選ぶときの重要度は「性能や装備・機能」「アフターサービス」で「メーカー・ブランド」は低かった。  
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  葉たばこ耕作機械協が茨城県で現地研  
     
  葉たばこ耕作機械協議会(森洋三会長)は6、7の2日間、茨城県下で機械開発研究会を開催し、JT水戸地方原料本部、茨城県たばこ耕作組合の関係者と情報交換を行うとともに、岩間町の生産者・込山祐一氏の圃場、八郷町の八郷共乾施設などを訪ね、実地に機械利用状況を視察した。前日午後は、水戸市内のホテル会議室で、水戸原料本部管内の作柄概況、機械化状況などを聞き取り、今年は生育揃いの程度や圃地間での格差が出ていることなどが報告された。  
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  盛大に年次大会開催/農機学会関東支部  
     
  農機学会関東支部(糸川信弘支部長)は6、7の両日、茨城県下で第41回年次大会を開催した。6日は講演会、評議員会、総会などが行われ、7日は見学会で、クボタ筑波工場などを視察した。また、5日には若手の会も開かれた。今回の講演は37課題で、ロングマット水耕苗を使用した無人田植機と有人田植機の協調作業について(中央農研・長坂氏)、イチゴの収穫ロボット(生研センター・吉田氏)、圃場内運搬車両の四輪接地機構(東京農大・佐藤氏)、GISで作る農作業データベース(中央農研・金谷氏)など、最先端の研究成果が発表された。  
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  無人田植機を実演/埼玉・ロングマットクラブ  
     
  独立行政法人農業・生研機構の中央農業総合研究センターと埼玉・ロングマットクラブは1日、埼玉県大里郡妻沼町でロングマット苗によるGPS無人田植機の実演会を開き、これには関係団体や農機メーカー、地元農家などが多数参集、自動無人で植え付ける先進技術に注目が集まった。この無人田植機は位置計測にGPSを、車体の傾きや進行方向の計測には圧電振動ジャイロと傾斜センサーを組み合わせた計測器を使用、これら各部は工業用のプログラマブルコントローラーを介して、DCモーターで操作される。同センターが研究開発した。  
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  田上氏の受章を祝う会開催  
     
  田上稔氏(岡山県農機商組理事相談役・ヤンマー農機西日本取締役相談役)の旭日双光章受章を祝う会が4日、岡山市の岡山プラザホテルで盛大に催された。氏の多年にわたる功績を讃え、政界、財界、行政、業界団体関係者はじめヤンマー農機幹部、関係メーカー・取引先関係者など162名が出席した。鶴鳴の間で開催された祝う会では、発起人を代表して定金理事長が挨拶。氏の経歴を紹介しつつ、昭和60年第1回のスタートをみた中古農機合同フェアを、今年21回目を迎えるまでに育て上げた功績や、技能士会育成、整備事業確立に向けた努力を讃え、その労をねぎらった。  
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  ニッカリが充電式の草刈機発売  
     
  ニッカリは、量産草刈機へのマイコン搭載は世界初という充電式草刈機「モビカル」(MBB‐1)を開発、14日より発売する。騒音や振動がないため疲労を大幅に軽減でき、異常時には自動停止するなど優れた安全機構を採り入れている。小型軽量なうえ、手元に表示ボックスを配置するなど高齢者や女性にも扱いやすくし操作性も高めた。「疲れない」「静か」「キレイ」の三拍子そろった“モーター機の本格派”として売り出す。  
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  新ダイワ工業が新型4サイクルエンジン搭載のヘッジトリマー新発売  
     
  新ダイワ工業はこのほど、世界で初めて混合燃料使用による独自の過給式クリーン燃焼エンジン“C4エンジン”を開発、ヘッジトリマーHT2510に搭載して国内販売を開始した。このC4エンジンは世界で最も厳しいとされる米国環境保護庁の排出ガス規制(EPA2)に適合し、日本国内では排出ガス自主規制(日本陸用内燃機関協会)の基準値を大幅にクリアしている。すでに米国では2002年から同エンジンを搭載した刈払機、ヘッジトリマーなどの販売を開始しており、その環境性能で世界的に高い評価を得ている。  
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  ハイブリッドスタート刈払機の出荷式行う/コマツゼノア  
     
  コマツゼノアは7日、本社において同日より本格的な発売を開始する“押すだけ”でエンジン始動ができる革新的なハイブリッドスタート刈払機4型式(肩掛け2型式、背負式2型式)の出荷式を行った。出荷式は、本社工場において、農林機器事業部の社員総出の中、青柳社長が神棚の玉ぐしを奉納し、ハイブリッドスタートのヒット祈願を行った後、全員で全国へ向け、新製品の刈払機を搭載した第1号機の出荷トラックを見送った。  
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  JA全農長野農機&ガーデンフェア/15〜16日Mウェーブで  
     
  JA長野県・全農長野県本部・長野県農協生産資材事業推進協議会が主催し、長野県と長野県くみあい農業機械サービス連絡協議会(KS協)が後援する「2005JA農業機械&ガーデンフェア」が15、16の両日、長野市オリンピック記念アリーナ「Mウェーブ」で開催される。トラクタ、作業機メーカー、資材商社など75社が出品する。10回目の節目となる今回は、長野県農業の重要性、それを支え続ける系統事業の役割、JAの存在価値をアピールしようとする意欲的な姿勢が目立つ。動員目標は6000名、成約目標は10億円としている。  
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  産地確立へ導入進む果樹機械  
     
  果樹用には、防除用のSSや高所作業車など多様な機器が用意されている。最近では、これまで人手に頼っていた作業を機械に置き換えたり、より楽にするための機械・装置や鳥獣害防止器機の導入も盛んになってきた。新たな振興基本方針を受け、活発化する果樹用機器を特集した。  
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  新製品・関連グッズでムード高める刈払機  
     
  梅雨明けとともに夏場の本格的な草刈りシーズンが到来する。刈払機に代表される各種草刈り用機械が一斉に稼働を始める時期である。炎天下でのきつい作業を強いられる草刈りなだけに、販売サイドにすればユーザーが強く求める高能率かつ省力化機械を提供していくと同時に、不整地や傾斜地での現場が多いことにも考慮し、安全確保に十二分に目配りした対応が問われてくる。作業シーズン本番を迎え、当用期需要の盛り上がりに期待が集まる刈払機に焦点を当て、販売最前線の取り組みや従来にも増して充実してきている防護服や作業靴といった安全関連商品の動向などを取り上げながら、現在の市場の動きを追った。  
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  内山良治氏(丸山製作所元社長)が逝去  
     
  丸山製作所の元社長、会長で日農工副会長などを務めた同社・相談役の内山良治氏が7月3日午前11時20分、入院先の市川歯科大学市川病院で肺炎のため亡くなった。94歳だった。通夜は6日午後6時から、告別式は7日午前11時から、それぞれ千葉県市川市大野町4の2610の1の市川市市営斎場において近親者のみ列席のもとしめやかに営まれた。喪主は夫人の喜美さん。丸山製作所・社長の内山治男氏は故人の長男にあたる。なお、同社では改めて社葬「偲ぶ会」を執り行うが、日取りなどは未定。  
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  石井雄光氏(秋田クボタ会長)が逝去  
     
  秋田クボタの創業者、会長で県農業機械化協会や県農機公取協の会長も務める石井雄光(いしい・たけみつ)氏は、かねてより病気療養中のところ6月30日午後9時37分、死去。76歳だった。近親者のみによる密葬は7月5日正午より秋田市内の天徳寺においてしめやかに営まれた。なお、同社など石井企業グループ8社と石井家による合同のお別れの会が、7月25日午後1時から秋田市の秋田キャッスルホテルにおいて執り行われる予定。喪主は女婿の資就(ただなり)氏。  
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