農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  平成18年1月16日発行 第2642号  
     
   
     
   
  施肥機リモコン仕様を強化/ササキコーポレーション  
     
  ササキコーポレーションはこのほど、20段階散布量調整式リモコンシャッター装備のライムソワーと有機ミキシングソワーを1月から新発売すると発表した。同社では先に、リモコンシャッターを装備したブロードキャスターを発売。年々、リモコン仕様の需要が拡大し、今後もさらにリモコン仕様の需要増が見込まれることから、ライムソワー、有機ミキシングソワーについてもリモコン仕様を発売するもの。  
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  スガノ農機がリバーシブルプラウVシリーズ発売  
     
  スガノ農機は、第5世代「リバーシブルプラウ」を「Vシリーズ」として2月から発売する。今回の新製品は、トップメーカーの責任を果たすために開発したもので、Vは、Victory(勝利)の頭文字。厳しさを増す農業情勢の中、勝ち抜いていく農家に選んでもらい、共に勝利を獲得したいという考えで命名した。フルモデルチェンジの主な特徴は、1.ささり込みと耐久性を向上させた「シェアポイント」。肉厚は従来から3mm厚くするとともに、先端形状を改良し、鋭い刺さり込みと耐磨耗性を向上、2.有効磨耗量が187%アップした「シェア」――など。  
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  サークル鉄工がスイートコーン穂刈機開発  
     
  サークル鉄工はこのほど、スイートコーンの穂刈機を開発、本格的に販売を開始した。これは穂を刈ることによって、スイートコーンの上部を軽くし、雨風に強く倒れにくくするための機械で、近年台風の上陸件数が増えていることから、倒伏の被害を受けた北海道のスイートコーン栽培農家から強い要望があり、同社が開発を進めていた。主な特徴は、穂を刈ることによって、1.雨風に強く倒れにくくなる、2.収穫時期を遅らせることができ、出荷調整がしやすくなり、市場価格に合わせて有利な条件が確保しやすい、3.収穫作業が楽になる――など。  
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  土谷特殊農機具製作所が屋内カーリング施設を事業化  
     
  土谷特殊農機具製作所は、スポーティングカナダ社と提携し、「屋内カーリング施設」の事業化を推進。その第1号として、「カールプレックスフジ」が昨年12月2日に山梨県南都留郡山中湖村にオープンした。同施設は、既存のカーリング施設と比較して、建設・管理費が低コストなため、期待を集めている。国際規格を満たす2カ所の競技スペースと観覧席などが設けられており、外装は、同社で開発した低コスト素材を現地で整形加工、柱や梁材が不要で、明るく広い空間に仕上げている。  
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  チャレンジ顧客満足/ヰセキ全国表彰大会  
     
  井関農機は1月13、14日、東京港区のホテルグランパシフィックメリディアンで、「ISEKIチャレンジ 顧客満足!シェア拡大!」のスローガンのもと、平成18年度ヰセキ全国表彰大会を盛大に開催。これには、中国、常州東風農機集団をはじめ、グループの特約店、販売会社、優秀セールスマン・サービスマンなど約1200名が参加、目標達成へ向け本年度商戦の火蓋を切った。席上、挨拶した中野社長は、新しい農業施策により農業は多様化し活性化する、特許登録率が全産業で1位になるなど「技術の井関」を強調したうえで、18年度方針を発表した。  
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  2月1日に第16回学生懸賞論文・作文の表彰式/ヤンマー農機  
     
  ヤンマー農機は「第16回ヤンマー学生懸賞論文・作文入選発表会」を2月1日、東京虎ノ門パストラルで開催する。論文の部では大賞1名(賞金100万円・賞状と記念品)、特別優秀賞2名(同50万円・同)、優秀賞5名(同30万円・同)、佳作10名(同10万円・同)が、作文の部では金賞1名(賞金30万円・賞状と記念品)、銀賞5名(同15万円・同)、銅賞10名(同7万円・同)が発表されそれぞれ表彰される。  
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  サタケが創業110周年/顧客第一掲げ飛躍  
     
  明治29年(1896年)、創業者・佐竹利市翁が日本で初めて動力精米機を考案し生産したことに始まったサタケは、今年3月3日で創業110周年を迎える。同社は創業以来、穀物加工技術の研究開発を重ね精米機をはじめ収穫から食卓へ上るまでのすべての加工機械を提供してきた。この川上から川下までの開発生産体制により、日本はもとより世界140カ国で食文化の向上に貢献してきた。同社の佐竹利子代表は110周年に当たって「今後ともお客様への感謝の気持ちとサタケ精神を深く胸に刻み心の支えとして、新しい物事に果敢にチャレンジして参りたいと存じます」と語っている。  
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  ホンダ06年の汎用事業の方針/600万台販売に挑戦  
     
  汎用事業は、昨年までの3カ年計画において全世界で完成機と汎用エンジンを合わせ600万台の事業基盤を確立することを事業目標に取り組んできた。その結果、04年は530万台、そして05年は560万台の見通しと順調に推移し、01年からの5カ年で約1.5倍の伸びとなる販売見通しとなった。世界各地で排気ガスなどの環境対応規制が強化され、ガソリンエンジンメーカーにとって最重要課題のひとつとしてクローズアップされ対応を迫られているなか、同社汎用事業もいっそうの環境性能の向上とともに、さらなるコスト競争力を高めるための積極的なグローバル戦略を進めている。  
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  中井機械の密漬け加工機が新機械振興賞を受賞  
     
  機械振興協会(豊田章一郎会長)が機械工業分野の優れた技術開発に与える「新機械振興賞」を食品機械の総合メーカー・中井機械工業が受賞した。授賞式は1月17日、東京プリンスホテルで催される。第3回を迎えた今回の受賞は9件。ダイハツ工業、キャノン、住友電気工業、ヤマハ発動機などいずれも日本を代表する大企業ばかり。その中で、同社は食材の蜜漬け作業を自動化・高効率化する「マルチディッパー」で機械振興協会会長賞の栄誉に輝いた。異色企業の受賞に、蜜漬けの新技術が注目を集めている。  
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  攻めの経営目指す/鈴木油脂工業が新年式  
     
  鈴木油脂工業は5日、大阪市北区の東洋ホテルで「平成18年度新年式」を開いた。北海道から九州まで全国各営業所と本社から社員ら148人が参集した。鈴木社長は「すべては感謝から始まる。感謝の思いを持つことが何より大事。各自一人ひとり、『他人任せにはしない』という意識改革で臨んでほしい」と要請。営業スタッフに一層の奮起を促し、さらなる飛躍を呼びかけた。懇親会では鈴木社長がみずから司会進行役を務め、各部門や営業所ごとにスタッフが1人ずつ壇上で今年の抱負などについて元気一杯に意気込みを発表。1年のスタートに大きな弾みをつけた。  
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  明るさ増す中、新年スタート/日農工が賀詞交歓会  
     
  2006年は農機業界にとってどのような年になるのか―日農工(中野弘之会長)は10日、都内の虎ノ門パストラル・鳳凰の間で、新年賀詞交歓会を開き、業界の1年がスタートを切った。景気は穏やかな回復基調にあると言われるなか、農業機械の生産・出荷は、輸出の好調さに加え、国内向けも主要機種が堅調に推移するなど明るさがみられてきた。半面、原油高、鋼材の高騰など厳しい情勢が続いている。中野会長はあいさつのなかで、担い手を中心とする新施策に対応し、「機械への新たなニーズを的確に把握し、農業の持続的発展に貢献したい」と力強く訴えた。  
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  環境対応を強化/陸内協・新年賀詞交歓会  
     
  日本陸用内燃機関協会(吉野浩行会長会長)は11日、東京都港区の明治記念館で平成18年新年賀詞交歓会を開催した。これには来賓として経済産業省自動車課の渡辺企画官を招いた他、関連団体、会員企業の担当者ら多数が参集し、協会が重点項目として掲げる「グローバル化」と「環境問題」の対応に一丸となって取り組むことを確認、新たな1年に向けて清新なスタートを切った。  
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  日農機協が新春情報研究会/機械化施策を説明  
     
  日農機協(関谷俊作会長)は11日、都内の馬事畜産会館で新春特別農業機械化情報研究会を開催し、内閣府食品安全委員会リスクコミュニケーション官の西郷正道氏が「食品安全をめぐる動きについて」、農林水産省・農産振興課技術対策室長の川本憲一氏が「農業機械化施策の動きについて」講演した。この中で西郷氏は食品安全委員会について紹介。また、川本氏は次期農業機械開発研究計画が18年度から始まるが、現在、その内容の検討を行っていること、農業機械費の低減のために担い手の機械選択の幅を広げるような取り組みも必要となることなどを指摘した。  
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  農機学会賞決まる/松井氏(井関農機)に学術賞  
     
  農機学会(梅田幹雄会長)はこのほど、平成18年度の農業機械学会賞の受賞者を決定、発表した。学術賞は、「コンバインにおける穀粒の風選別に関する研究」で松井正実氏(井関農機熊本技術部開発課技師)が受賞。森技術賞は「水田耕うん整地用機械の高速化に関する研究」で、後藤隆志氏(代表者・生研センター基礎技術研究部主任研究員)ら、研究奨励賞は、「農業用重量物ハンドリングマニュピレータの研究」で酒井悟氏(千葉大学工学部電子機械工学科ロボット工学研究教育分野助手)が受賞。技術奨励賞は、「ロータリ耕うんによるスクミリンゴガイ防除技術の開発」で高橋仁康氏(生研センター畜産工学研究部研究員)が受賞した。  
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  「食を支える技術」で/農機学会テクノフェスタ  
     
  農業機械関係の技術者や研究者が技術力向上と交流を図るシンポジウム「第10回テクノフェスタ」(農業機械学会主催)が12月22日、「農業生産から食品加工まで、食を支える技術の新展開」をテーマに京都市左京区の京大会館で開かれた。関連メーカーの技術者や研究者ら175人が参加。京都大学名誉教授の頼平氏と、岡山大大学院自然科学研究科教授の中西一弘氏の両講演に続き、参加者が9つの専門分科会に分かれ、最新の話題や技術的課題などをめぐって活発に意見を交わした。  
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  埼玉ロングマットクラブが金子農機で会合  
     
  水稲をマット上で育苗する「ロングマット水耕苗」の普及推進を図る農家組織・埼玉ロングマットクラブ(掛川久敬会長)は昨年12月26、埼玉県羽生市の金子農機で会合を開き、これには構成農家や関係団体の担当者など約40名が参集、平成17年の活動報告並びに18年度計画などを話し合った。ロングマット苗は、育苗に土を使わず播種から苗の巻き取りまでを同一のベッド上で行う技術。面倒な苗移動が不要で、10a当たり苗移動総重量は土付き苗の10分の1以下の省力作業となる。  
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  総額は4145億円/18年度林野予算  
     
  林野庁は昨年末、平成18年度一般会計予算概算決定額をまとめ、発表した。それによると、予算は、前年度比97.2%の4145億1900万円となった。公共事業3107億600万円(対前年度比98.3%)、非公共事業1038億1300万円(同94.3%)の内訳でともに前年度から減額している。事業としては「緑の雇用担い手対策事業」を新規事業として67億円確保した他、「山村力誘発モデル事業」、「新生産システム関連事業」、「違法伐採総合対策推進事業」、「木材海外販路拡大支援事業」を新たな事業としてスタートさせる。  
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  高性能林業機械は2726台/平成16年度・林野庁まとめ  
     
  林野庁技術開発推進室(黒川正美室長)は昨年末、平成16年度の林業機械保有状況調査結果の概要についてまとめ、公表した。それによると、高性能林業機械の保有台数は前年度より172台増加し、2726台となった。過去2年間の伸び悩みを払拭するよう増勢に転じており、高性能林業機械化が新たな局面を迎えていることを示す結果となっている。一方、在来型林業機械の保有台数は、保有台数の最も多い刈払機が30万4726台で前年度に比べ4.4%、チェンソーが25万3607台で同7.0%減少となっており、下落傾向に歯止めがかかっていない。  
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  機械化が支える農業王国/北海道新春特集  
     
  昨年の北海道の農業は、米の作況指数が109と豊作になったことをはじめとして、ビート、馬鈴薯、豆類、小麦、生乳なども例年並みか例年並み以上で推移した。しかし、米、生乳、小豆などは需給バランスが崩れ、生乳が平成18年度から3%減産となるほか、米価、小豆の相場も低くく、道内の農業界にとって決して良い1年とは言えなかったが、日本の食糧基地としての北海道農業の存在感は大きい。それを支える農機業界も、「農家に貢献する」という意欲は強く、農家からの信頼も大きいので、充実した1年となることが期待される。  
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  7月に帯広で国際農機展  
     
  今年最大のビッグイベントは、4年に1度開催される「第31回国際農業機械展in帯広」。北海道の中核を担う主要な食料基地「十勝」において最新鋭農業機械の発表の場として、先端技術や環境に対応した新しい農業を発信する場として、国内はもちろんのこと海外からの高い評価を得ている展示会である。ここでは、その概要と、主催者サイドの意気込みに触れる。  
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  “万一”に備える優良製品・耐震マット「プロセブン」  
     
  プロセブン発売の「プロセブン耐震マット」が、地震時の家具転倒防止に絶大な効果を発揮して注目を集めている。多くの人命を奪った新潟県中越地震でも、数多くの設置家庭でその機能を実証、大きな威力に問い合わせが殺到している。同商品は、固体と液体の中間的なゲル状マットで、家具等の底面に敷くだけで超低弾性とすぐれた粘着性を発揮、上下・左右・前後のあらゆる地震の揺れを吸収してしまう。  
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  新製品を投入、ニーズに応える/日農工部会長の今年の機種別見通し  
     
  業界のスタートを切る賀詞交歓会も和やかなうちに終わり、いよいよ今年の農機ビジネスが本格始動した。今年は農政改革に伴う農業構造の大きな変革も予想され、これまでとは異なる需要の流れも出てきそうだ。そうした中、今年の農機の見通しについて、日農工の各部会長はどのようにみているのだろうか。主要機を始め回復基調を維持していくとする各部会長の年頭挨拶をまとめた。  
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  さらなる飛躍を胸に/日農工・賀詞交歓会で聞いたひと言  
     
  記録的といわれる寒波の中、2006年が幕を開けた。日農工が10日開いた賀詞交歓会には、農機業界の幹部が一堂に会し、各社それぞれの思いを抱えながらも、笑顔の歓談が行われ、会場はなごやかな空気に包まれていた。出席者から、本年にかける抱負などを聞いた。  
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