農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成19年5月28日発行 第2707号  
     
   
     
   
  21世紀の戦略産業目指して/19年度農業白書  
     
  政府は25日の閣議で、平成18年度食料・農業・農村白書を了承した。今年の白書のポイントは「21世紀にふさわしい戦略産業を目指して」で、1.食料自給率や食料供給力(自給)、2.国内農業の体質強化、3.バイオマスの利用の加速化、農産物輸出の促進といった農業・農村の新境地の開拓、4.農村地域の活性化―等に力点を置いた記述を行っている。また、食料供給コスト縮減、女性農業者の参画推進、農業分野の外国人労働者、都市農業について新たに項目立てし、焦点を当てている。  
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  独占禁止法の周知図る/公正取引委員会と農林水産省が説明会  
     
  公正取引委員会と農林水産省は5月から6月にかけて、「農業協同組合の活動に関する独占禁止法上の指針」の説明会を開催し、周知を図っている。さいたま会場では関東農政局が23日、さいたま新都心合同庁舎で説明会を開き、農協関係者等に指針の趣旨等を説明した。同指針は、独占禁止法上問題となる行為を明らかにすることにより、農業協同組合による独占禁止法違反行為を未然に防止するとともに、農業分野における公正かつ自由な競争の促進に役立てるため作成・公表したもの。  
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  飼料価格高騰に対応し協議会を設置/農林水産省  
     
  農林水産省は22日、都内の虎ノ門パストラルで、第1回飼料価格高騰等の畜産をめぐる状況変化への理解醸成のための中央推進協議会を開き、配合飼料の価格上昇に対応した家畜の生産性向上対策などについて検討した。世界的な異常気象やバイオエタノール原料としての需要増からトウモロコシ等穀物相場が上昇し、それに伴い飼料価格が高騰、わが国の畜産経営を圧迫している。このため、輸入飼料に依存しない自給飼料増産対策の強化や飼料米の活用などについて、今後、数回にわたり検討していく。  
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  ヤンマー農機、クボタに感謝状/タイの花博協力で  
     
  農林水産省と日本花普及センターは22日、農林水産省7階の講堂で「チェンマイ国際園芸博覧会における日本国政府屋内出展の感謝状贈呈式」を行った。同博覧会は昨年11月1日から今年1月31日まで開催。日本国政府屋内出展には、「農機と花のコラボレーション」として、ヤンマー農機タイランドとサイアム・クボタインダストリーが協力。ヤンマー農機タイランドは12月2日から15日まで、サイアム・クボタインダストリーは12月30日から1月12日までトラクタなどを出展、博覧会を盛り上げた。両社に対して、農林水産省生産局長感謝状が贈られた。  
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  サークル鉄工が大葉選別機を発売  
     
  サークル鉄工は、「大葉選別機」を発売、サイズ、色、曲がり、軸合わせ、孔あきの製品を瞬時に選別し、所定の枚数で包装。選別時間の大幅な短縮と省力化を実現した。同機は、ロボットと画像処理によって大葉の大きさ、傷、色合いなどを高速に検査して包装まで行う装置。供給コンベアのそれぞれのトレイに収穫した大葉を数十枚重ねて乗せると、トレイから大葉を一枚ずつ取り出して検査テーブルに供給し、大葉の形状を取り込んで画像処理。大きさ、変形、傷、色合いなど商品として必要な事項を判定、商品となる大葉を包装機に送り出し、包装する。  
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  タイワ精機が大型石抜機を発売  
     
  精米機の専門メーカー・タイワ精機はこのほど、玄米処理能力2200kg/時を実現した「大型石抜機・TS-2200E(S)」を開発、新発売した。担い手農家を対象に差別化商品として発売するもので、1時間に36俵の処理が可能のほか、昇降機とキャスターが付いており、籾すり機と直結して使用できる。また昇降機なしの石抜機単体タイプ(TS-2200)も選べる。この大型石抜機は、同社の2007年度新製品の第3弾。大規模プロ農家や集落営農組織などを対象に発売するもので、玄米処理能力を高め、ホコリ吸引口を標準装備、オプションで吸引装置が取り付け可能。  
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  エスコが農機整備施設にECSシステム提案  
     
  全国に支店・営業所を網羅し、電気設備のコンサルティング事業を展開しているエスコは、農機業界へ向け、各事業所と電力会社との電気基本料金契約を従来の“負荷設備契約”から、大幅に経費削減につながる“主開閉器契約”に切り替え、同社独自の開発によるECSシステム(電子ブレーカー)を導入することを提案している。ECSシステムは電気基本料金が、月々1〜2万円安くなるため、5〜7年のリース方式で、1月に6500〜7500円を支払っても経費削減となる。  
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  丸山製作所が新型ハイクリブーム発売  
     
  丸山製作所は6月下旬から乗用管理機「ハイクリブームBSA-531Lシリーズ」を発売する。好評を得ているハイクリブームの前後重量バランスのよさなどは継承しつつ、新技術となる上下2列配列の5連式動力噴霧機を搭載、スライド式ブームの強度アップ、回廊フロアスペースの拡張などの変更を施した。さらに、メーカーオプションで新開発「ぴたっとアーム」「+100Lタンク」を加え、作業性を向上させている。  
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  転換畑作物に最適な三畦リッジャー/鋤柄農機が発売  
     
  鋤柄農機は、トラクタ用の「ディスク三畦リッジャー TDR-320」を発売、注目を集めている。同機は、規模拡大の転換畑作物に最適な高能率中耕培土機で、作物の生育時期に適した作業を進めることが可能。主な特徴は、1.前部の自転するディスク刃で長く伸びた雑草を取り除くので、雑草が絡みつくことなく、培土作業を行うことができる、2.ディスク刃は取付角の開閉ができるので、土の横移動を調整し、畦幅の広狭に合せることが可能―など。  
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  ホバークラフトで除草剤散布/関東電設が発売  
     
  関東電設P・S・C事業部は、新製品「除草剤散布用RC・ホバークラフトACV-01」の普及に力を入れている。今春、福島県内で行われた農機展では、実演に多大の関心が集まり、今後の導入に確かな手応えを得ていた。ACVは、エアー・クッション・ビークルの略称で、ラジコンで操縦する機体にフロアブル剤もしくは顆粒水和剤を搭載し散布するもの。ホバークラフト方式で水陸両用の走行ができ、作業が容易、ムラのない均一散布、作物への飛散がない、圃場に凹凸があっても平気―などの特徴がある。  
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  つくし工房が熱中症予防する各種製品  
     
  建築現場や機械室の安全標識デザイン・製造で実績のあるつくし工房は、先に東京ビッグサイトで開かれた「安全健康快適フェア2007」に新製品の熱中症対策商品を出展、参観者から関心を集めた。頭部を冷やす「すずしん帽」、首筋を冷やす「冷(ひや)ベルト」、給水バッグからの気化熱で身体温度の上昇を防ぐ「アクアメッシュ」、吸水バッグと電動ファンの組み合わせで冷却効果の高い「アクアブリーズ」、保冷剤活用によりクールダウンを図る「冷却ベスト 冷やしてMe(みい〜)」などは、炎天下で仕事をすることの多い農林業関係者にも最適。  
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  サイクルフォークリフト/ソシード技研が開発  
     
  変わり種自転車の製造販売を手がけるソシード技研はこのほど、人力だけで荷物の積みおろしや運搬ができるフォークリフト「サイクルフォークリフト(CF-100KG)」(特許出願中)を開発、発売した。運転者の体重プラス30kg(最大100kg)までの重量物を高さ90cmまで上げられる。電源や燃料が一切不要で排ガスや騒音もなく環境に優しい。運転の仕方は自転車と同じ要領で、女性でも簡単に扱える。ペダルを逆向きにこげば後進もでき、タイヤを前後各2輪装着した4輪タイプで、駆動輪はパンクしないソリッドタイヤを使用している。  
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  サタケが情報分野でもISO認証取得  
     
  サタケは15日、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO/IEC27001」の認証を取得した。「ISO/IEC27001」は、2005年に発効された情報セキュリティに関する要求事項を定めた国際規格。同社は、食品産業総合企業として「食の安全・安心・美味・健康」をコンセプトに事業活動を展開しているが、顧客情報および自社情報資産を適切かつ安全に管理・活用することが、社会的責務であると考え、2006年2月よりISO/IEC27001規格に基づく情報セキュリティマネジメントシステムを導入し社内の情報セキュリティ向上に努め、今回の認証取得に至ったもの。  
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  ポータブルガス発電機が自動車技術展で注目/三菱重工業  
     
  三菱重工業は、23から25までの3日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜・展示ホールにおいて開催された「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展2007」に、環境対応を目指したターボチャージャ、エンジンバルブ、カーエアコン用のコンプレッサなどとともに、「三菱ポータブルガス発電機 MGC900シリーズ」を出展。レジャー用として注目を集めていた。このシリーズは、カセットボンベやプロパンガスを使用しコンパクトなことからアウトドアで多用途に活用できる。ガスを利用するため、面倒なキャブ掃除も不要で、長期保管後も始動がスムーズ。  
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  オーレックの茶園管理の専用機・エースローターを生んだ生産者・販売店ニーズ  
     
  オーレックは茶園専用機を開発。今年2月からエースローターAR650T(6馬力・作業幅400mm)を発売している。生産者からは「省力化できるうえに、作業に慣れない人にも使い易い。人手不足のなか助かる」。農機店からは「これまでは依頼に応じて管理機を改造してきたが、これは完成品だから売り易い」と好評を得ている。今回は、茶園専用の管理機を生み出した鹿児島県の茶生産事情と農機販売店を取材した。  
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  安全・快適フェア開催/農林業関連でも意欲的な出展  
     
  「安全・安心な未来へのアプローチ」をテーマに16〜18の3日間、東京ビッグサイト西4ホールで「安全 健康 快適フェア2007」が開かれた。農林業機器に関連する業界からの出展をみると、本田技研工業は、4輪、2輪、電動車椅子それぞれの運転に関わるシミュレータを揃え、安全な走行方法に関する参加体験型教育の一端を示した。トーヨ、マックス、丸五の各社は、刈払機やチェンソー作業における安全性向上を図る防護衣、手袋、安全靴などを展示、今後の普及拡大に意欲をみせた。また、フローラは植物性消臭液、天然植物活力液を出品、メリットなどをアピールした。  
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  安西製作所が選別機新製品などを食品工業展に出展  
     
  安西製作所は、6月5から8までの4日間、都内にある東京ビッグサイト東ホール全館で開催される「2007国際食品工業展」に出展し、モデルチェンジした新製品3機種をはじめ、人気の高い既存製品をアピールする。今回展示される新型機種は、「小型色彩異物選別機 HCT-270」、「異物専用選別機 レスキューソーター」、「色彩選別機 マイティソーター」。「HCT-270」は、要望が高まっていた2.7tを処理するタイプ。「レスキューソーター」は次世代の機種。「マイティソーター」は、新型エジェクターの採用により、製品の歩留まりが向上している。  
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  新潟クボタの巻営業所が新装/オープン展示会も盛況  
     
  新潟クボタは19、20の両日、新装なった巻営業所で竣工記念展示会を開催した。これには家族連れ、認定農業者、担い手農家、生産組織を中心に2日間で約500名(軒数)が参加、トラクタ1台をはじめ、乗田7台、コンバイン1台など計5000万円の実績をあげた。営業所は昭和45年巻センターを併設して設立され、18年度の売上げ実績は約4億6000万円、所員は10名。建物が老朽化したのに伴い、昨年11月から既存建物を解体し、この4月5日に新事務所が竣工した。  
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  業界あげ需要開拓/日農工が総会  
     
  日農工(幡掛大輔会長)は24日、都内の虎ノ門パストラルで、第44回通常総会・第103回理事会を開き、平成18年度事業報告及び収支決算案、平成19年度事業計画及び収支予算案などを、事務局原案どおり承認した。冒頭、あいさつに立った幡掛会長は、新農政の影響による買い控え傾向に対し「業界をあげて需要開拓に取り組んでいく」と意欲を示すとともに、今年度の事業について「農機製造コスト削減や農業資材費低減への対応も視野に入れつつ、部品の標準化や共同購入などについて積極的な部会活動に期待する」と述べた。また、新任の常務理事に中川泰治氏を選任した。  
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  新会長に林守也氏(クボタ副社長)を選出/陸内協総会  
     
  日本陸用内燃機関協会(吉野浩行会長)は23日、東京都港区の明治記念館で第42回通常総会を開催し、平成18年度の事業報告、同決算報告、平成19年度の事業計画、同収支予算、代表者変更に伴う理事選任などの一連の議案を審議し、原案通り可決、了承するとともに、新役員について、互選の結果、クボタの副社長である林守也氏を選出し、新体制のもと、協会が掲げる2大テーマである環境問題、グローバル化対応を進める。可決された19年度事業については、環境規制シフトの強化を図るほか、日本自転車振興会の補助事業を継続実施する。  
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  景品規約一部見直し/農機公取協総会  
     
  農機公取協(中野弘之会長)は23日、都内のホテルラングウッドで第28回通常総会を開催し、一連の議案を事務局原案どおり可決承認した。このうち、第2号議案では「景品規約の一部見直しについて」を了承。これは、この9月に景品規約の「旅行招待・優待の禁止規定」の見直し時期がくることからその方向を決めたもの。現行の「自ら主催して行う宿泊旅行への招待または優待をしてはならない」との規定は残し、安全技術研修会への招待・優待について、全ての農業機械へと緩和。また、広域展示会・実演会については、日帰りが困難な地域からの参加について、禁止規定から外すとした。  
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  明年50周年式典/日農機協が総会  
     
  日本農業機械化協会(日農機協・赤保谷明正会長)は24日、都内の虎ノ門パストラルで第49回通常総会を開催し、19年度事業計画など一連の議案を審議し、原案どおり可決した。また、任期満了に伴う役員の改選が行われ、赤保谷会長、菊池副会長、幡掛副会長を再選。新専務理事に松本訓正氏を選任した。19年度事業としては協会が今年で50周年の節目を迎えることから、記念行事の一環として「最新技術動向から見た今後の農業機械化進展の方向(仮題)」をテーマに機械化フォーラムを開催。記念誌の刊行、記念式典(来年5月)の開催準備などを進める。  
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  食料VSエネルギー/農業環境技術研究所がシンポジウム  
     
  農業環境技術研究所(佐藤洋平理事長)は23日午後、都内のイイノホールで第27回農業環境シンポジウム「食料VSエネルギー 穀物の争奪戦が始まった」を開催した。米国などで化石燃料の代替物として穀物の利用増大が掲げられたことから、食料となる穀物との競合がにわかに問題視されるようになった。こうした事態を受け、今回は米国アースポリシー研究所長のレスター・ブラウン氏を招き、同氏による基調講演と、L・ブラウン、嘉田良平(持続可能経済研究所顧問)、阮蔚(農林中金総合研究所主任研究員)、末松広行(農林省環境政策課長)の各氏でシンポジウムを行った。  
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  野菜のおいしさシンポジウム/野菜と文化のフォーラム  
     
  NPO法人野菜と文化のフォーラムは23日、東京都豊島区の女子栄養大学松柏軒講堂において「野菜のおいしさシンポジウム・野菜の品質評価の現状と課題を探る」を開き、これには行政や農業食品業などの担当者らが参集、野菜に関する食味や品質評価基準の在り方などを考察した。シンポジウムでは、野菜のおいしさと消費者の嗜好構造(東京農業大学・山口静子教授)▽野菜のおいしさ研究の最前線(野菜茶業研究所品質解析研究室・堀江秀樹室長)などの講演が行われた。  
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  共立、新ダイワ工業が業務・資本提携  
     
  共立並びに新ダイワ工業は21日、東京証券会館において記者会見を行い、同日開催した両社の取締役会において業務・資本提携を行うことに合意し、決議したことを明らかにした。業務提携の主な内容は、1.製品の相互OEM供給・共同開発、2.生産技術・生産部品などの相互提供及び有効活用、3.両社の物流に関する共同利用―など。また、同日付で締結した資本提携契約に基づき株式を相互に取得・保有する予定。この提携により、両社の商品ラインアップ充実による販売力強化、製品品質と生産性の向上、及び仕入・調達力のアップによる製造原価の低減などを実現、両社の業容拡大と利益向上につなげたいと発表した。  
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  大橋が小型の樹木粉砕機を発売  
     
  大橋は、小型樹木粉砕機GS121G(13.5馬力、最大処理径120mm)を3月から発売。「小枝の粉砕にも使い易い」と好評だ。同機は04年に発売したGS120Gに新機能を追加して改良した製品。従来機はクラス初の自動送り制御付きで、エンジン回転を一定に保ち安定した粉砕作業を実現した。新型GS121Gでは自動負荷制御方式を受け継ぐとともに、粉砕処理に「小枝モード」を追加し標準モードと切り替えを可能にした。小枝モードで運転すると、燃料費は約3割減り、低騒音で粉砕作業ができる。  
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  谷沢製作所がメットやベストなど子供用の防災商品開発  
     
  谷沢製作所は、16〜18の3日間、東京ビッグサイトで開催された安全健康快適フェア2007に出展、各種ヘルメット、安全帯などのメーン製品とともにキッズ用防災グッズを展示、新たな市場づくりに意欲をみせた。「あなたのお子様はまだ防災頭巾ですか」と問いかけつつ紹介する「防災キッズメット」は、産業用ヘルメットで技術を蓄積してきた同社が、危機管理対策アドバイザーと共同研究の結果生み出した子供専用の防災ヘルメット。首への負担を減らすために、軽量で優れた強度をもつFRP素材を採用、サイズ調整も簡単で、2〜15歳の幅広い年齢層に対応する。  
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  低コスト林業の実現推進/林業機械化協会が総会  
     
  林業機械化協会(高橋勲会長)は24日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンで平成19年度通常総会を開催し、平成18年度事業報告、平成19年度事業計画など一連の議案を審議し、事務局原案通り可決、了承した。19年度は、新たな森林・林業基本計画で示された低コスト林業の実現に向け予算要求された新規開発事業への取り組みをスタートさせ、木質バイオマス関連機器や搬出用機器の開発に着手するほか、作業システムの普及・定着にシフトし、ハードとソフトとがあいまった機械化林業の実現を目指していく。また、理事交代に伴う役員の補選では、木下副会長の後任として全国森林組合連合会の代表専務理事である石島操氏の就任が承認された。  
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  林業機械化推進研修・研究協議会の活動  
     
  5月8日に平成19年度の第1回の会合を開いた林業機械化推進研修・研究協議会(会長・城土裕林野庁森林技術総合研修所所長)。東京ドーム370個分といわれる利根沼田森林管理署が所管する研修実習林650haを活用し、高性能林業機械作業システムに係る研究開発とその普及に向けた試験・研究に取り組んでいる。19年度は、新たに「作業工程の違いにおける作業効率と安全性の比較検討」をスタートさせる協議会の活動内容をみる。  
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  狙い定め福岡県市場の需要掘り起こし図る  
     
  昨年の福岡県農機市場は約9%減少した。企業間格差も大きく、売上高が横ばいの企業もあれば、8%から19%減少した企業もある。農機ユーザーの事情だけでなく銘柄ごとの新製品効果、企業ごとの販売力、顧客層の違いが業績格差につながった。今年は弱含みでスタート。担い手層の農機需要は少ないが、多品目化に動きがある。個人プロ農家への販売が重視されている。利益ベースの目標達成が重視され、整備事業の重要性が急速に増す背景などを取材した。  
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  盛大に「NEW環境展」開く/グリーンテクニカも併催  
     
  守ろう地球、創ろう共生社会をメーンテーマに掲げた「2007NEW環境展」が5月22〜25日の4日間、東京・有明のビッグサイト東全ホール・屋外会場において盛大に開催された。地球環境と生活環境の保全という“地球環境対策の融合”を描いた今展示会には、575社・2421小間が出品。環境事業を推進する団体・企業が展示会場にところ狭しと自慢の精鋭機器を前面に押し出してアピールした。またビッグサイトでは同時開催として「2007グリーンテクニカ緑の環境技術展」も行われ、環境や緑をキーワードとした展示構成に注目が集まった。  
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  カーツ会長の勝矢一成氏が死去  
     
  カーツの取締役会長・勝矢一成氏が5月15日午前0時35分、入院先の病院で胃癌のため死去。享年71歳。密葬は18日近親者のみでしめやかにとり行われた。告別式は社葬により6月6日午後1時よりエヴァホール岡山(岡山市平井1329の1)でとり行われる。喪主は代表取締役社長で長男の勝矢雅一氏。故人は、先代で父である勝矢定氏が昭和5年に創設した土肥工業に35年に入社。農用エンジンから刈払機にシフトしつつ社名をカーツ機械へ変更した45年に代表取締役社長に就任。平成18年長男の雅一氏に社長を譲り、取締役会長。今年4月春の叙勲で労働行政功労により旭日双光章を受章した。  
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