農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成20年11月17日発行 第2777号  
     
   
     
   
  「ギガディスク」で強い畦/ササキコーポレーションが新型畦ぬり機  
     
  ササキコーポレーションはこのほど、従来機よりさらに強固な畦をつくり上げる新型畦ぬり機「KN-08シリーズ」(カドヌールシリーズ)および「RB-09シリーズ」(オフセットシリーズ)を発表、来年1月から発売する。ディスク径を大型化した新しい「ギガディスク」の採用によって畦の底辺部の押し込み力を強化、このほか、畦の法面、肩部、上面それぞれに対する“トリプルプレス”で畦全体の芯に向かい堅く締め込む機構としている。より強い畦をつくり出す農家ニーズ対応機だ。  
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  歩行アシスト技術を発表/ホンダ  
     
  本田技研工業は7日、本田技術研究所基礎技術研究センターで研究を進めている歩行アシスト新技術の説明会を開催した。席上、体重の一部を機器が支えることで、歩行や階段昇降、中腰などの際、脚にかかる負担を軽減する「体重支持型歩行アシスト」の試作機、および先に発表し現在有効性や課題を検証する段階にある「リズム歩行アシスト」を公開した。  
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  補機駆動用ベルトを開発/バンドー化学  
     
  バンドー化学はこのほど、新たに開発した高強度ゴムと高強度心線を採用することにより従来品に比べてベルト幅当たりの伝動能力を約30%アップさせた高負荷・高効率の自動車向け補機駆動ベルトを開発、販売を開始した。従来のベルト幅(ベルトリブ数)と同等の寿命(耐摩耗性や耐セパレーション性など)を有しつつ、従来品に比べ約3分の2の幅狭化を実現。燃費改善を目的とした自動車エンジンの軽量化やコンパクト化につながる自動車向けの補機駆動用ベルトとしている。  
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  畦内局所施肥成形機を発表/鋤柄農機  
     
  鋤柄農機では、肥料価格が高騰する状況下、必要なところへ施肥ができ、肥料を節約し、雑草への抑制効果も認められる「トラクタ用畦内局所施肥成形機 PH-T302」と「畦内局所施肥成形機 STS302KS」を発表した。「トラクタ用畦内局所施肥成形機 PH-T302」は、要所のみの施肥により肥料を節約し流出を防ぎ、キャベツ、白菜、大根、花卉などの施肥同時畦立に適している。「畦内局所施肥成形機 STS302KS」は、環境にやさしく、省力・高能率作業を行える。白菜、キャベツ、大豆などの畦作り同時畦内施肥に適している。  
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  新型育苗器「はつが NH型」発表/石井製作所  
     
  石井製作所はこのほど、新型育苗器「はつが NH型」を発表、1.組み付けが簡単、2.安全で安心なヒーター、3.見やすいデジタル表示の温度管理、4.スムーズで高い作業性―といった特徴があることから、多くの農家をはじめ農業関係者の期待を集めている。今回の新製品「NH型」の販売開始は、来年の1月頃になる予定。同器は、ヒーターを熱源として、沸騰蒸気と温水蒸気の複合蒸気式を採用。使い始めは沸騰蒸気により早めに育苗器の内部を暖め、温水蒸気により育苗器内下部の冷えを防止する。水が切れると電熱式に変わり、安心して活用できる。  
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  ミニホイールローダ畜産パラレルリフト仕様機/キャタピラージャパンが発売  
     
  キャタピラージャパンは、「902B2 ミニホイールローダ畜産パラレルリフト仕様機」を発売した。同機は、ミニホイールローダに畜産現場に最適なパラレルリフト仕様機ケプリを装備。ラップマシンも装着でき、牧草積み、運搬、牧草のラップ作業まで一貫した作業ができる。また、同社では、畜産・酪農機械の環境リサイクル構想に取り組み、資源を自然に戻し、畜産現場の廃棄物を減らすことを目指しているが、同機によってこれまで以上に貢献できるとしている。  
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  第2四半期業績は増収減益/クボタ  
     
  クボタは7日、平成21年3月期第2四半期の連結業績(米国会計基準)を発表した。売上高は前期比113億円増加し、2.0%増の5723億円となり、過去最高を更新した。利益面では円高・原材料高などから営業利益は9.4%減の681億円、税引前利益は13.5%減の659億円、純利益は16.9%減の357億円となった。内燃機器部門の売上高は海外が好調を維持、3.1%増加して4211億円となり、売上高全体の73.6%を占めた。通期の業績予想は売上高1兆1350億円、営業利益1100億円。また、1株当たり配当金を7円とし、年間では14円とする方針。  
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  売上高が8%増加/井関農機の21年3月期第2四半期連結業績  
     
  井関農機は13日、平成21年3月期第2四半期連結業績並びに役員人事を発表した。それによると、売上高は770億円(前年同期比108.2%)、営業利益12億1400万円(前年同期は3億1900万円の損失)、純利益6億900万円(同22億円の損失)となり増収増益を達成した。役員人事では12月1日付で竹下啓一常務と清家泰雄常務が代表取締役専務に昇格するほか、新執行役員に坂本清一(ヰセキ信越社長)、鎌田寛(人事勤労部長)の両氏が就任する。  
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  新「やまびこ」へ飛躍/共立が全国6地区で代理店会議  
     
  共立は、各地販ごとに全国6カ所で平成21年度の代理店会議を開催、12月1日よりスタートする新ダイワ工業との共同持株会社“やまびこ”として、新たな飛躍を期している。東北地区の会議は12日、宮城県松島町で開催された。席上、北爪社長は「今期業績見通しは、海外売上高が前年並みの順調な出荷を続け、国内も好調を維持、厳しい販売戦線の中、嬉しい成績を収められた」と発表。やまびこ設立と共立2サイクルエンジンの累計台数4000万台突破を記念したキャンペーンを展開することを明らかにした。併せて、背負式オートスタート刈払機など新製品を多数発表した。  
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  冬場作業のインナーウエアに引き合い/田中産業  
     
  田中産業発売の防寒用インナーウエア「ゴアウインドストッパー・インナーウエア」が冬将軍の到来を前に引き合いが活発化している。寒気をシャットアウトする防寒機能と汗を蒸気として放出する透湿機能を併せもつインナーウエアで、寒風吹く冬場の農林作業や除雪作業、また、スキーなどウインタースポーツにうってつけ。着用したユーザーからは「驚くほど軽くて薄いのに、保温性にびっくり」「これなら厚着する必要がなく作業もはかどる。汗ムレしないので快適に作業ができる」など驚きの声が挙がっている。  
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  餅練機で実演会/丸七製作所  
     
  丸七製作所は4日、本社において家庭用餅練機(100V・0.55kW)の実演会を催した。これから正月にかけ、餅の消費が高まることから、餅練機の有効的な活用と、より効率的な使い方を研修するために開催した。当日は、前日から一夜水に漬けた餅米5升を、同機により艶やかで腰のある餅に仕上げた。極めて短時間(毎時能率60kg)で練り上げるため、餅米本来の風味を損なうことなく、美味しい餅となった。また、ハンドルにより餅の練り調整(粘り・軟らかさ)が自在に行えるため、好みに応じた最適な餅に仕上られる。  
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  活発に秋の試乗展示会/埼玉県クボタグループ  
     
  埼玉県クボタグループは8、9の両日、栗橋町新井の特設会場で、秋の実演試乗展示会を開催、県内の農家2000人を対象に来春向け新製品の数々を披露した。地元の農業生産組合が使用している圃場に200点近い各種農機を並べ、メーン会場では新製品説明、第2会場では実演・試乗を展開した。スタートに当たりあいさつした埼玉クボタの杉山鋭吾社長は、クボタは昨年がコンバイン発売40周年、来年はトラクタ発売50周年を迎えるとし、「これを記念して特別仕様車を新発売する。今後も埼玉県農業の支えとして業務に精励していく」旨語った。  
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  国際イモ年の意義訴える/国際農林業協働協会がシンポジウム開く  
     
  FAO(国際食糧農業機関)は今年を「国際イモ年」と位置付け、イベントなどで啓発活動を行っている。日本でも、国際農林業協働協会(東久雄会長)主催による国際イモ年シンポジウム「イモを通じて食料問題を考える」が9日、横浜市のパシフィコ横浜で開かれた。これは、世界食料デーイベントとして実施されたもので、FAO日本事務所、在日ペルー大使館が共催。FAOのデービッド・ダーウ氏、ペルー国立ラ・モリナ農業大学学長のルイス・マエゾノ氏による基調講演、パネルディスカッションなどが行われた。また、シンポジウム終了後は、イモの試食会も開かれた。  
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  農商工連携など/日農機協が特別情報研究会  
     
  日農機協(染英昭会長)は13日、都内の馬事畜産会館で20年度農業機械化特別情報研究会を開催した。これには、東京農業大学教授・板垣啓四郎氏が「東南アジアにおける食糧需給の構造と農業生産の方向―外部環境・農業生産構造の変化と農業機械化のゆくえ―」、日本プロ農業総合支援機構上席コンサルタント・上原学氏が「農業と食品産業・他産業連携発展のポテンシャル―農商工等連携促進法の成立をふまえて―」、宮城大学大学院教授・大泉一貫氏が「日本・アジアにおける農業生産拡大の要件について―生産拡大を支える日本の農業技術―」を講演した。  
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  日本食は健康の糧/食のブランド・ニッポン2008開く  
     
  新たな食の創造に向けて「食のブランド・ニッポン2008」(主催=農研機構、森林総合研究所、水産総合研究センター、国際農林水産業研究センター)が11日、都内の虎ノ門パストラルホテルにおいて開かれ、日本の食を見直そう&食材開発最前線をテーマに講演や食事会が行われた。このうち、基調講演では「日本食は健康の糧・世界の糧」と題して料理研究家の服部津貴子氏(服部栄養料理研究会会長服部栄養専門学校理事)が話題提供。旬な食材を食卓に上手に取り入れながら心身の健康を保つ食育の重要性を説いた。  
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  普及事業が60周年/全国農業改良普及事業協議会が記念式典を開催  
     
  全国農業改良普及事業協議会は12、13の両日、東京・本郷の東京大学安田講堂で、協同農業普及事業60周年記念・平成20年度全国普及活動研究大会を開いた。国と都道府県による協同農業普及事業制度が創設60周年を迎えたことから、記念大会として開催。普及指導員は、人、地域、食、環境を支えるための新たな一歩を踏み出すとする大会宣言を採択した。12日の記念式典では、主催者を代表して全国改良普及職員協議会会長の中野長三郎氏があいさつ。協同農業普及事業の歩みや、普及事業の今後の役割などを述べた。  
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  埼玉県下で研修会/農電協・関東支部  
     
  農業電化協会・関東支部(花形将司支部長、事務局=東京電力法人営業部産業エネルギーソリューション部営業第2グループ内)は7日、30人が参加して、埼玉県内で「平成20年度研修・見学会」を開催した。今回は、ヒートポンプを活用して成果を上げている「モテギ洋蘭園(本庄市小島)」と、「東京発電玉淀水力発電所(大里郡寄居町)」を訪問、熱心に施設の視察を行った。  
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  チッパシュレッダ2機種を新発売/ハスクバーナ・ゼノア  
     
  ハスクバーナ・ゼノアはこのほど、新型チッパシュレッダシリーズとして、特殊鋼チッパナイフと余裕のエンジン(10馬力)を搭載し、最大処理径100mmを実現した「SR1100」とクラスを超えた破砕能力を有する「SR3000-2」の2機種を完成、11月から本格的な発売を開始した。ともに自走式のチッパシュレッダで、SR1100は、大きな投入口で曲がった枝や束ねた剪定枝も丸ごと破砕。電子制御によるオート・クイック・リバース機能により、最適な送り制御で極めて高い破砕能率を有する。また、SR3000-2は、幅広いユーザーに対応できる22馬力の樹木破砕機。  
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  木質ペレットの生産量は45%増加/日本住宅・木材技術センター報告書  
     
  燃料価格の上昇に伴い、容積当たりのエネルギー密度の高い木質ペレット市場が着々と広がりを見せている―日本住宅・木材技術センター(岸純夫理事長)が平成19年度農林水産省補助事業で実施した需給構造と燃焼機器実態調査で分かった。この数年の間に相次いで新設されたペレット生産施設は、平成20年2月現在で本格稼働に至らない施設も含め47カ所に達しており、3万t生産している。「今後はかなり速いスピードで増加していく可能性がある」(木質ペレット利用推進対策事業報告書)などこれからの普及に期待が高まっている。  
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  高性能機幅広く/08今治・林機展から  
     
  展示会の花形は高性能林業機械。国内で市販されている機械のほとんどが出展されるほか、新製品あるいは国の補助事業で開発途上にある機種も参考出品され、今後の商品化・普及に期待がかけられる。今年は、イワフジ工業、魚谷鉄工、キャタピラージャパン、コベルコ建機、コマツ、新宮商行、住友建機販売、南星機械、日立建機、松本システムエンジニアリング、諸岡、山商機械の各社が出展。とくに建機メーカーとイワフジ工業はタイムスケジュールに沿って機械化体系と当該機種の実演・説明をこなし、参観者の関心を引いた。  
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  当用期を迎え活発化する除雪機  
     
  北海道・東北・北陸では山は雪に覆われ町中でも雪が舞いはじめ、いよいよ除雪機商戦は当用本番である。今シーズンは「予約段階が勝負」と、早めに商戦を仕掛けたものの、これまでのところ「2年続きの寡雪によって苦戦を強いられた。生産は市場の動きを見ながらフレキシブルに対応している」とするメーカーが多く、これからの「雪見商戦」に決戦を挑む。終盤の話題はホンダが発表した「ユキオス」だ。新たに「ブレード除雪機」というカテゴリーを提案し、手強くなった市場を押し広げる狙いだ。  
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  来年への助走をさらに加速する田植機・育苗関連機器  
     
  田植機でも、より安全性を高めたり、疎植への対応、大型機では枕地の整地機能や操作性の向上など、機能・付加価値を高めた商品が需要を拡大している。また、育苗関連も、大型高性能化や操作の簡便化などで大規模営農への対応を進めており、これらが着実に需要を獲得している。来春に向け、今はその助走段階にあるが、商品特性の理解やユーザーニーズの把握を通じて、その動きをスピードアップし、実績へとつなげていきたい。  
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  来春を見据えて攻勢かける愛媛県農機流通  
     
  全国指折りのみかん産地、愛媛県。活動型の東予人、温和型の中予人、陽気型の南予人と、「三予人気質」の県民性がイメージされるが、気候も人柄も温暖だ。県内の2008年産水稲の作況指数(10月15日現在)は全国平均を上回る「やや良」の「105」。米価も昨年より上向きだが、肥料などの高騰が投資意欲に水を差している。農機市場では駆け込み需要後の停滞感を振り払うべく年末に向け各社とも訪問や試乗実演を地道に展開。来春に照準を合わせた活動が本格化している。  
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  来春商戦へ手応え/秋田県農業機械化ショー  
     
  秋田県農業機械化協会(白石光弘会長)の主催により、この5日までにかほ市金浦の笹森クリーンセンター隣接会場で開催された第60回秋田県農業機械化ショー。1週間の会期中、多くの人が来場し、最新鋭の機械を確認した。また、出展各社は、来春商戦に向けて新製品、新機能をアピールし購買ムードを盛り上げた。出展者は「来年に向けて全国で1番早い機械化ショー」(白石会長)との位置付けで対応し、需要の掘り起こし、喚起を図った。  
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