農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成21年10月26日発行 第2821号  
     
   
     
   
  新基本計画の審議を継続/食料・農業・農村政策審議会企画部会  
     
  農林水産省は21日、省内で第13回の食料・農業・農村政策審議会企画部会を開催し、新たな農政の方向、政策課題の整理、戸別所得補償制度などについて意見を交わした。また、来年3月を目途に新たな基本計画の答申を行うことを確認した。会議では最初に郡司副大臣があいさつ。続いて、民主党のマニフェストなど政策を説明した。この後、これまでの企画部会での検討事項を、マニフェストに沿って整理した内容を農林水産省が説明。その後、委員が、政策目標、施策のあり方などについて意見を述べた。  
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  愛称は「エレ菜」/井関農機の電動耕うん機・アグリップは「あすな」  
     
  井関農機は16日、6月に発表したリチウムイオン電池搭載の電動ミニ耕うん機のペットネームを発表した。それによると、商品の性格上、ヰセキブランドに加えて、同社の100%出資子会社で耕うん機、刈払機、精米機などを扱うアグリップとの2ブランド制とし、ヰセキブランドは「エレ菜」、アグリップブランドは「あすな」と決まった。ボディカラーはエレ菜が青、あすなは赤。希望小売価格は10万4790円(税込み)、出荷時期は11月20日。  
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  背負動噴「さぎり」/丸山製作所が発売  
     
  丸山製作所は10月から、使いやすさを一段と向上させた新型背負動噴「スーパーさぎりMS039D-15」を発売した。同機には、新開発のスイングタンクを搭載、作業者の動きに合わせて常に背中にフィットするようにし、作業者の負担軽減を図っている。また、水の横揺れ防止ストレーナを採用、作業中の薬液の横揺れを抑えるため、これも負担をやわらげる効果をもたらしている。エンジンは背負動噴専用に開発した丸山オリジナルエンジンで、静音化、低振動化を実現した。  
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  ハトムネ催芽機の新型アクア−シャワー発売/タイガーカワシマ  
     
  タイガーカワシマはこのほど、ハトムネ催芽機の新型“AQUA-shower(アクア−シャワー)シリーズ”「AQ-100」(最大籾量40kg)、「同-150」(同60kg)、「同-200」(同80kg)、「同-250」(同100kg)の4型式を開発、12月より本格発売することを明らかにした。新シリーズは、積算温度と催芽時間が一目でわかるデジタル表示機を搭載。これまで曖昧だった浸種期間を明確に掌握できる。また、色調をバイオレットとホワイトを基調としたスタイリッシュなデザインとなっている。同社では、だれでも簡単・安心に作業できる催芽機として販売を進める。  
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  籾殻固形燃料を製造する「グラインドミル」/トロムソ  
     
  毎年国内で発生する籾殻は約200万t。膨大な量にもかかわらず本格的に利活用するには至っていない。こうした中、籾殻を投入すれば、自動で圧縮・成形し、わずか数秒で固形燃料棒を生み出す装置に注目が集まっている。トロムソの「グラインドミル」がそれ。1時間で120kg製造できる成形棒は「モミガライト」と呼ばれ、薪に比べて火持ちがよく熱量も大きい。同装置を導入、燃料棒の販売を事業として手がける農家も出現し始めた。  
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  売上げ1844億円/スチールグループの1〜8月業績  
     
  スチールはこのほど、ドイツ・ヴァイブリンゲンで発表した2009年1月〜8月のスチールグループの業績を明らかにした。それによると、グループの売上高は7.5%落ち込み、13億7600万ユーロ(1844億円、1ユーロ=134円換算)となった。カンツィオーラ会長は「テクノロジーリーダーになるために、我々は間違ったコスト削減はしない。むしろ、金融への戦略は、新製品や新技術を開発し、競合からリードを広げること。ユーザーが機械をより簡単に操作ができるようにするため、製品への電子システム利用をさらに進める」と企業戦略を強調した。  
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  三陽機器の乗用ローダが大活躍  
     
  三陽機器が今年本格発売した乗用ローダ「JL28」(愛称=せんじん28ごう)が様々な用途と場所で使用され注目を集めている。広島県の三原市シルバー人材センターが庭木剪定枝のチップ堆肥化施設に導入したのもその一例。先端にマニアフォークを装着することで重い剪定枝の運搬を、広幅バケット装着で堆肥化したチップのすくいや昇降、容器への投入作業などを行い、八面六臂の活躍だ。三原市シルバー人材センターでも「コンパクトで小回りがきき力持ち。作業場でも1台で何役もこなし助かっています」と高く評価する。  
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  第34回ツムラ角鳩会総会を開催  
     
  ツムラのチップソー・草刈刃など根強いファンが多い角鳩印ブランド製品の販売代理店で作る「ツムラ角鳩会」(中川三千雄会長、34社)の第34回総会が20日、神戸市中央区の神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開かれた。会員など関係者28人が出席し、一層の発展と拡販を誓い合った。総会は平成22年度事業計画案や役員改選など4議案を可決承認。新役員は退会1社を除き、中川会長以下全員が再任した。講演や不需要期販売セールなどの案内もあった。  
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  タイワ精機の「乾ペレくん」が大潟村に6台導入  
     
  有機農業や環境保全型農業をサポートする機械としてタイワ精機発売の乾式ペレット成形機「乾ペレくん」が人気を呼んでいる。あきたこまちの有機米や特別栽培米への取り組みが進展する秋田県大潟村でも、すでに6台が導入され、自家製有機肥料のペレット作りに活躍、米の差別化と肥料コスト低減に貢献して喜ばれている。  
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  オリジナルチップソーを関東・東北に拡販/剣松産業  
     
  剣松産業は、台金を3段構造にした特殊形状で鋭い切れ味と軽量化を実現した高級チップソー「剣の舞(つるぎのまい)ウイング」(特許取得)など純国産へのこだわりと信念で製造したオリジナルチップソーを軸に拡販する。関東・東北方面での営業を強化すべく同地方の販売代理店を募集している。剣の舞ウイングは、刃先を薄くして切れ味を高めるとともに、取り付け部の厚みは確保して十分な強度を兼ね備えた。重さは9インチサイズで約280gと超軽量。軽くて切れ味が鋭く低速回転で使えるため振動が少なくなり、作業者の労働負担を大幅に軽減する。  
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  すいか栽培を省力化するスーパーグレーダー/小関農機がシステム化研で実演  
     
  小関農機は、16日午後に尾花沢市内で行われた全国農業システム化研究会の実演・研修会にすいか栽培作業を省力化する溝切・うね間同時形成機「スーパーグレーダー」を出品。従来の人手作業を大きく軽減するその機能に、参加農家は熱心な視線を向けた。研修会では、培土部分の位置決め、溝の深さを調節するための本体取り付け板の穴の位置変更、取り付け部のボルト締め付けの点検の必要性―などを三浦氏が説明し、実演。実演では補助均し板を外してマルチガードを取り付け、左右異なる幅の作業でしかもマルチを傷つけないという作業状態も示した。  
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  環境問題に挑戦を/日本陸用内燃機関協会が臨時総会  
     
  日本陸用内燃機関協会(林守也会長)は16日、第43回臨時総会を兵庫県尼崎市のヤンマー特機エンジン事業本部で開催し、平成21年度中間業務報告および中間収支報告、会員代表者変更に伴う理事選任などの議案を審議し、議案通り可決承認した。臨時総会の冒頭に挨拶した林会長は、環境問題のテーマに積極的に参加することと、競争力を一層高めるためにグローバルな視点に立った技術力向上を進めることが肝要として、協会としても「環境問題」「グルーバル対応」を中心に積極的な活動を推進していく方針を語った。  
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  ITやロボットで農業機械化情報研究会/日農機協  
     
  日本農業機械化協会(染英昭会長)は19日、都内の馬事畜産会館で21年度第2回農業機械化情報研究会を開催した。今回は、「農業活性化のためのIT活用技術・ロボット自動化技術研究の現状と将来課題」、「農作業ロボットによる分散錯圃に対応した超省力作業技術の開発」の講演に続いて、「IT活用による生産・加工・販売システムの実践と技術開発への期待」を宮崎県都城市の新福青果代表取締役社長の新福秀秋氏が語った。  
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  びわ湖環境ビジネスメッセにヤンマー、田中産業が出展  
     
  びわ湖環境ビジネスメッセ2009が10月21〜23の3日間、滋賀県立長浜ドームに3万6000人を集めて開催された。業界関連からはヤンマー、田中産業が出展。ヤンマーはメタンガスで発電できる「バイオガスコージェネレーションシステム」とともに、木質バイオマスによるガス化コージェネレーションシステムをパネル展示し、注目を集めた。田中産業は、簡易堆肥器「タヒロン」と、家庭菜園やガーデニングなどに使える「ニューガーデンバッグ2」を出展。学校や公園、駐車場、ゴルフ場など幅広い利用場所をパネル紹介して関心を呼んだ。  
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  機械化で新たな絆築く/秋田県農業機械化ショー  
     
  第132回秋田県種苗交換会」の協賛行事である第61回秋田県農業機械化ショーが秋田県農業機械化協会(白石光弘会長)主催により10月30日から11月5日までの1週間、県都である秋田市新屋町の旧秋田空港跡地で開催される。収穫直後に行われる同ショーには今回、昨年の25会員を上回る29会員が小間を設けて新製品、新型機などの最新の営農情報を提供し、今年の秋商戦を締めるとともに、来春へ向けての購買ムードを盛り上げていく。  
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  農業革新する先進機械揃う/秋田県農業機械化ショーの見どころ  
     
  「県都で奏でる、新たな連携と交流のきずな―先人に学び農業の未来をひらく―」を大会テーマに掲げた「第132回秋田県種苗交換会」協賛の秋田県農業機械化ショーは、東北の大型農業機械展示会の悼尾を飾るイベントとして定着、群を抜く集客力、バラエティに富んだ展示機種、特に来シーズン向けに投入される新製品のお披露目の場となることで知られており、ユーザーはもとより農業機械関係者にとって、見逃せない行事となっている。米どころ秋田の農作業を革新する最新鋭の機械、資材を展示し、ユーザーに機械化営農の先進性をアピールしていく。  
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  米どころ秋田支える/農家ルポ  
     
  秋田の基幹農産物である米。東北ナンバーワンの米どころとして、堅実な米づくりが行われている。殊に農業経営を巡る環境が年々様変わっていく中で、変化する状況に対応し、区画整備の行き届いた圃場条件をフルに活かしながら、高性能な大型農業機械を導入、駆使することで効率、省力化を達成しており、生産性の高い稲作を実現している。ここでは農機ディーラーとともに歩み、米どころ秋田を支える農業者にスポットを当てた。  
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