農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成23年5月30日発行 第2895号  
     
   
     
   
  サタケがLED照明「ソラピカ」発売  
     
  サタケはこのほど、精米工場やカントリーエレベータ(CE)、農機整備工場などの施設に向け業界最高水準の明るさを実現したLED照明「SOLAPIKA(ソラピカ)」を開発、5月23日より新発売した。省エネ、高寿命、CO2削減―の環境対応型製品で広角タイプと狭角タイプの2モデルをラインアップした。主な特徴は、1.業界最高水準の明るさを誇る1万5800ルーメンの全光束、2.高い省エネ性能(水銀灯と比較し約78%の消費電力削減)、3.CO2排出量の削減(水銀灯400Wタイプをソラピカに交換すると年間約3.6t削減)―など。  
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  ホンダが家庭用のコージェネユニットを全面改良  
     
  本田技研工業は23日、ガスエンジンで発電し、その際に生じるエンジンからの排熱を利用して給湯する熱電併給システム・エコウィル(ECOWILL)のコアユニットを全面改良し、5月より各ガス事業者への販売を開始する、と発表した。この新型ユニット「MCHP1・0K2」は、吸気行程と膨張行程のストローク長が異なる高膨張比化によって熱効率を高めることで燃費性能を飛躍的に向上した、複リンク式高膨張比エンジン「EXlink(エクスリンク)」と、独自の発電機技術により、発電効率と一次エネルギーの利用率を飛躍的に向上させている。  
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  リモコンラップマシーンを発売/タカキタ  
     
  タカキタはこのほど、リモコン操作で簡単にロールベールのラッピング開始から荷降ろしまで全自動で行える作業機「リモコンラップマシーン WM1000R」を開発、発売した。適応するベールサイズは直径85〜120cm×幅85〜120cmと広範囲で、中型ロールベールや細断型ロールベールなど最大800kgまで対応。ラップフィルムがなくなるとフィルム切れセンサーの働きでラッピング作業が自動停止し、安心して作業できる。コントロールボックスに向かってリモコンを操作することでワンマン作業が行え、作業省力化を実現した。  
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  高精度GPS施肥機を発表/ササキコーポレーション  
     
  ササキコーポレーションは24日、GPSによる速度情報、位置情報を基に、高精度・高能率に肥料を散布できる次世代型の「GPS経路誘導ブロードキャスター」を7月下旬から発売すると発表した。トラクタ速度に応じた最適な散布量を自動制御。シャッター開度は356段階で細かく調整が可能な上、最適な開度を自動調整する。大規模圃場でも効率よく最適な施肥作業を実現する製品として、普及拡大に期待がかかる。  
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  4インチ長尺昇降機「SRB400」シリーズ発売/岡山農栄社  
     
  岡山農栄社はこのほど、玄米や籾を移送する、バケット幅4インチ仕様のスーパーライトバケット4インチ長尺昇降機「SRB400」シリーズを発売した。搬送能力は1時間当たり玄米は3t、籾は1.5t。モーターを下側に配置し組み立てやメンテナンスを容易にするとともに、それなりの高さも確保した手ごろな4インチ昇降機で、電源コードや操作スイッチ、移動スタンドが付いている。好評発売中のロングバケット4インチ長尺昇降機「SLB800」シリーズや同3インチ長尺昇降機「LB600」シリーズ、ライトバケット3インチ昇降機「SB1904A、同B」とともに“昇降機カルテット”として売り出す。  
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  精麦機リニューアル発売/宝田工業が「麦皮とるエモン」  
     
  宝田工業はこのほど、地元で生産した小麦や大麦を少量から自家精麦できる10kg用精麦機「3RSB-10」をリニューアル発売した。精麦時間を大幅に短縮するなど改良を施し、新たな愛称も「麦皮(むぎかわ)とるエモン」と若い世代にも親しみやすいネーミングにした。同精麦機は、米に比べて割れやすい麦を特殊精麦砥石で難なく精麦できるのが特徴。部品交換も低コストで行える。中山間地の農家から相談を受けたのを機に、食料自給率向上や地域振興につながればと、農研機構・近畿中国四国農業研究センターの協力を得て約2年がかりで開発、昨年から売り出している。  
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  テープ状の電柵線を発売/アポロ  
     
  アポロは、テープ状の電柵線「ビリビリバンド」の発売を5月から開始した。木に登って侵入するリス、ハクビシン、アライグマ、サルなど小型動物対策に効果的で、樹木に直接、巻きつけて使うことも可能。重要文化財の保護やベランダなど、これまで電気柵を設置できなかった所でも使える。39mm幅の樹脂製テープ上に、10mm幅のアルミテープ2本を設け、2本のアルミテープのうち1本が高圧側、1本がアース側になるためテープに触れた途端に感電する。しかも、地面にアースしないため従来と同じ電圧だがショックが大きい。  
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  自走式ラジコン動噴2型式を新発売/初田工業  
     
  初田工業は自走式4チャンネルラジコン動噴HR4-680BDXとHR4-450DXの2型式を発売した。共通する特徴は、1.メンテナンス保証3年間の高圧セラミックプランジャーポンプ搭載による安心防除、2.オートシステム(ホース自動送り出し機構)によりホースを引くと自動的に送り出しを開始(約5秒間)、3.前・後進自走仕様で車両への積み降しが容易、4.軽量ホースを標準装備し作業性が向上、5.自在キャスターにロックピンを装備して安全性を向上。  
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  クボタが農機を活用した農地再生を提案/塩害・液状化対策で  
     
  クボタは20日、東日本大震災で塩害や液状化現象の被害を受けた農地の再生方法を解説する冊子「過去に学び、未来へ 農業機械を活用した被災地の圃場再生をご提案いたします」を発行した。A4判、カラー6ページ。塩害対策、液状化現象対策を解説するとともに、過去の被災・復興実例を紹介している。塩害対策はECメーターでEC値を測定、0.3〜0.6ミリジーメンス/cm以下なら対策は不要、以上ならポンプ排水等で早急に海水を排水。そしてサブソイラ、弾丸暗渠等により、土壌水分の地下浸透を促進する。  
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  スチールがSTIHLCAMPin東京でバッテリーツールなど発表  
     
  スチールは19日、第一ホテル両国に特約店・報道関係者を招き「STIHLCAMPin東京」を開催。36Vリチウムイオンバッテリーの革新的な“バッテリーツール”(チェンソー・刈払機・ヘッジトリマー・ブロワーの4機種)と“リチウムイオンPRO”(バッテリー・急速充電器)を発表。6月1日よりスチールショップ・スチールAショップを通じて発売を開始することを明らかにした。併せて、今年度から発売を進める、2-MIXエンジンを搭載したチェンソー、世界最軽量のヘッジトリマー、日本仕様の刈払機などの新製品を発表した。席上、スピッツァー社長は「新しい市場に参入できる、最高のアイテムを提供する」と力強く語った。  
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  チップソー1枚ごとに義援金/ハートフル・ジャパン  
     
  刈払機用チップソーなどの製造販売を手がけるハートフル・ジャパンは、東日本大震災の被災者を支援する「復興支援キャンペーン」を6月から実施する。JIS規格を満たすチップソーを中心にした「史上最強シリーズ」の13商品を対象に、同チップソー1枚の販売につき100円を収益の中から義援金として贈る。対象品に貼っている義援金シールをもとに、出荷数を毎月集計し、月末に義援金を寄付していく計画だ。  
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  ベアリングの交換工具「シマツール」が好評/ヤンマー産業  
     
  ヤンマー産業は、整備ツールとしてスイス製高級ベアリング交換工具「シマツール」3型式を取り扱い、人気を呼んでいる。ベアリング取り付け工具「FT33」は、対象ベアリング型式に適切なスリーブとリングを選択して組み合わせ、特殊ハンマーでベアリングを押し込む。ベアリング取り外し工具「BP61」は、ハウジングとシャフトの間に組み込まれたボールベアリングが簡単に取り外せる。ベアリング交換ツール「MK10-30」は、内径10〜30mmのベアリングの取り付けと、内径10〜85mmのベアリングの取り外しがこのセットだけで迅速・正確・安全に行える。  
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  国際化事業を積極展開/日農工が総会  
     
  日農工(蒲生誠一郎会長)は25日、都内のホテルラフォーレ東京で、第48回通常総会ならびに第115回理事会を開き、平成23年度事業計画などを審議、事務局原案通り承認した。23年度は、中国、韓国業界との交流を活発化させ、製品、資材、部品の調達に関する商談会の開催や部品の標準化を検討する。また、今年12月にインドのニューデリーで開催される国際農機展示会に出展するなど国際化事業を積極的に展開する。会議の冒頭、あいさつに立った蒲生会長は、国の重要課題である自給率向上の課題に応えていくことが我々の使命だとし、アジアを中心とした食料増産に貢献したいと意欲を示した。  
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  新会長に菱川氏/陸内協・通常総会  
     
  日本陸用内燃機関協会(林守也会長)は25日、都内の明治記念館で第46回通常総会を開催し、一連の議案を審議し、原案通り可決した。また会長・副会長・常任理事互選が行われ、新会長に副会長の菱川明氏(三菱重工業代表取締役常務執行役員グローバル戦略本部長)が選任された。新副会長には、三澤廣人氏(ヤンマー代表取締役専務)、高村藤寿氏(小松製作所取締役常務執行役員開発本部長)が選ばれた。23年度事業では、「環境対応の新時代」「グローバル化の新時代」「協会の組織・運営の新時代」をキーワードに、特殊自動車排ガス次期規制法制化への対応、海外業界団体との交流、協会の広報強化などに取り組む。  
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  公正規約の徹底を/農機公取協が総会  
     
  農機公取協(阿部修司会長)は25日、都内のホテルラフォーレ東京で、第32回通常総会を開き、平成23年度事業計画などを審議、すべての議案を事務局原案通り承認した。23年度は、公正競争規約の普及・啓発を充実させることとし、独占禁止法など関係法令に関する研修会を開催する。会議の冒頭、あいさつに立った阿部会長は、政府の復興基本方針による景気の回復に期待するとともに、「農家には復旧に向けた熱い思いがある。必ず立ち上がるだろう」とエールを贈った。  
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  震災復興へ機械化情報/日農機協・通常総会  
     
  日本農業機械化協会(染英昭会長)は25日、都内のホテルラフォーレ東京で第53回通常総会を開催し、平成22年度事業報告並びに収支決算、23年度事業計画並びに収支予算案など一連の議案を審議し、原案通り可決した。また、任期満了に伴う役員の改選が行われ、その後の理事会で染会長、神出副会長、蒲生副会長を再選した。23年度の主な事業としては、東日本大震災の復旧・復興に関する農業機械化情報の収集・提供に取り組むほか、エネルギーをテーマとした「機械化フォーラム2011」の開催、中古農業機械査定士養成制度研究会、農作業安全対策などに取り組む。  
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  開発力の高度化を/北農工総会  
     
  北海道農業機械工業会(細倉雄二会長)は25日、札幌市内の札幌全日空ホテルにおいて「第57回通常総会」を開催した。総会では、平成22年度事業報告や平成23年度事業計画、JAPANブランド事業などを審議し、新しい公益法人法に基づく申請に関して活発な討議が行われた。また、平成23年度・第28回優良農業機械・施設等開発改良表彰などの表彰式も行われ、会長賞と知事賞にアトム農機の「リヤブームフック」、訓子府機械工業の「たまねぎ定置タッパー」、ヰセキ北海道の「たまねぎ定置タッパー」が選ばれた。  
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  新会長に福林氏が就任、新執行部体制に/農薬工業会が総会  
     
  農薬工業会は19日午後、東京都中央区の鉄鋼会館において、第80回通常総会を開催、平成22年度事業報告、平成23年度事業計画などを審議、事務局原案通りに可決した。また、新しい執行体制が発表され、会長に福林憲二郎氏(住友化学代表取締役専務執行役員)、副会長に大内脩吉氏(日本農薬取締役会長)、丸山孝雄氏(北興化学工業代表取締役社長)、村田興文氏(シンジェンタジャパン代表取締役社長)が、それぞれ新たに就任した。  
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  小関理事長が留任/千葉県農機商組が総会  
     
  千葉県農業機械商業協同組合(小関邦夫理事長)は26日、千葉市内のオークラ千葉ホテルで第53回通常総会を開催し、平成22年度事業報告、平成23年度事業計画、同収支予算、役員の選任など一連の議案を審議し、事務局原案通り可決、了承するととともに、任期満了に伴う役員の選任では、新理事を承認し、その後の互選の結果、小関邦夫理事長、近藤弥吉、安達貴道の両副理事長の三役は全員留任した。今年度の事業計画では、新規事業として中古農機の情報センターに関する事業に取り組んでいくほか、流通適正化などの継続事業を進める。  
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  環境浄化などに関心/NEW環境展  
     
  NEW環境展および地球温暖化防止展が24から27の4日間、東京ビッグサイトで開催され、今回は「環境ビジネスの展開」のテーマの下、547社が1842小間を並べた。東日本大震災の後とあって、各ブースでは震災対応の話題が数多く聞かれ、また、来場者のほうも震災に関連するがれき処理、水の浄化、汚染土壌処理などに関する問題意識を持ちつつ質問する姿がみられた。  
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  校庭芝生化をサポート/IHIシバウラ  
     
  IHIシバウラは、東京都の小中学校で進められている校庭芝生化の作業をハード・ソフトの両面でサポート、着実に“緑の舞台”を広げている。25日には武蔵村山市の小中一貫校、村山学園で初の芝刈り作業を実施。市職員や一般募集で「グリーンサポーター」となったメンバーが集まり、芝生の上で子供らが笑顔いっぱいに遊ぶ姿を想い描きつつ、同社の歩行型手押し芝刈り機を操った。  
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  ブラント・ジャパン代表取締役に川崎氏  
     
  ブラント・ジャパン オレゴン・カッティング・システムズはこのほど、人事異動を行い、代表取締役に川崎安史氏が就任した。また、前代表取締役の鈴木登志男氏は退任し、相談役に就いた。  
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  排ガス規制対応のチェンソー2型式発売/新宮商行  
     
  新宮商行はこのほど、2011年国内排気ガス自主規制に対応したエンジン(排気量26.9cc)を搭載したチェンソー“ニューきり丸”の新シリーズ「SPE275TD」とカービングバー仕様の「同275T」の2型式を新発売した。いずれの型式も、リコイルスタートの引き力を軽減した軽1(ケイワン)スタートを装備。また、フライミングポンプが採用されている。SPE275TDは、スプロケットノーズバー仕様で、摩擦抵抗が少なく、作業の効率性を向上。同275Tは、カービングバー仕様で、キックバック防止効果があり、細かい作業に最適なチェンソーとなっている。  
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  竹酢液と木酢液の忌避剤「酢丸クン」新発売/サンアルファディベロプメント  
     
  サンアルファディベロプメントはこのほど、竹酢液と木酢液の混合液を凝固して作った忌避材“酢丸クン”を新発売した。竹酢液・木酢液が害鳥・ネズミ・モグラ、また、猫などの忌避効果があることに着眼し、固形化することで、徐々に揮発する臭気を長期間(約3カ月)持続する。混合液は特殊製法により、有害タールを除去しているため、人間や家畜、植物にも無害。また、忌避効果を高めるため、唐辛子エキスを含有。さらに、吊り下げネットを鳥が嫌う赤色を採用、加えて、ネット内に特殊セロハンを貼付することで光が乱反射し、より忌避効果を高めている。  
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  機械化推進の役割確認/林業機械化協会が総会  
     
  林業機械化協会(伴次雄会長)は25日、東京都千代田区飯田橋のホテルメトロポリタンエドモンドで平成23年度の通常総会を開催し、平成22年度事業報告及び決算の件、同監査報告、23年度事業計画及び予算を可決、了承するとともに、一般社団法人移行のための新定款などを全て事務局原案通り承認した。協会では今年度中に申請手続きを行い、新法人制度に対応する。総会の冒頭、あいさつに立った伴会長は、一般社団法人への移行手続きを進める経緯を報告するとともに、事業の進め方は従来と変わらないと語り、変わらぬ支援を呼びかけた。  
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  機械化は生産性向上の鍵/白書にみる林業機械化  
     
  先月26日に閣議了承された平成22年度の森林及び林業の動向、いわゆる「森林・林業白書」。「林業の再生に向けた生産性向上の取組」を取り上げ、我が国の機械化林業の現状と対応を分析した前年度に比べて今回の白書は、機械化の記述は少ないものの、林業・山村の活性化には欠かせぬ取組と位置付け分析。殊に機械化とは車の両輪といわれる路網整備で新たな展開が示されたことからその関連性にも触れている。  
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  提案力強化し潜在ニーズつかむ福岡県農機流通  
     
  2010年の福岡県農機市場は、前年と比べて1%強減少した。リース事業がなくなった影響だ。その一方で、戸別所得補償によるプラス効果がある。「野菜作、後継者あり」など長期的に有望な顧客層へのセールスも効果を上げつつある。各企業は「ここ2〜3年で顧客が1割ほど減った」「客層を変更しなければ、利益が減る」との危機感から、他社客の開拓に意欲的だ。しかし企業間の顧客層の違いは大きく、共通性の大きい中小規模の水稲農家から顧客争奪競争が進行している。  
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  米関連機器で6次産業化  
     
  農林水産省では、雇用と所得を確保し、若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため、農林漁業生産と加工・販売の一体化や、地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど、農山漁村の6次産業化を推進している。戸別所得補償、食の安全・安心と並んで三本柱として位置付けられており、今後の拡大が期待される。米加工品は、もち、米菓など古くから農村地域で取り組まれてきており、最近では米粉加工品が人気を集めており、製粉機など関連機械の需要が見込まれている。  
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  整備力高め経営体質強化  
     
  一部地域ではすでに春作業のピークを過ぎ、使用したトラクタ、田植機などの使用後整備に入っているところもあろう。一方で、今回の東日本大震災の被災地、特に津波の被害を受けたところでは、塩水に浸水した農機を再生させる作業に追われている。農業従事者の高齢化などから、今では機械がないと農業ができないといった状況になっており、古くなった機械も現役で農作業を支えている。そうした機械のメンテナンスは農機店の得意分野。その特色を活かした経営力アップが求められている。  
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  エネ利用促進で可能性が広がる木質バイオマス  
     
  木質バイオマス資源利用促進に対する風向きは一段とフォローの風になってきそうだ。原発事故に伴う電力事情に加えて再生可能なエネルギー資源の一翼を担う存在として注目されているためだ。このため木質バイオマス資源の有効活用に欠かせない収集・運搬用の各種高性能林業機械はもとより、加工処理用の樹木粉砕・破砕機さらには燃焼用機器であるボイラー、ストーブまでの需要を幅広く刺激し、掘り起こすなど、機器市場にも強い影響が及んで一層のボリュームアップが期待されている。  
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