農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成26年8月11日発行 第3046号  
     
   
     
   
  25年度の食料自給率は39%/農林水産省まとめ  
     
  農林水産省はこのほど、平成25年度食料自給率を公表した。それによると、カロリーベースでは39%で前年度と同率、生産額ベースでは65%で、前年度より2ポイント低下した。カロリーベースでは、米が消費税増税前の駆け込み需要で消費量が増えた一方、小麦、大豆が天候不良などで生産量が減少した。生産額ベースでは、円安やリンゴの小玉傾向などによって生産額が減少した。生産額ベース食料自給率の主な変動要因は、各品目を通じて、円安の影響等により、輸入単価が上昇した影響が出た。  
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  農業生産の認識増す/内閣府・農山漁村に関する世論調査  
     
  内閣府はこのほど、「農山漁村に関する世論調査」の概要をまとめ発表した。それによると、農村の持つ役割について、「食料を生産する場としての役割」と回答したものが83.4%で、前回(平成20年)調査時の65.8%から大幅に増加していることが分かった。半面、「農業の多面的機能」については「聞いたことがない」が52.8%と半数を超え、認知度が低いことが分かった。農村の持つ役割については、このほか、「水資源を貯え、土砂崩れや洪水などの災害を防止する」が32.5%で、前回の29.6%から増加した。また、「多くの生物が生息できる環境の保全や良好な景観を形成」が49.8%だった。  
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  障がい者就農を促進/関東農政局がセミナー  
     
  関東農政局及び関東ブロック障害者就農促進協議会は4日午後、さいたま市中央区のさいたま新都心合同庁舎2号館において、平成26年度農業分野における障害者就労セミナーを開催した。「障害者就農の促進〜持続的な農業経営について〜」をテーマに掲げ、農業分野における障害者就労の場を拡大すべく、障害者雇用を効果的に事業活動へ活かしている取り組み等が紹介された。広島国際大学心理科学部感性デザイン学教育研究室教授の吉長成恭氏による基調講演「農業園芸分野での障害者就労とソーシャルビジネス」、事例発表などが行われた。  
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  気化式加湿機が活発/静岡製機  
     
  猛暑の今年、静岡製機が生販する気化式冷風機「RKFシリーズ」の引き合いが殺到する中、これから、秋から冬にかけての乾燥時期を見越して、インフルエンザの予防、花粉の除去など、1年中使用できる気化式業務用加湿機“うる〜の”「HSE241」の受注が活発化している。同機は、1台で100平方m(60畳)の広さに対応。これまで、デイルーム・食堂・共同生活室など、広い部屋でも家庭用加湿器を使用している施設が多く、インフルエンザ予防の40〜50%の湿度が保たれていないのが実情。同機は、毎時2.4Lの加湿量(一般家庭用加湿器は毎時0.8〜0.9L)と毎分15.4立方mの風量で100平方mの広さを加湿する。  
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  使いやすくコンパクトな高能率石抜機を新発売/大竹製作所  
     
  大竹製作所は、より使いやすく、よりコンパクトに進化した新製品「高能率石抜機 S2200V」を発売し、幅広く期待を集めている。同機は、旧型式「S2200A」を新しくしたタイプで、1.機体がコンパクトに、2.石排出時の玄米排出量が3分の1に、3.選別板の脱着が簡単に、4.昇降機内の残米がゼロに―といった点が変更されている。一方、新製品に引き継いでいる特徴は、毎時0.8〜2.2t(籾すり機3〜5インチ)まで対応できるワイドな能率。  
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  排ガス規制対応機器のアドブルー用ポンプを発売/アクアシステム  
     
  ポンプ専門メーカーのアクアシステムは、ディーゼルエンジンの排ガス規制をクリアする手法のひとつである「SCRシステム」に不可欠な専用液「アドブルー(AdBlue)」の移送用ポンプについても、約10年前からトラックやバス向けに国内でいち早く取り扱ってきたが、従来の輸入販売に加え、自社で新たに開発したアドブルー用ポンプをこのほど発売した。同システムを搭載した農業機械向けの販売も推進する。  
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  草削りアタッチメントのブルースパイラルに4馬力タイプ/宮丸アタッチメント研究所  
     
  宮丸アタッチメント研究所は、車軸型ミニ耕うん機に装着して使う草刈り・草削り用アタッチメント「ブルースパイラルローター」(特許出願中)シリーズのラインアップを増やす。2馬力クラスの機種に取り付ける従来タイプに加え、4馬力クラスの機種に対応した「ブルースパイラル750」を新たに投入する。8月末に販売開始を予定している。新製品は外径30cm、作業幅75cmで草の巻き付き防止カバー付き。車軸センターの回転部を同カバーで覆うことで、長い草でもセンター部に入り込みにくくした独自の構造を採用。腰以上の高さに伸びた草でも絡んだりせず楽に刈り取れる。  
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  低価格のソーラー防犯カメラSole/トーカイセキュリティ  
     
  トーカイセキュリティは、電源のないところで使える低価格のソーラー防犯カメラ「Sole(ソーレ)」を今年から発売し犯罪抑止に貢献している。この防犯カメラは事業用(自治体、公園、被災地、マンション、駐車場、ゴミステーション、不法投棄監視、砕石場など)に供給してきた経験を生かし一般向けに開発した。価格は、高額な事業用ソーラー防犯カメラと比べ数分の一。太陽光パネルで電力を供給するため電線、電柱、配線工事は不要で設置や移設も簡単にできる。本体とソーラーパネルはセパレート可能で、設置場所や目的に応じて自在にアレンジできる。防塵・防水仕様(IP53)。  
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  トラクターシューズロングが農作業用に人気/マルカツ  
     
  マルカツは脱ぐのも履くのも簡単で、田植え用にも使える万能型の長ぐつ「トラクターシューズロング」を農作業用に拡販する。素材にしなやかな天然ゴムを使用。足首まで届くファスナーを付けることで足首の周りは細く、ふくらはぎにかけては太くと、足の形状にぴったりフィットする。履くと非常に軽く感じられ装着感に優れる。屈伸もしやすく、足への負担が減り作業効率があがる。完全防水仕様で水田やぬかるみでも使え、泥水の中での抵抗も少なく、履き口から土や砂も入りにくい。くつ底は丈夫で滑りにくく、畑仕事や草刈り、あぜ作業など年中使える。  
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  ピックアップツールや充電式「LEDワークライト」発売/TONE  
     
  TONEは、手の届かない場所のナット・ボルト・製品工具を確実にキャッチする「LED付ピックアップツール PT01」と、ライト本体の幅が細くて厚みが薄いタイプの充電式「LEDワークライト LT05WPC」を発売した。LED付きピックアップツールは、先端にマグネットと4本のツメを装備。磁力で取ったりツメでつかんだりできる。マグネットは900gまで保持でき、ツメは直径23mmまでの非金属やステンレスなどの材質のボルト・ナット部品などをつかみとれる。LEDワークライトは狭い場所も明るく照らせ、使用場面にあわせて光量の調整や設定が可能。  
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  KSASを前面に東北で夢農業開催/クボタ、クボタアグリサービス  
     
  クボタとクボタアグリサービスは5〜7の3日間、岩手県の岩手産業文化センター・アピオで、「未来を拓こう東北農業 共に描こう未来予想図」とタイトルし、クボタ夢農業2014を開催した。東北6県のこれからの農業を背負う担い手農家3000人を対象に、現在最も普及拡大に力を込めている「KSAS=クボタスマートアグリシステム」の説明を進めるとともに、100台のトラクタをはじめ、田植機、コンバイン各50台、様々な作業機を揃えて実演・試乗を展開、作目別、作業体系ごとに幅広い未来農業ソリューションの舞台を整え情報発信に努めた。  
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  ヤンマーアグリソリューションセンターを熊本に落成/ヤンマーアグリジャパン  
     
  ヤンマーアグリジャパンは熊本県下に建設を進めていた「ヤンマーアグリソリューションセンター」をこのほど落成、6日、竣工式を行い施設を披露するとともに、熊本エアポートホテルに行政機関、JA、担い手農家など関係者約100名を招き落成披露宴を催した。ヤンマーグループ第1号となる同施設は担い手農家の手を止めないプレミアムなサービス「ダッシュ30サポート24」を提供するとともに、困りごと相談やそのソリューション、情報の発信や研究・研修の場となるなど、“強い農業づくり”をサポートする施設としての役割を担っている。  
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  盛大に創立50周年記念祝賀会/福岡九州クボタ  
     
  福岡九州クボタは1日、ヒルトン福岡シーホークに関係者800名を招き、「創立50周年記念祝賀会」を開催した。式典の席上挨拶に立った手嶌社長は、クボタ特別優秀ディーラー賞を通算46回も勝ち取った輝かしい半世紀の足跡を振り返るとともに、25年度は念願であった200億円超えの売上げ(221億円)を達成したことを報告。50周年を記念して作成した社歌「大地に誓う、この日々に」を披露するとともに、次の50年へ向かう3つの指針を表明した。クボタ本社からは木股昌俊社長、石橋善光農機国内営業本部長ら幹部多数がお祝いに駆けつけ、新たな発展と飛躍に期待を寄せた。  
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  売上高492億円/井関農機・27年3月期第1四半期連結業績  
     
  井関農機は6日、27年3月期第1四半期連結業績を発表した。それによると、売上高は492億2200万円(前年同期比41.4%増)、営業利益19億7500万円(同114.4%増)、経常利益18億600万円(同38.3%増)、純利益12億4800万円(同20.4%減)となった。通期業績予想は売上高1650億円(前期比2.4%減)、営業利益55億円(同25.4%減)、経常利益51億円(同38.4%減)、当期純利益26億円(同59.7%減)とした。同社は、併せて同日開催の取締役会で決算期を現在の3月31日から12月31日に変更することを決議した。  
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  カンボジアにライスセンター2カ所完成/タイワ精機  
     
  タイワ精機がJICA(独立行政法人国際協力機構)より受託した「カンボジア王国における農協ミニライスセンターの普及・実証事業」は、2カ所の農協(コンポントム州サンコー農協,タケオ州サマキ農協)へのプラント設置工事が無事終了し、7月22日にその開所式がサマキ農協で開催された。同社では「この事業は、2015年までに100万tの米を輸出するとともに、農家・農村の生活レベルアップを目指すという、カンボジア政府が掲げる『ライスポリシー』の実現に少しでも寄与するための第一ステップ」としている。  
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  スガノ農機の土の館に機械遺産の認定証  
     
  一般社団法人日本機械学会(久保司郎会長)は7日、都内にある早稲田大学国際会議場において、「機械の日・機械週間」記念行事として、「記念講演・機械遺産認定表彰」を開催した。同学会久保会長らの挨拶に続いて、機械遺産認定表彰に関して、大久保英敏機械委員会委員長が選定趣旨・経緯説明を行い、「土の館―北海道の土作りとトラクターの博物館―」に関し、スガノ農機が設置したトラクタや機械式農機具を中心とした資料館で、他の企業博物館・資料館とは一線を画すなどと話した。そして同社の菅野社長が久保会長から認定証を受けた。  
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  大型機械に動き出る/全農かながわが農機展示会  
     
  JA全農かながわ(佐藤富士夫農機・自動車課長)は1、2の両日、平塚市の田村事業所で、夏の農業機械展示予約会を開催し、盛況だった。佐藤課長によると、今年の4〜6月は前倒し需要の反動がかなりあったが、ここにきて「反動の影響はおさまってきた」とみる。8月の展示会に向けては、「大型機種が動いてきた。消費税増税で買い控えていた人が動き出したのではないか」とし、4月以降もSSを含む防除機や刈払機などは出ているという。今回は、初めての試みとして、展示会場内のスタンプラリーを実施し、子ども連れにも楽しめる企画を盛り込んだ。  
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  25年度事業の成果を発表/日本施設園芸協会  
     
  日本施設園芸協会(篠原温会長)は8月1日、都内中央区の同協会会議室で協会事業の成果報告を行い、平成25年度事業の取り組み結果などを発表した。農林水産省補助事業として、協会が実施している燃油価格高騰緊急対策事業や、協会に事務局を置く野菜ビジネス協議会(木村幸雄会長)による農林水産省補助事業のニュービジネス育成・強化支援事業、野菜温暖化適応技術実証協議会(篠原温会長)による温暖化対策貢献技術支援事業(適応タイプ)等の成果が報告されたほか、先に開催された施設園芸・植物工場展(GPEC)の開催実績などが発表された。  
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  上期輸出1169億円で15%増/日農工・農機輸出入実績  
     
  日農工(山岡靖幸会長)がまとめた平成26年6月の農業機械輸出入実績によると、6月単月の輸出額は224億2580万円で前年比120.2%、輸入額は56億8474万円で同102.6%に増加した。その結果、1〜6月の上半期累計では、輸出が1168億8043万円で同114.5%、輸入が477億8817万円で同121.4%と大幅に増えた。機種別の累計輸出実績では、乗用トラクタが7万3670台で前年比110.0%となり、金額でも770億5822万円で同115.7%と2桁増を記録した。大型トラクタが好調であった。  
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  バイオガスプラント紹介/日本有機資源協がテクノフォーラム  
     
  日本有機資源協会(兒玉徹会長)は4日、都内の馬事畜産会館で第23回JORAテクノフォーラムを開催し、土谷特殊農機具製作所の土谷雅明専務が「寒冷地仕様・高断熱バイオガスプラント」と題して講演した。土谷専務は、同社で展開しているバイオガスプラントについて紹介。会社概要や同技術が新エネ大賞新エネルギー財団会長賞を受賞していることなどを話し、バイオガスプラントが電力の固定価格買取制度により、導入が進んでいることを明らかにした。  
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  乗用の3連リールモア/共栄社が発売  
     
  共栄社はこのほど、水冷ディーゼルエンジン(25.2馬力)を搭載した、オール油圧式のフルタイム4WD・新型乗用3連リールモア「LM281」を開発、本格的な発売を開始した。同機は低重心の優れた車体バランスで、傾斜地(使用最大傾斜角度20度)でも安定した作業が行える。また、作業・移動の速度(前進最速毎時14.4km)が速いため、作業時間の短縮が可能。ガルウィングカバーの採用により、整備ポイントにも楽々手が届き、メンテナンスが容易に行える。オプションとして、2柱ROPS・防球ネット・集草箱が取り揃えられている。  
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  広島・沼田工場を再編/コベルコ建機  
     
  コベルコ建機はこのほど、コア技術強化のカギを握る部品の内製化に焦点をあてた広島・沼田工場の再編を行っていることを明らかにした。「中期経営計画(2013〜2015年度)」の柱の一つとして、取り組んできたものづくり力の強化の一環。その中で、部品内製化によるコア技術強化、差別化技術の深掘りに注力する。沼田工場の部品専用工場への再編は、1.付加価値の高いコア技術となる部品の開発・製造技術の修得、2.将来志向の省エネ差別化部品など、独自開発が必要なオンリーワン技術の深耕―が目的。本年は走行モーターのライン設備投資を進めて、2015年中ごろを目途に走行モーター用の新建屋を建設する予定。  
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  林業機械展示会用ポスターなど/林業機械化協会が作成  
     
  林業機械化協会(伴次雄会長)はこのほど、10月12、13の両日、山形県新庄市で開催する「2014森林・林業・環境機械展示実演会」のポスター及びダイレクトメール(DM)用のポストカードなどを作成、担当官庁並びに関係団体に配布するなど、着々と開催への準備を進めており、展示会へのムードを盛り上げるとともに、参観への意欲を広く喚起しようとしている。  
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  チェンソーの教本を発刊/林業・木材製造業労働災害防止協会  
     
  林業・木材製造業労働災害防止協会(佐藤重芳会長)はこのほど、チェンソー作業者を対象に実施される特別教育のテキストを改訂、「チェーンソー作業の安全ナビ(安衛則第36条第8号に掲げる業務特別教育用テキスト伐木造材作業者用)」として発刊した。チェンソー作業の入門書と位置づけ作成した。新刊は、チェンソーによる伐木作業及び振動障害の予防に関する知識、関係法令を収録しており、伐木造材作業者の特別教育用に編集されている。オールカラーで伐木造材やかかり木の処理作業などをイラスト入りで分かりやすく説明している。  
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  機械化シフト重視/政策要望にみる全森連の対応  
     
  6月に都道府県森連代表者会議を通常総会後に開催した全国森林組合連合会(佐藤重芳代表理事会長)。会議には「平成27年度林業政策・予算に関する要望」を提示し、森林組合系統として現在、何に重きを置いて今後取り組んでいくのか、重点項目を明らかにした。特に低コスト林業の確立では、安全作業の確立ともに機械化対応を重視し、現在、系統組織として進めているレンタルやリースの取り組みをさらに拡充していく姿勢を打ち出している。  
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  米の多用途利用進める  
     
  平成26年6月末の米の民間在庫量は222万tと高水準となり、26年産米の需給はかなり緩むことが予想される。27年6月末在庫も209万tと200万tを超える見通しであり、適正な米の需給調整が求められてくる。生産段階では、米粉用、飼料用などへの作付転換の必要性が増し、収穫以降の対応としては、加工用への利用など、主食用米需給を引き締めるうえでも、米の多用途利用の重要性が高まってくる。米の6次産業化を推進し、米の需要を拡大につなげたい。  
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  高性能林業機械へ、引き続き旺盛な導入意欲みせる  
     
  例年、前年の保有台数を更新している高性能林業機械。平成23年度末(平成24年3月31日)現在で5678台の保有となっており、1年間の増加台数は過去最高の589台を記録するといったように、林業の生産現場にとって代替がきかない重要な生産ツール、必需品になっていることを物語っている。今年も、大型の高額商品という性格上、消費税増税の影響を強く受けつつも、林業現場の旺盛な導入意欲に支えられ、また、先に公表された28.6%という木材自給率の上昇が示すように国産材振興への動きや森林・林業再生への機運の盛り上がりなどがあいまって引き続き強含みで推移している。  
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  故益本氏(クボタ・前代表取締役会長兼社長)のお別れの会  
     
  クボタは7日、大阪市北区中之島のリーガロイヤルホテルで前代表取締役会長兼社長・故益本康男氏の「お別れの会」を執り行った。6月4日に67歳で急逝した故人を偲んで、関西経済連合会の森会長、松下副会長ほか生前に親交のあった経済界や農機業界から多数の関係者が列席し、約3000人が遺影に花を手向けて別れを惜しんだ。会場では益本氏の入社当時、20代から筑波工場生産技術課長時代、枚方製造所建設機械製造部長時代、宇都宮工場長時代、社長就任後の写真などがパネルに展示された。  
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  坂口榮之助氏(新宮商行・名誉会長)が死去  
     
  坂口榮之助氏(新宮商行・名誉会長)が8月2日、死去した。93歳だった。通夜は6日、告別式は7日、それぞれ東京都渋谷区の代々幡斎場で坂口家、新宮商行の合同葬としてしめやかに執り行われた。喪主は長男で同社社長の坂口栄治郎氏。故人は、昭和26年に日本に初めてチェンソー(米国・マッカラー製「3-25型」「5-49型」)を輸入し、林内作業の革新を図った。その後、昭和39年・超軽量刈払機、同53年・シュレッダー、同56年・チェンソーを自社開発、この間、企業のトップとして数多くの農林業関連機器を手がけるなど、日本の農林業の発展、近代化に大きく寄与した。  
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