農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
生産・販売・技術まで、アグリビジネス全般の最新ニュースを掲載 
2万5000部発行 定期購読のお申込みは03-3815-0211
ホーム | 関連リンク集 | バックナンバー---
     
  農経しんぽう  
  平成26年9月15日発行 第3050号  
     
   
     
   
  西川氏が大臣に就任し、攻めの農林水産業実行本部を設置/農林水産省  
     
  第2次安倍改造内閣が3日発足し、農林水産大臣には西川公也氏が就任した。西川大臣は8日、省内に、自らを本部長とする「攻めの農林水産業実行本部」を設置、新体制による農政改革に着手した。西川大臣は、就任会見で、高齢化や耕作放棄地の問題などを指摘しながら、「強い農林水産業を実現をすること、農林水産業、農山漁村を活力あふれるものとするためにどうするかということを、全省を挙げて取り組んでいきたい」と述べた。また、新内閣において農林水産業・地域の活力創造プランなど農政改革の「実行段階」と位置づけ、推進していく考えを明らかにした。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  農林水産省の概算要求は2兆6541億円に  
     
  農林水産省の平成27年度予算概算要求は、2兆6541億円で、前年度比114.1%の増額要求となった。機械化関係の新規事業としては、飼料用米の利用拡大に向けた畜産機械リース事業に59億円、畜産農家の収益性向上に必要な機械リース事業等に160億円など畜産関係のリース事業を強化。また、スマート農業の推進などに向けた先端ロボットなど革新的技術の開発・普及に52億円を要求するなど、機械化対策を充実させる。拡充項目としては、次世代施設園芸導入加速化支援事業を前年度の20億円から63億円、加工・業務用野菜生産基盤強化事業も10億円から20億円に大幅拡充を図るなど野菜対策も強化する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  2014年秋の農作業安全確認運動がスタート  
     
  2014年秋の農作業安全確認運動がスタートした。春・秋通じた今年の重点推進テーマは「あなたの地域から広がる、農作業安全」。農作業安全を呼びかけるポスターを今年は倍の2万枚に増刷するとともに、「日々、安全!命にカエルものはない」と新たな標語を使ったカエルステッカーの配布などにより、安全意識の向上を図る。8月29日には、農林水産省講堂で、農作業安全確認運動推進会議が開かれ、取り組み方針などを確認した。運動期間は9月1日〜10月31日の2カ月間。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  女子向け選べる軽トラ/農業女子プロジェクトでコラボ  
     
  農林水産省が進める農業女子プロジェクトと企業のコラボレーションが活発化している。ダイハツ工業はこのほど、「農業女子パック」をオプションで選べる軽商用車「ハイゼット トラック」を発表した。2日、都内の恵比寿ガーデンプレイスで行われた同車の報道発表会では、新製品の説明と併せ、農業女子プロジェクトメンバーによるトークセッションや林芳正農林水産大臣(当時)のあいさつなどが行われたほか、同プロジェクト参画企業として井関農機が紹介され、屋外会場に耕うん機を展示した。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  排ガス最終4次規制に対応したディーゼルエンジンの認証取得/クボタ  
     
  クボタはこのほど、欧州で2014年10月、米国で2015年1月より実施される排出ガス最終4次規制に対応するディーゼルエンジンの開発を完了し、米国のEPA(米国環境保護庁)規制、CARB(米国カリフォルニア州大気資源局)規制、および欧州の最終4次規制(ステージ4)の適合認証を取得した。CARBについては国内メーカーで初めての取得となる。今回認証を取得したディーゼルエンジンは、本年10月から順次量産を開始し、クボタのトラクタ・建設機械に搭載するほか、世界の大手建設機械・産業機械メーカーにOEM供給する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  「アオリ」装備の汎用トレーラ新シリーズ/IHIスター  
     
  IHIスターは、9月に創業90周年を記念して、「汎用トレーラ TMT-Aシリーズ」を新発売する。「TMT-Aシリーズ」は、従来機の3.5t、5t積みの汎用トレーラに、積載物のはみ出し防止などのために「アオリ」を装備したもの。好評な従来機(「アオリ」なし)も並行して販売されているため、今回の新シリーズとともに、これまで以上に、農家をはじめ農業関係者から幅広く期待を集めている。「アオリ」を開くことによって、「アオリ」がサイドブリッジとなるため汎用トレーラ積載機の乗り降りを安全に行うことができる。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  つる刈り機とコンベアトレンチャー/ササキコーポレーションが発売  
     
  ササキコーポレーションはこの9月から、地域密着型の畑作作業機として、甘藷などの収穫前のつる刈り処理に使用する「つる刈り機KTK100」及び、ナガイモの掘り取りを効率よく進める「コンベアトレンチャーTC316」を発売した。つる刈り機KTK100は、11〜24PSの小型トラクタに適応し、トラクタに乗ったままラクにつる刈り作業をこなせる。コンベアトレンチャーTC316は、大型化するトラクタ作業に適うよう耐久性を高めた新モデル。コンベア部の駆動力を強化したことでナガイモの傷つきを減らし、また、コンベア延長板を採用してナガイモの掘り上がりをスムーズにし、補助作業者の労働負担を軽減した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  新型ロータリレーキ発売/タカキタ  
     
  タカキタはこのほど、稲ワラや牧草の集草性能を向上させるとともに振動と騒音を低減したロータリレーキの新製品として「ロータリレーキTR2260」を開発、新発売した。4本のタインアームと1アーム当たり3本のタインを装備。かき残しを防止するとともに、新設計のカムを採用、集草性能を向上させている。牧草・稲ワラ等の集草および簡易な反転作業に最適で、作業幅は220cm。適応トラクタは15PS〜30PS。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  コードレス高圧洗浄機を新発売/日立工機  
     
  日立工機はこのほど、高容量リチウムイオン電池(5.0Ah)を採用したポータブルタイプのコードレス高圧洗浄機「AW14DBL」(電圧14.4V)と「AW18DBL」(同18V)の2型式を開発、3日より本格的な発売を開始した。同機は、日立電動工具用リチウムイオン電池を使用、コードレスのため電源や水道の場所を気にすることなく、最大で水道圧(平均0.3MPa)の約7倍の吐出圧力で洗浄でき、通常水道水で洗浄する場合の約16分の1の水量で作業できる高圧・高節水な洗浄機。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  屋根付き水耕プラント開発/浅間製作所  
     
  低コスト水耕施設「里山式水耕栽培プラント」の開発・生産を進める浅間製作所は、東北地区で開かれた大型農機展に同社製品を出展、関心を集めている。とくに新規製品として開発した「完全自立型水耕栽培」は、栽培パレットの上部にPO(ポリオレフィン)製のメッシュ地で屋根をつくり、ハウスがない場合でも水耕栽培が行える“自立型”システム。これからの需要獲得に期待がかかる。PO生地は通常のハウス園芸資材として販売されているもので、これを栽培ベッドに取り付けたパイプを活かし、屋根のようにパレット上に展張すればいい。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  楽々届く緊急ケーブルのバッテリーブースター/大自工業  
     
  大自工業は思わぬバッテリー上がりの緊急時に役立つ「ブースターケーブル」の新商品で、全長10mと長さに余裕のある「MLX-1000」を発売した。納屋の奥に格納している農機など、救援車両と離れていて通常の長さでは届かない場合にも、双方のバッテリーを接続できるケーブルがほしいとのユーザーの声に応えた。新商品は12V車用で、トラクタやコンバイン、田植機、耕うん機、小型乗用車などに搭載された、A19からB24までのサイズのバッテリーに適応する。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  九州でダイヤモンドフェア/三菱農機販売  
     
  三菱農機販売の九州支社は8月28日から3日間、福岡県朝倉市のサンライズ杷木特設会場で、三菱ダイヤモンドフェアを開催した。「消費税増税後の反動減を挽回するため」(松永支社長)早目に開催し、「動員、成約高とも計画を達成」(同)、秋商戦に弾みをつけた。会場内には、三菱ASUMAブランドの新商品を中心にした製品展示のほか、関係協力メーカーの商品、地元特産物などが所狭しと展示。会場中央では、女性ナレータによる実演説明が行われ、とくに下期期待のフルモデルチェンジした2条刈コンバイン「V217」については、ジャストサイズの使いやすさや、脱こく技術など三菱自慢の機能をアピールした。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  宮城農高のそばプロジェクトをクボタが支援  
     
  クボタとクボタアグリサービスは、東日本大震災被災地復興支援の一環として、宮城県農業高校食品化学科が企画・実行している「SUN!SUN!そばプロジェクト」をサポートしている。9日には、そばの花が満開期を迎えたことから、同科2年生の生徒14人が手取り除草作業を行うとともに、ハートの形を描き出したそば畑をメディアに公開した。播種に際しては、クボタアグリサービスの仙台ソリューションサービス技術部がトラクタによる耕うん作業、畑の四囲部分の機械播種作業などでバックアップし、10月の収穫作業、その後の製粉作業でも機械を活用して支援を進める。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  校庭芝生への貢献で今年も大阪知事より感謝状/IHIシバウラ  
     
  IHIシバウラは、IHIとともに、8月26日に開催された「おおさか芝生優秀賞授与式」において、「地域による芝生の取組みに対しサポート活動を実施し、府の公立小学校の運動場の芝生化の推進」に多大な貢献をしたとして、2年連続して、松井一郎大阪府知事から、感謝状を授与され、IHI関西支社の齋藤隆副支社長に渡された。同社は、メーカーとして初めて、大阪府から「芝生サポート地域貢献企業」として認定されており、今後も、同社をはじめIHIグループは、大阪府にある小学校の芝生の維持・管理に積極的に協力していく考えである。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  山本製作所が受注していた西郷地区カントリーエレベーターが竣工  
     
  山本製作所は、山形農業協同組合(JAやまがた)から受注、設計・施工にあたっていた穀類乾燥調製貯蔵施設「西郷地区カントリーエレベーター」が9日、竣工したことを明らかにした。山形県上山市に建設を進めていたもので、1.食味と安全性を重視した乾燥が可能、2.操作性が良く、使い勝手の良い施設、3.生産者が利用しやすい施設の3点を実現した。運用にあたるJAやまがたでは「期待と信頼に応え、地域に貢献する乾燥調製施設を目指したい」と、意欲を示している。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  今年もイベント盛り沢山/2014酒まつり・サタケ会場  
     
  サタケは、10月11、12の2日間、東広島市西条町で開催される「2014酒まつり」に今年も企業参加しフリーマーケットや各種イベントを開催する。サタケでは1998年から地域貢献と広報活動の一環として「酒まつり」に企業参加。サタケ会場として7回目となる今回は、『健康・体感・体験で感動(元気)を!!』をテーマに地域参画型循環事業の同社の取り組みをPRするほか、“広島のへそ”と呼ばれる豊栄・福富・河内地区を取り上げ、これらの地区で活躍する企業や個人を紹介するとともに、来場者に体感・体験してもらうスペースの提供を予定している。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  『男働盛清』のデビューコンサート/筑水キャニコム  
     
  筑水キャニコムは1日、歩行型雑草刈機“男シリーズ第2弾”「男働盛清」(おとこはたらきざかりきよし)のデビューコンサートを本社で開催した。男働盛清(MH60、6.3馬力、刈幅530mm)は、樹木や立木が多い場所での旋回、草が密集したところの刈取り不足の解消、エンジン始動時の安全性など、ひとクラス上の機能・性能を、低価格クラスで求めていたユーザーのボヤキに応えて商品化した。デビューコンサートでは、包行会長が機能的価値だけではなく、意味的価値を加えた商品価値を兼ね備えた商品開発、提供であるとの指針を示した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  マハティール氏(マレーシア元首相)がオーレックの工場視察  
     
  マレーシアの元首相、マハティール氏が8月5日、オーレックの工場を視察した。マハティール氏はマレーシア第4代首相で同国では最長の22年間、首相を務めた。日本を見習らう「ルック・イースト・ポリシー」が有名で、マレーシアの国力を飛躍的に増大させた。オーレックへの訪問は1時間の予定だったが、マハティール氏はオーレック社員手作りの“おもてなし”の歓待を受け、同氏からの質問も多く2時間滞在、「帰りにもう一度ゆっくり工場視察に来たい」と語った。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  日農工青年経営者会の会長に佐々木氏  
     
  日農工青年経営者会は10日、都内の機械振興会館で、第23回総会を開き、1.平成25年度活動報告及び収支決算について、2.平成26年度活動計画(案)及び収支予算(案)について、3.任期満了に伴う全役員の改選について―を審議、承認した。新会長には佐々木一仁氏(ササキコーポレーション代表取締役社長)が選任されたほか、副会長、幹事のすべての役員が新任となり、体制が一新した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  山形農機ショー開かれる/好天で来場者増加  
     
  第64回山形県農林水産祭の一環として、「第91回山形農業まつり農機ショー」が、6から8の3日間、「未来への架橋 主役は農業」をテーマに、東村山郡中山町にある最上川中山緑地公園内で開催された。今年は「日本一の芋煮会フェスティバル」と日程が重ならず、天候にも恵まれたことから、熱心な農家がつめかけ、3日間とも盛況で、例年より1割程度多くの来場者が参観した。米の価格に不透明感があるが、機械への関心は高く、実際に農機ショー前の農機需要は堅調なため、秋商戦に勢いをつける充実した内容となった。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  コンバイン手こぎ部緊急停止装置といちごパック詰めロボの参画企業を募集/新農機  
     
  新農機(小林新一社長)は緊プロ事業でかねてより進めてきた「自脱コンバインの手こぎ部の緊急即時停止装置」及び「いちごパック詰ロボット」について、実用化を推進するにあたり、製造または販売を希望する企業を募集している。前者は手こぎ時に巻き込まれを防ぐためにフィードチェーンやエンジンを緊急停止する装置で、通常作業型・片手作業型・両手操作型の3種類がある。後者はイチゴ果実を平詰めソフトパックに詰めるロボット。参画内容は製品・部品の製造や、自社及び他社ブランドでの販売、開発機のリースとなっている。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  50周年でシンポジウム/日本農作業学会  
     
  日本農作業学会(瀧川具弘会長)は6日、都内の東京大学弥生講堂で平成26年度秋季大会として、優秀地域貢献賞の授賞式と受賞者講演会、並びに創立50周年の記念シンポジウム―農作業の過去と未来・光と影―を開催した。大会の冒頭、挨拶した瀧川会長は、日本農作業学会の50年の歴史を振り返り、多様な研究と新規性が学会の特徴の一つであり、数多い農作業に係わる課題の解決に向けて一層の尽力をと要請。併せて、新しい取り組みとして優秀地域貢献賞を設けたことを紹介。今回の受賞者を称えた。引き続き表彰に移り、5課題、7名に会長から表彰状が手渡された。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  野菜シンポジウム開く/野菜需給協議会と農畜産業振興機構  
     
  野菜需給協議会及び農畜産業振興機構は8月29日、都内のイイノカンファレンスセンターで、8月31日の「やさいの日」にちなんだ「野菜シンポジウム〜野菜の美味しさのヒミツ〜」を開いた。舞台ファーム代表取締役・針生信夫氏の「農業のビックバン〜『4つの複合的野菜生産』と『新たなロジスティクス構築』による野菜の安定的供給〜」と、デリカフーズ代表取締役社長・丹羽真清氏の「科学者の目を持った八百屋の取り組み〜抗酸化力で野菜を評価する〜」の2講演が行われた。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  チェンソー作業用防護衣「ミスターフォレスト」刷新/マックス  
     
  マックスは昨秋発売した、欧州の高い安全性基準EN381-5のクラス1(チェーン速度20m毎秒)規格に適合したチェンソー作業用防護衣「Mr.FOREST(ミスターフォレスト)」を軽くするなど刷新した最新モデル(品番「MT536」)をこのほど市場投入した。最新モデルは原材料と織り方を工夫し重さ約900gと軽量化を実現。3サイズあり、価格も抑えた。今後、同適合品を拡充する。強度に優れるポリアリレート系繊維と高強度ポリエステル繊維を積層した特殊繊維を内包し、チェンソーが接触した際に特殊繊維が内側から引き出され、チェーンに絡みつき瞬時に停止させる仕組み。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  イタリア製のフレールモア発売/イベロジャパン  
     
  イベロジャパンはこのほど、イタリア製の雑草刈機用インプルメントとして「ロータリータイプモアー」と「ブームタイプモア」の発売を開始した。「ロータリタイプモア FUNNY132」は、素早く効率的な除草作業が行えるフレールモアで、刈幅132cm、16〜30馬力のトラクタに装着でき、刈取高さは3〜10cmに設定できる。フレール爪は自在にスイングし、毎分最大2530回転して雑草を取り除く。もう1種類は、平地刈りから斜め刈りまで幅広く対応できる「ブームタイプモア FUNNY SUPER132」。法面では90〜50度、最大右オフセット2420mmの除草作業が可能だ。刈幅132cmで、22〜35馬力のトラクタに適応する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  7〜8t級ショベル3機種/マイナーチェンジで発売・コベルコ建機  
     
  コベルコ建機はこのほど、7〜8t級油圧ショベルにおいて、強化された排ガス規制に対応した「SK75SR」、「SK80SR+」、「SK80UR」を開発、今年11月から販売を開始する。4月1日に販売開始した「SK135SR」に続き、低燃費・低騒音油圧ショベルのラインアップを強化した。同社独自技術「iNDr(エンジン冷却システム)」の搭載により、低騒音性能とメンテナンス性を向上。主な特徴は、1.低燃費作業モード「ECOモード」を採用。同クラスのECOモード非搭載モデルと比較して27%の燃費低減を実現、2.オフロード法2011年基準適合の新エンジンを搭載―など。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  林業の成長産業化目指す/平成27年度林野庁概算要求  
     
  林野庁は8月末に総額3410億円規模の平成27年度林野関係予算概算要求をまとめ、財務省に提出した。26年度の当初予算に比べ116.9%の規模。「林業の成長産業化・森林吸収源対策の推進」を重点項目として打ち出しており、中高層建築に活用できるCLT(直交集成材)の普及加速化や木質バイオマスの利用促進などを柱とする「新たな木材需要創出総合プロジェクト」や「山村振興交付金」などを新規事業として要求。この他、高性能林業機械の整備支援等を内容とする「森林・林業再生基盤づくり交付金」や「森林・林業人材育成対策」などを拡充し、森林資源の循環利用実現を目指す。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  機械導入の利子助成/全木協連が公募開始  
     
  全国木材協同組合連合会(坂東正一郎会長)は9月1日から「平成26年度地域材利用促進緊急利子助成事業」の募集を開始、来年2月27日までを受付期間として事業を展開していく。同事業は、森林施業の集約化、木材の生産・加工・流通体制の改善のために必要な資金を銀行から借り入れる場合の利子を助成する、平成26年度の林野庁補助事業。「森林施業の集約化、木材の加工・流通施設を整備して地域材の利用を進めたい」という林業者の設備投資などに対する融資の充実を図るため立ち上げた。1.助成額は、貸付利率最大2%分の利子(実質無利子化)、2.助成期間は償還終了時まで、最長15年間―を内容とする。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  校庭芝生化で公開シンポジウムを開催/日本芝草学会校庭芝生部会  
     
  日本芝草学会(小笠原勝会長・宇都宮大学教授)校庭芝生部会(藤崎健一郎部会長)は8月30日、東京都文京区の東京大学農学部内の講義室で公開シンポジム「校庭芝生化の持続的推進のための総合評価のあり方〜応援する側の論理を考える〜」を開催、学会関係者、部会員をはじめ校庭芝生化に関連する担当者らが参集し、講演や話題提供に耳を傾けた他、パネルディスカッションで問題を掘り下げ、これからの校庭芝生化の進め方を考えた。また、翌日は都内の小学校の視察見学会を実施し、現状を確認した。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  19万台超え目指し、チェンソー需要掘り起こす  
     
  夏場を過ぎて本格的なチェンソー商戦の季節を迎える。今年は消費税増税に伴う上半期の駆け込み需要プラス堅調な市場構造とがあいまって前年実績を上回って前半線をターン。反動が懸念される中、ここまでは前半の勢いそのまま順調な推移をみている。とりわけ本格的なプロ需要が顕在化しているのが大きな特徴で、各社の販売推進、主力機種の投入なども手伝い、これからの活性化に期待が集まっている。今週はシーズン本番に向けて加速するチェンソー市場を取り上げ、この8月末実施した緊急アンケートの結果等を交えて分析するとともに、牽引する重点機種を取り上げて各社の意気込みを探った。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  補修整備充実し中古農機市場を拡大  
     
  トラクタをはじめとした中古農機への需要が旺盛だ。高齢農家は機械があれば農業を続けようと考えている。そこで敢えて新品でなく、使える中古を買い求める。また、新規参入農家も、初期投資の関係から、中古を得て営農を始めるという動きもみられる。業界では、安定した中古農機市場形成のために、中古農機査定士制度を創設。その実質的な運用に向けて尽力している。一方、中古取引で最近活発なのがインターネットを介した売買。幾つかの社が参入し、情報を発信している。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  地域の6次産業化の取り組みを国が支援  
     
  国が進める「攻めの農林水産業」政策の一翼を担う6次産業化。農林水産省は雇用と所得を確保し、集落に定住できる社会を構築するため、農林業生産と加工・販売の一体化や、地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど、農山漁村の6次産業化を強力に推進している。その実現に向け、平成27年度における予算概算要求では、6次産業化関連事業で合計41億8600万円を要求。農業者が主体となって6次産業化に取り組めるよう、事業の発展段階に応じた多様な支援メニューを取りそろえる予定だ。今後ますます機運高まる6次産業化・農産加工について特集する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
     
お問合せ:株式会社 農経新報社 TEL:03-3815-0211 FAX:03-3815-0265  MAIL:info@n-simpo.co.jp
Copyright(c) 2003 Nokei-simpo CO.,Ltd. All Rights Reserved  当サイト内容の無断転載・引用を禁じます。