農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成26年11月3日発行 第3057号  
     
   
     
   
  101の「平年並み」/10月15日現在水稲作況指数  
     
  農林水産省が取りまとめた平成26年産水稲の10月15日現在の作付面積及び予想収穫量によると、26年産水稲の作付面積(子実用)は157万3000haで、うち主食用作付見込面積は147万4000haが見込まれるとした。全国の10a当たり予想収量は536kgで、予想収穫量(主食用)は788万5000t、作況指数は101の「平年並み」となった。10月15日現在における水稲の作柄は、北海道から関東・東山では登熟が総じて平年を下回っているものの、全もみ数が総じて多くなっていることから作柄が概ね平年並み以上と見込まれる一方、東海以西では日照不足・低温や一部地域での病虫害等の影響で全もみ数及び登熟が平年を下回っている。  
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  輸出に向けた防除体系確立へ/農林水産省が病害虫防除フォーラム  
     
  農林水産省は10月28日、都内の同省講堂にて「平成26年度第20回農作物病害虫防除フォーラム〜輸出促進のための病害虫防除について考える〜」を開催した。開会挨拶として、同省消費・安全局植物防疫課長の大友哲也氏が開催趣旨を説明。日本再興戦略で農林水産物・食品の輸出額倍増を目指すに当たり、同省では国別・品目別輸出戦略を策定。青果物とお茶について26年度から輸出相手国の残留農薬基準に沿った新たな防除体系の確立・導入事業を実施しており、本日はその中間成果と先進的な産地の取り組みを紹介すると話した。続いて、国の戦略、調査研究事業及び国内外の残留基準値比較の概要などの講演が行われた。  
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  小型トラクタ「グラノバ」など新製品6シリーズ19型式発表/クボタ  
     
  クボタは10月28日、堺SSで記者会見を行い、平成26年秋の新製品「6シリーズ19型式」を発表した。小型トラクタ「グラノバ」は小規模農家の「より楽に、安全に作業したい」というニーズに新機能で応えた。乗用4条植田植機「キュートスペシャル機」は、キュートの基本性能はそのままに求めやすい価格を実現、予備苗載せ台を標準装備した。また歩行形田植機「ジョイウォークシリーズ」と新型管理機3機種には、国内排ガス自主3次規制に対応した高出力・高性能エンジンを搭載。加えて、中小規模農家にも使用できる安価と高性能を両立した、簡単操作の「GPSガイダンスモニター」を発表した。  
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  非円形ピン穴加工機を発売/神崎高級工機製作所  
     
  ヤンマーグループ企業である神崎高級工機製作所は、エンジンの重要な機能製品のひとつであり、エンジンと共に進化し続けるピストン形状のニーズに応えるオンリーワン製品「非円形ピン穴加工機PH200」を開発し、このたび販売を開始した。またクラス最少の設置面積を実現した歯車研削盤「GB150」と、歯車加工機ギヤシェーバー「CA100」を開発、同時発売している。  
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  1回通し精米機3型式を新発売/カンリウ工業  
     
  カンリウ工業はこのほど、1回通し型精米機3型式をモデルチェンジし新発売した。各型式ともボディカラーを従来の薄紫基調色からアースホワイトの清々しいカラーに一新したのが特徴だ。発売したのは、SR458E(タンク容量15kg)、SR458DE(同30kg)、SR658E(同30kg、発売は12月から)の3型式。モーターはSR458E/458DEが100V/450W、SR658Eが100V/650Wを搭載し、「力強い余裕の精米が可能」としている。  
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  後方超小旋回と超小旋回ショベル発売/キャタピラージャパン  
     
  キャタピラージャパンは、土木、解体、産廃、リサイクル、林業などの幅広い用途に活躍する8tクラス「Cat308E2 CR 後方超小旋回型油圧ショベル(バケット容量0.28立方m、運転質量7640kg)」と、都市部の工事や管工事、道路工事など様々な現場で活躍する8tクラス「Cat308E2 SR 超小旋回型油圧ショベル(バケット容量0.28立方m、運転質量8090kg)」を発売した。ともに従来機のモデルチェンジで、優れた掘削力やワイドな作業範囲といった高いパフォーマンスはそのままに、クリーンな排出ガスと燃料消費量低減を両立し、オフロード法2011年基準に適合、燃費性能や操作性の向上を図っている。  
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  親芋の掘り取りもできる生姜ハーベスタ/サンテクノ発売  
     
  サンテクノは、ショウガの茎切りや引き抜きとともに親芋の掘り取り作業も一度にできるようにした新型の「生姜ハーベスタ SKW-6型」を開発、発売した。油圧駆動方式のため故障が少なく操作性にも優れ安心して使用できる。前車輪が油圧レバーで上下し、四輪駆動のため手放しでも軽トラックへの積み込みや積み下ろしができるなど運搬にも便利。畑でのうね越しも楽にできる。作業速度は毎分25〜30mで、走行は前進6段、後進4段。カッターの回転数が速いため詰まらずに茎を切断でき、歯形の挟み込み部でショウガを確実に引き抜ける。  
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  米を真空パックする「バックフォーマ―」発売/マルタカ  
     
  米袋メーカーのマルタカは米をキューブ形(立方体)に真空パックするユニークな真空包装機「バックフォーマー V-30A」を発売した。高付加価値な米などを特徴ある売り方でさらに差別化でき、豆類や雑穀など米以外の真空包装にも対応している。専用の「成型ケース(1袋300g用、900g用の2種類)」と「真空小袋ガゼット(マチ付き袋)」を使い1度に3袋ずつ効率よく真空成型できる。袋をセットしスイッチを入れるだけで真空脱気と袋とじが自動で完了する。  
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  32穴PPセルトレー発売/サカタのタネ  
     
  サカタのタネは、果菜類の苗作りの手間を軽減し、輸送性にも優れた育苗用のセルトレー「32穴PPセルトレー」を発売した。新製品は、プラスチック製造の大手、アンドウケミカルと共同開発したもので、サイズは縦約28cm、横約54cm、割れに強いポリプロピレン(PP)製。直径5.5cm、深さ約5.4cmのセル(栽培用の穴)が32穴並んでいる。従来の育苗トレーは、1枚あたりのセル数が512穴から50穴程度だが、「32穴PPセルトレー」は32穴と少なく、1穴のサイズが大きいのが特徴。このため土の容量が多く育苗期間を長くとることができ、果菜類の苗を定植直前の生育ステージまで育てることができる。  
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  酪畜の大規模イベント/クボタが栃木県で開催  
     
  クボタは10月29、30の両日、栃木県那須塩原市の千本松牧場で、「クボタ酪農・畜産ディスカバリー イン千本松牧場」を開催。計画を上回る約1000人の参観者を得て、同社トラクタおよび作業機類に関する情報を発信した。今回の催しは、酪畜分野に特化した内容で、この規模のイベントは同社初の試み。それだけに、酪・畜産業を支える担い手農業者の関心を集めたのはもちろん、グループ内の社員や販売店にとっても商品理解を進める上で好適な場となった。  
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  宮城農高のそばプロジェクト支援/クボタ  
     
  クボタとクボタアグリサービスは、東日本大震災被災地復興支援の一環として、宮城県農業高校食品化学科が企画・実行している「SUN!SUN!そばプロジェクト」をサポートしている。10月20日午後は、同科担当・山根正博先生に率いられた生徒40人と仮設住宅に入居している5人の被災農家がそばの収穫作業に汗を流した。当日は、手蒔きによる赤いハートの部分を手刈りで収穫。作業指導にはクボタアグリサービスの仙台ソリューションサービス技術部・渥美達磨部長補佐が当たり、クボタからは稲葉味善東北支社長らが参加、作業を見守った。  
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  汎用は280万台/ホンダ・2014年度第2四半期連結決算  
     
  本田技研工業は10月28日、2014年度第2四半期連結決算を発表した。それによると、連結累計期間(2014年4月〜9月)の営業利益は、前年同期に比べ1.7%増の3624億円、四半期純利益は前年同期に比べ18.8%増の2884億円となった。汎用パワープロダクツ事業の第2四半期連結累計期間販売台数は279万6000台(前年同期比8万8000台減)となった。通期連結業績見通しでは618万5000台(前年度比14万9000台増)としている。  
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  畜産・酪農事業で業務提携/ヤンマーアグリジャパンとオリオン機械  
     
  ヤンマーアグリジャパンとオリオン機械は、今年10月23日より、畜産・酪農事業における販売およびサービス事業についての業務提携を開始したことを明らかにした。両社の提携は、国策に沿った農業分野での生産性の飛躍的な向上と、ますます多様化・高度化・大型化する酪農家へのトータルソリューションの提案推進を目的としたもので、今後、双方の持つ畜産・酪農関連商品について、両社の緊密な連携・協力体制のもとに、販売とサービスに関する業務提携を行っていく。  
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  タイワ精機の乾ペレくんで有機農業  
     
  タイワ精機発売の乾式ペレット成形機「乾ペレくん」が、農山村にある多様なバイオマス資源をペレット化することで、幅広い有機肥料づくりに貢献して注目を集めている。新潟県阿賀野市の特定非営利活動法人「食農ネットささかみ」の理事長石塚美津夫さんも利用農家の1人。今年2月に導入した乾ペレくんを前に、「地域で環境創造型農業の成功例を作り、それを次世代へ残すことが今後の目標です」と語る。  
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  滋賀県・草津小で農業機械の総合学習/ヰセキ関西が特別授業  
     
  ヰセキ関西は10月23日、滋賀県草津市立草津小学校で、同校5年生の3クラス90人を対象に、農作業に使う農業機械の役割を学ぶ特別授業をした。同校では5年生が「米づくり」をテーマに総合学習に取り組んでおり、特別授業はその一環として企画されたもの。前半は体育館で「米づくりの昔と今」を学習。映像も流し、坂本部長が農業機械の発展が日本の高度経済成長を支えた歴史や主な農作業、馬力の意味などを解説。「4条刈コンバインで手刈りの約40倍の仕事をします」などと農業機械の働きぶりを話すと、生徒たちがメモを取りながら真剣な表情で聴いていた。  
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  乾田・湿田用ローラーユニットが日本弁理士会会長奨励賞/石村鉄工  
     
  石村鉄工は、10月24日に、北海道帯広市内にあるホテル日航ノースランド帯広で行われた平成26年度北海道地方発明表彰において、「日本弁理士会会長奨励賞」を受賞し、石村社長が表彰された。今回受賞したのは、「乾田・湿田用ローラーユニット」で、水田など湿り気の多い土壌を深耕しながら、砕土・整地を同時に作業することができる非駆動型のローラーユニットとして開発されたもの。畑で使用する砕土・整地機に取り付けられているケージ・ローラーに代替えして設置できる。  
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  水田用高速除草装置など開発/生研センター  
     
  生研センターは10月28日、1.高速作業が可能な水田用除草装置実用化に見通し、2.機内清掃しやすいコンバインの新構造を提案、3.果樹園での腕上げ作業補助器具を開発中―の3件の開発状況について発表した。水田用除草機は、緊プロ事業として、みのる産業と開発したもの。ミッドシップ型乗用3輪管理機に搭載することで、車体の揺れ等によるブレを抑え、除草効果がアップ。作業速度も歩行型の約4倍を可能とした。清掃しやすいコンバイン新構造は、パッチン錠や大きなノブボルトなどを採用し、掃除口の開閉を簡便にしたほか、機内残が少ない構造とした。腕上げ作業補助具はニッカリと共同開発したもの。  
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  来春にムード盛り上げ/秋田県農機ショー開幕  
     
  「切り拓く農の未来 なまはげの地で―先人に学び農業の未来ひらく―」をテーマに掲げた「第137回秋田県種苗交換会」の協賛行事である第66回秋田県農業機械化ショー(主催=秋田県農業機械化協会・白石光弘会長)が10月30日に男鹿市船川港湾地区特設会場で開幕、11月5日までの1週間の日程で今年の秋商戦を締めくくるとともに、来春商戦に向けての第一歩として市場のムードを盛り上げていく。東北の大型展示会の掉尾を飾る農業機械展として知られる同ショーには今回、26の会員が出展。この秋、米価低迷を期に停滞した市場の活性化を目指し、バラエティに富んだ幅広い展示と実演コーナーでのデモンストレーションとで新商品・新技術をアピールし、機械化意欲を刺激した。  
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  ICT活用など農機新技術/中央農研センターが現地検討会  
     
  農研機構・中央農研センター(寺島一男所長)は10月23日午後、茨城県桜川市のイワセアグリセンター圃場および富谷集落生活改善センターで、温暖地水田輪作体系コンソーシアム桜川現地検討会を開催。約150人が参加し、無人および有人トラクタの協調作業による耕起作業、直進アシスト装置によるトラクタ直進作業の実演を見学。また、作物生育量をセンシングしながら追肥作業を行うスマート施肥管理機などの実機説明を受け、これからの大規模農業を支える農機技術を学んだ。  
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  在来天敵の生物農薬的利用技術の展開/農林水産・食品産業技術振興協会がセミナー  
     
  農林水産・食品産業技術振興協会は10月20日、都内港区の三会堂ビル2階会議室において、第522回技術情報交流セミナーを開催した。近畿大学農学部教授の矢野栄二氏が「在来天敵の生物農薬的利用技術の展開」と題して講演を行った。矢野氏によると、病害虫の天敵となる昆虫やセンチュウ、微生物などを生きた状態で製剤化した生物農薬は、主に施設園芸分野でIPM(総合的病害虫管理)の主要技術として定着してきており、特に在来天敵は地域の気候風土に適応して環境リスクも低いため、世界的にも主流となりつつあるという。  
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  ヤンマー、田中産業が出展/びわ湖環境ビジネスメッセ  
     
  「びわ湖環境ビジネスメッセ2014」が10月22〜24の3日間、滋賀県立長浜ドームで開催され、期間中4万人を超す人出で賑わった。今回は、エネルギー価格の高騰や水環境の悪化、地産地消型社会への要請などを背景に、再生可能エネルギーや木質バイオマス関連機器などを展示した次世代エネルギー関連ゾーンへの出展が目立った。業界関連ではヤンマーエネルギーシステムや田中産業が出展した。  
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  「角鳩印」の拡販誓う/ツムラ角鳩会が総会  
     
  第39回ツムラ角鳩会総会が10月21日、神戸市の神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開催され、代理店など関係者29人が出席し角鳩製品の一層の拡販と躍進に向け心をひとつにした。2015年度事業計画案および予算案など3議案を原案通り可決承認したほか、議事後の新製品紹介では今冬発売予定のチェンソー研磨機(特許申請中)などが発表され注目を集めた。またテレビのコメンテーターとしても活躍中の弁護士、森直也さんを講師に招いての特別講演もあった。  
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  林業用グラップルローダ3機種/古河ユニック  
     
  古河ユニックは、フォワーダ架装用グラップルローダ「UFシリーズ(UF30/UF32/UF35)」の3機種の販売を開始した。海外製品が主流となっている現在の国内グラップルローダ市場において、日本の林業環境を見据えて新規に設計された製品であり、同クラス最長のリーチ(作業半径6.2m)やストレスを感じさせない作業スピードを実現。旋回装置には使用過程で発生するガタの調整が容易にできる新機構や滑らかさと堅牢さを併せ持つテーパーローラーベアリングを採用するなど、林内作業を快適に行うための機構を数多く採用している。  
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  ミクニのコアリサイクラーに高い関心  
     
  ミクニ・A&Mカンパニー環境グリーン事業部は、「コアリサイクラー」を発売、ゴルフ場のグリーンキーパーなどから注目を集めている。「コアリサイクラー」は、コア収集、コアと砂の分離機能を併せ持つ高い機能性がある。サッチと砂を分離させ、最大80%の砂を再利用可能。多くの砂を再利用できることで、新しい砂の仕入れから目砂撒布機やスイーパーなどの使用までの広範囲のコスト削減を実現し、コンパクションを回避することができる。  
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  根こそぎ切るソーが注目/アクティオ  
     
  アクティオは、10月12、13の2日間、山形県新庄市で開催された「2014森林・林業・環境機械展示実演会」に出展し、根切断機「根こそぎ切るソー」を展示・実演するなど、小間全体でレンタル機導入への提案を行った。様々な分野でレンタル展開を行う同社は、素材生産のコストダウンなどに貢献するため、プロセッサやハーベスタ、フォワーダなどの高性能林業機械のラインアップを充実させるとともに、サービス体制などを強化して機械の貸し出しに注力。今回注目を集めていた「根こそぎ切るソー」は、街路樹などを伐採した際に残る根の部分を抜くことができる機械。  
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  2年連続して緑化樹木の供給可能量が増加/植木協会が公表  
     
  一般社団法人日本植木協会(水城清志会長)はこのほど、「平成26年度緑化樹木の供給可能量・調達難易度調査書」をまとめ、樹種群別の供給可能量や露地・コンテナ栽培の状況などを示した。日本緑化センターが監修したもので、それによると、平成26年度の供給可能量は5216万本となり5211万本だった25年実績に比べ100.1%と微増ながら、2年連続の増加となった。植木協会では、平成6年度の1億7800万本をピークに続いている減少を「どうやら食い止めている」状況と分析している。CDとしてとりまとめている。  
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  森林利用学会が学術発表会開く  
     
  森林利用学会(後藤純一会長・高知大学教授)が10月25、26の両日、都内世田谷に東京農業大学で開催した第21回学術研究発表会並びに意見交換会。初日の「伐出技術の継承・教育を考える」と題した意見交換に続いて、研究発表が行われ、これまで進めてきた研究成果を示すとともに、問題点などを掘り下げた。特に研究発表では、2日間で23の研究報告が行われ、これからさらに林業現場での進化が求められる機械化対応の進め方、対応策が示された。  
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  トラクタ・作業機は、高速化・自動化で省力作業  
     
  トラクタ市場は、消費税増税、排ガス規制などの駆け込み需要により昨年後半から今年はじめにかけて大いに沸いたが、4月以降の反動が予想以上に大きく、通年実績では苦戦を強いられそうだ。それと連動して作業機も反動減の影響を受けている。そうした状況下でも、担い手向けの大型クラスは堅調な需要に支えられており、反動からの回復も比較的早いとみられる。ICT農業など農政の高性能機械への支援は充実しており、大型化、自動化、高速化といった高性能機種に期待がかかる。  
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  新技術の活用で、麦・大豆の安定生産実現へ  
     
  水田の高度利用のために、麦・大豆は重要だ。しかし、依然として生産性が低く、価格も補助金頼りのところがあるため、農政の動向に左右されやすく、一定の作付けは行われているものの、自給率アップにつながるような飛躍的な拡大はなかなか見込めずにいる。機械化による省力・低コスト栽培が求めらる所以でもある。麦・大豆関連では、土づくりや播種作業などから機械化が進み、収穫についても汎用コンバインや大豆専用コンバインの利用が進んできた。最近では、湿害を回避し、安定生産を目指す各種の新技術が注目され、普及が進められている。  
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  内山氏が旭日小綬章、石田、神野氏に旭日双光章/秋の叙勲  
     
  政府は3日付で、平成26年秋の勲章受章者を発令した。業界関係では、経済産業省から、内山治男氏(元丸山製作所代表取締役社長)が旭日小綬章を、元小松製作所代表取締役社長・元日本建設機械工業会会長の坂根正弘氏が旭日大綬章を受章した。農林水産省からは、農業振興功労により、福島県農業機械商業協同組合理事長の石田捷一氏が旭日双光章を、元岐阜県農業機械商業協同組合理事長の神野明氏が旭日双光章を受章した。  
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  EIMAなど視察/第68次欧州農業・農機事情視察団  
     
  農経新報社企画による第68次欧州農業・農機事情視察団のメンバーがこのほど決定した。一行は9日11時30分、成田国際空港発KLMオランダ航空862便にてアムステルダムに到着。翌10日にはアールスメア生花中央市場、大規模栽培施設園芸農家を視察の後、ミラノへ移動。11日にはイタリア有数の稲作地域ベルチェリにて稲作農家および販売店を訪れ、12日から2日間にわたりボローニャで開催中のEIMA2014(農業・園芸機械国際見本市)を視察する。その後フランス・パリへ移動し、14日にはマッセイファーガソンの主力工場であるAGCO社を視察。帰国は17日午後12時10分、東京国際空港着のエールフランス航空272便の予定。  
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