農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成26年12月1日発行 第3061号  
     
   
     
   
  食料自給力を指標化/食料・農業・農村政策審議会企画部会  
     
  農林水産省は11月21日、東京・霞が関の省内講堂で、食料・農業・農村政策審議会企画部会を開き1.食料自給力について(検討素案)、2.「農業・農村の所得倍増」に向けた対応方向について、3.経営展望について―の3テーマを議論した。事務局からは、新たな食料・農業・農村基本計画に食料自給力の指標を盛り込むことが提案され、食料自給力の考え方や指標化の考え方が説明された。指標化に当たっては、1.農地・農業用水等の農業資源、2.農業技術、3.農業就業者を構成要素とし、これに関連する各種諸元(農地面積、単収・生産能力、農業就業者数等)を示すこととした。所得倍増対策としては、機械化体系の確立の必要生性が指摘された。  
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  農林水産物等輸出促進全国協議会が総会  
     
  農林水産省は11月21日、都内のザ・キャピトルホテル東急「鳳凰」で、平成26年度農林水産物等輸出促進全国協議会総会を開き、日本食海外普及功労者表彰や輸出戦略実行委員会の取り組み状況の報告などを行った。総会には安倍晋三内閣総理大臣が出席し挨拶。「今後、品目別の輸出団体を立ち上げ、さらに農林水産物の輸出を促進していく。世界の食市場は間違いなく伸びていく。関係者はもっと自信を持って取り組んでいただきたい」とエールを送った。  
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  プレミアムデザイン量産機のトラクタYTシリーズなど発表/ヤンマー  
     
  ヤンマーはこのほど、「新しい農をクリエイトする」というスローガンのもと、世界的工業デザイナーである奥山清行氏(ヤンマーホールディングス取締役)が商品デザインを担当したプレミアムデザインの量産機2機種を発表した。大型トラクタ「YTシリーズ」と、4条・5条刈自脱コンバイン「YHシリーズ」で、ともに毎日の作業が楽しくなると同時に、乗ることに誇りが持てる洗練されたフォルムを採用。「所有するステイタス」を感じさせるとともに、使いやすさや機能面においても、プロ農家が納得できる「作業能力・作業精度・耐久性」を実現している。  
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  電動式スピードスプレヤーなど/やまびこの2015年新製品  
     
  やまびこはこのほど、全国6地区で開催したやまびこ地区別代理店会議において「KIORITZ」「SHINDAIWA」ブランドの2015年新製品を発表した。いずれの製品も昨年から掲げている軽さ・賢さ・省エネのキーワードを取り込んだスマート製品となっている。また、同社は2015年1月から8月末まで“もっとスマートキャンペーン”を全国展開する。新製品の電動式スプレヤー・共立「SSEV5021F」は、周辺住民の住環境にも配慮した人に優しいEV-SS。パワーソースはバッテリーによるモーター駆動で送風・走行の動力をすべてカバー。気になる騒音値はオペレータ耳元の騒音値で約82dBと同クラスのエンジンモデルに比べ、大幅な低騒音化を実現している。  
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  施設向け連続式温湯種子処理装置/タイガーカワシマが新発売  
     
  タイガーカワシマは、来年度の新製品第2弾として、大型施設向けに連続式温湯処理装置“湯芽工房”の新型「YS-2400」(毎時最大処理能力・400kg)と「YS-2600」(同・600kg)の2型式を完成、1日より本格的な発売を開始した。いずれの型式も、作業者が投入コンベアに種籾をセットするだけで、1人で大量処理が可能。エアーブローで種籾を撹拌するため、袋の中心部まで温度が均一になり、全体が消毒できる。連続式タイプは、これまでの「YS-3700」(同・900kg)、「YS-3700S」(同・1440kg・63度C5分処理時)と合わせ4型式となり、シリーズがより充実した。  
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  ステレオSSや自走ラジコン動噴/丸山製作所が新規商品を推進  
     
  丸山製作所は、来シーズンの農機需要獲得に向け、新規商品のPRを強力に進めている。1つは薬剤タンク容量500Lの「ステレオスプレーヤSSA-Z500-1」および同600Lの「同Z601S」。エンジン回転を調整しなくとも速度設定が可能で、噴霧時の車速調整に便利なデジタルスピードメーターを装備、簡単操作のHST搭載機だ。自走ラジコン動噴「MSV415SL」「同415R2SL」は、ホースを引っ張ると自動で送り出す(丸山オリジナルの強制送り出し機構)ニューサポートシステムを搭載。車輪はフリーホイールを内蔵、泥水、土、砂などの侵入を防ぎ、走行部の耐久性を向上させている。  
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  トラクタ自動操舵の新システムを展示会でPR/東京計器  
     
  東京計器は、先に東京ビッグサイトで開かれたアグロイノベーション会場で、農研機構・北海道農研センターなどと共同開発したマップベースガイダンスAG-RiDERと自動操舵ユニットAG-GEARを出展、「大区画圃場での迅速作業、作業コントロールシステムによる超省力かつ高精度なIT農業の実用化を目指す」としてアピールした。AG-RiDERは、精密農業実現のために設計されたトラクタガイダンスシステムで、GNSS(全地球測位システム)ハイブリッド航法装置を搭載、カーナビのようなマップガイダンスシステム機能を果たす。また、AG-GEARは、AG-RiDER用に設計されたステアリングアシストシステム。  
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  農業にラジコンヘリ/ヤマハの「フェーザー」  
     
  ヤマハ発動機は、農地集約化などの農業現場の変化に対応し、産業用無人ヘリコプター「フェーザー」の普及拡大を進めている。農薬散布をはじめとする様々な農作業シーンに、省力化、低コスト化で貢献する。26PSのハイパワー新型4サイクル390ccエンジンを搭載。従来の73dBから70dBに騒音を軽減し、燃料消費率は20%削減して低燃費化を実現。環境に配慮したクリーンエンジンを採用している。従来よりも積載可能量は1.5倍にアップ。また、操作性に関しては、メーンマストを2.5度右へ傾斜させたことでエルロンを操舵することなく水平離陸を実現した。  
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  売上高3174億円、1.6%増/ヤンマーホールディングス・27年3月期中間決算  
     
  ヤンマーホールディングスは11月27日、平成27年3月期中間期の連結業績を発表した。売上高は、前年同期3126億円に比べ1.6%増の3174億円、経常利益は前年同期253億円に比べ20.0%減の202億円となり、売上高経常利益率は6.4%となった。また中間純利益は同172億円に比べ23.4%減の132億円となった。連結売上高に占める海外売上高は前年同期1300億円に比べ11.4%増加し1448億円となり構成比は45.6%。通期の業績予想は売上高が前期比4.4%増の6800億円、営業利益は同10.4%減の390億円。  
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  「夢ある農業女子」応援/井関農機が操作・安全指導  
     
  井関農機は11月21日、宮城県名取市の宮城県農業大学校で、農林水産省が主催する「農業女子プロジェクト」の一環として、「ISEKI 夢ある“農業女子”応援プロジェクト」を実施、宮城県内で農業経営に意欲的に取り組む女性農業者を対象に、刈払機、管理機・耕うん機の操作指導、安全指導を進めた。同プロジェクトにより、18日には北海道岩見沢市でトラクタ関連の講習を行い、宮城県の取り組みはそれに続く催しとなった。  
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  スズテックのニラ調製機が特許庁長官奨励賞  
     
  スズテックは、11月26日栃木県産業技術センターで開催された「第64回栃木県発明展覧会表彰式」(主催=栃木県・栃木県教育委員会・栃木県発明協会)において、同社が開発した“ニラ調製機”が「特許庁長官奨励賞」を受賞したことを明らかにした。同機は、複雑な搬送機能をなくし、一回りの搬送チェーンに把握機能を備えたバケットを複数個取付けることで、結束→ペラ貼り→カットの調製作業を行える構成にした。これにより、機体重量を250kgから82kgと3分の1までコンパクトにした。  
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  多目的光学式選別機を展示/エフ・イー  
     
  エフ・イーは、都内の東京ビッグサイトで、11月に開催された「新価値創造展2014」のパブリックゾーンで、新製品である選別する対象を野菜に限定しない「多目的光学式選別装置 マルチセレクター」などを展示し、注目を集めていた。同機は、高い精度でよりコストを抑えて、多品目に対応が可能。同選別機は、カメラセンサーで瞬時に形状を判定し、階級判断を行う高性能光学式。必要処理量に合わせ、選別ラインや選別機の台数を設定できる上に、係数処理機能を備えており、ユーザーニーズに応じた製品づくりに貢献する。  
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  しこく営農フェア開催/四国クボタ  
     
  四国クボタは徳島県吉野川市の同社徳島事務所で11月19〜22日、四国4県の担い手プロ農家に機械化提案や営農に有益な情報発信、実演・試乗をしてクボタブランドの浸透を図る「クボタ夢農業 しこく営農フェア2014」を開いた。延べ900人にICT(情報通信技術)を使ったクボタ営農支援システム「KSAS」をはじめ土作りや鉄コーティング直播、野菜作など様々なハード・ソフト情報を提供、営農提案した。  
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  最新モデルに感心/ヤンマー特販店が茨城で展示会  
     
  ヤンマー特販店グループの若手後継者が企画主催し、ヤンマーアグリジャパン協賛による「農機大展示会2014」が、11月22〜23の2日間、茨城県ひたちなか市の笠松運動公園・特設会場において盛大に開催された。同展示会には、茨城県内を主体(一部栃木県)に、ヤンマーの特販店40社余りが出展。トラクタ・コンバイン・田植機・管理機など200点ほどのヤンマー製品をはじめ、各種作業機の実演・展示を行った。会期中は好天に恵まれ、両日で2500名を超える来場者で賑わった。会場には、プレミアムデザインの最新トラクタ「YT5113」、5条刈コンバイン「YH570」を展示、参観者から熱い眼差しを集めていた。  
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  大型コンバインを実演/柏みらい農場で  
     
  柏みらい農場(染谷茂代表)は11月19日、千葉県柏市船戸の同農場において、クボタ・ヤンマー・ヰセキの3社共演によるコンバイン実演試乗会を催した。当日は、同農場関係者をはじめ、近郊の大規模農家数十名が訪れ、各銘柄の最新のコンバインの性能を確認した。今回、同農場が保有する6条刈コンバインが稼働時間1700時間を超えたことから、新型コンバインの購入を視野に実演会を開催した。実演を行ったコンバインは、いずれも6条刈の最新モデル。いずれのコンバインも、極めて効率的にスピーディな収穫作業を行っていた。  
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  ベトナムの農機市場拡大/日農工の国際化事業  
     
  一般社団法人日本農業機械工業会(山岡靖幸会長)は11月14〜17の4日間、にベトナムのハノイで開催された国際農業展示会「AGROVIET2014」にジャパンブースを出展し、参画企業の農業機械の展示、カタログ配布等によるPRを行うなど、農業機械販売網の構築・拡大を目指し、現地における具体的なマーケティング活動や受注に向けた活動を行った。日本の農機の販売を希望する販売店及び輸入代理店との商談会では、総商談件数は約900件、総引合件数は114件に上った。また、11月14日、イタリアのボローニャで、世界13カ国・地域の農業機械工業会の集まりであるアグリエボリューションの会議が開催され、日農工事務局が出席した。  
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  イチゴのパック詰めロボットと過熱水蒸気水稲種子消毒装置/生研センターが発表  
     
  生研センターは11月26日、1.イチゴのパック詰めロボット、2.過熱水蒸気を利用した水稲種子消毒装置―の2件の研究開発成果を発表した。イチゴのパック詰めロボットは、緊プロ事業でヤンマーグリーンシステムと開発したもの。イチゴの選果ラインの最終工程に設置され、果実を傷つけない特殊な方法でハンドリングできる。最大で6個の果実を同時に扱えることにより、慣行手作業よりも40%程度省力的にパック詰めすることができる。過熱水蒸気を利用した水稲種子消毒装置は、第4次緊プロ事業で、山本製作所と開発したもの。75度Cで約5秒の加熱で、温湯消毒と同等以上の消毒効果を発揮するという。  
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  農業と農機の発展/農業食料工学会関東支部が創立50周年シンポジウム  
     
  農業食料工学会関東支部(坂口栄一郎支部長)は11月21日、都内世田谷区の東京農業大学横井講堂において、関東支部創立50周年を記念したシンポジウム「我が国の農業と農業機械」を開催した。講演は、新農機・業務部長の行本修氏による「農業食料工学会関東支部50年の歩み」、丸山製作所取締役量産品事業部技術部部長の松田一郎氏による「丸山製作所における機械開発と学会関東支部」、スガノ農機・取締役営業本部長の小澤良夫氏による「農業食料工学会関東支部50周年に寄せて」など5講演が行われた。  
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  中小企業の法施行記念式典で農林大臣賞に京都商組、中小企業庁長官賞に白石、田中氏  
     
  全国中小企業団体中央会と都道府県中小企業団体中央会主催による「中小企業等協同組合法施行65周年及び中小企業団体の組織に関する法律施行55周年」を記念する式典が11月25日、都内赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で開かれた。農林水産大臣賞・優良協同組合として京都府農業機械商業協同組合が表彰の栄に浴したのをはじめ、中小企業庁長官賞・優良協同組合等として青森県農業機械商工協同組合、秋田県農業機械商業協同組合、滋賀県農業機械商業協同組合の3団体が受賞した。また、中小企業庁長官賞・協同組合等功労者として秋田県農業機械商業協同組合の白石光弘、鹿児島県農業機械商業協同組合の田中俊實の両理事長が表彰された。  
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  無人航空機の協議会設立で記念シンポジウム開催  
     
  日本UAS産業振興協議会(JUIDA・鈴木真二理事長)は11月25日、都内文京区の東京大学山上会館において、設立記念シンポジウム「空の産業革命を拓く」を開催した。同協議会はUAS(無人航空機システム)に関わる最新情報を提供するとともに、利用分野の開発や利用促進、技術の研究開発支援を行う目的で7月に設立された。基調講演では、松本大樹氏(国土交通省航空局安全部安全企画課課長)による「国土交通省における無人機に関わる取り組み」、飯田陽一氏(経済産業省製造産業局航空機武器宇宙産業課課長)による「今後の無人航空機産業について」が行われた。  
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  ロボット芝刈機メーカーを子会社化/やまびこ  
     
  やまびこは11月20日、ベルギーの業務用ロボット芝刈機メーカー「Belrobtics SA」の第三者割当増資引受契約締結(子会社化)を決議、28日にBelrobotics社が実施する第三者割当の方法により発行される同社株式の全株式(同社発行済株式比52.1%)を引き受けたことを明らかにした。本株式取得によりBel社はやまびこの連結子会社となる。やまびこグループは、事業の再編や拡大に機能的に取り組むことを経営戦略上の中長期的な重要課題の一つとしている。その取り組みの一環として、今回、業務用ロボット芝刈機に関する革新的な技術を持つBel社を子会社化した。  
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  コンクリートの清掃用刈刃/センターインコーポレーション  
     
  センターインコーポレーションはこのほど記者会見を行い、コンクリートやアスファルト・石畳などの脇に生える雑草や汚泥、苔などを除去する、これまでにない刈払機用ディスク「エス・アイ・シー・オリジナルディスク」“ナイスカッティング”を新発売した。同ディスクは業界初のステンレス製で、コンクリートの清掃用刈刃。これまでの草刈り用刈刃と違い、道路面に生えた雑草・苔などを専用に除去する、いわば、雑草たわし・雑草ブラシ感覚の刈払機タイプ。刃先をコンクリート(アスファルト)面に滑らすようにして使用する。刃部を摩擦させなら、石畳などにある草を効率的に除去していく。  
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  第2回ヤハタ会総会を開催  
     
  農機部品の大手・ヤハタが国内サプライヤー83社と昨年設立した「ヤハタ会」の第2回総会が、11月14日、シェラトン都ホテル大阪において開催された。総会では和田社長よりヤハタの第58期業績と59期の経営方針が表明されたほか、資材部、品質保証部からそれぞれ事業説明が行われた。総合司会をヤハタ会青木事務局長(ユウキ産商)が務め、総会並びに講演会を進行した。  
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  ゴルフ場・緑地向け農薬出荷は大幅増/緑の安全推進協会まとめ  
     
  緑の安全推進協会(吉村正機会長)はこのほど、「平成26農薬年度(平成25年10月〜26年9月)ゴルフ場・緑地向け農薬出荷実績」をまとめ、公表した。それによると、ゴルフ場や緑地管理向けに出荷された農薬の数量は、7223t・kL、前年に比べて115.7%、金額ベースでも278億4700万円、同108.6%となり、数量、金額ともに大幅増となった。そのうち、芝分野は数量で前年並みだったものの、出荷金額では同108.7%と増加している。  
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  先進的林業機械緊急実証・普及事業の報告書/自然産業研究所  
     
  林野庁の補助事業の事業実施主体として「先進的林業機械緊急実証・普及事業」に取り組んだ自然産業研究所は既報の通り、成果報告書をまとめ、林野庁に提出。報告書では、事業成果をとりまとめるととに、今後の取り組み課題を示して林業機械に関わる行政、試験研究機関、メーカー、現場のそれぞれに対応を求めている。7つの項目を設けて取り組む課題を示しており、事業の成果を踏まえながら、これから進めなければならないテーマを例示している。  
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  水田フル活用に貢献するトラクタ作業機  
     
  米の収穫が終わり、水田は裏作に入る。農政は、米の生産コスト4割削減対策の一環として、水田フル活用を標榜し、麦、大豆など裏作、二毛作を推進している。また、来年の稲作への準備として、畦塗りなど圃場の修復作業も確実に行っていきたい。これらに対応した圃場の整備には、トラクタ作業機が活躍する。最近では、水田転作等に対応した各種の作業機が開発され、さらにはICTかなど高性能化が目覚ましい。トラクタとのマッチングで、拡販につなげたい。  
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  魅力溢れる農業展開、食料供給に貢献する九州  
     
  九州農業は農業産出額で全国シェアの約20%を占めるとともに、生産された野菜の約4割が関東や近畿に出荷される食料供給基地として、重要な役割を担っている。特徴としては九州北部の「土地利用型タイプ」と九州南部の「畜産タイプ」さらには中央部の「混在型タイプ」と多種多様なタイプの営農が展開され、地域ごとに有力な産地が形成されている。全国トップクラスの6次産業化先進地でもあり、内容的には比較的大規模な取組が多いという特色がある。今週は魅力ある生産活動が展開されている九州農業にスポットを当てるとともに、地域農業に貢献する九州地区の有力農機メーカー、商社の動きなどを交えて現状をみた。  
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  農業・農機の重要な価値を再発見/第68次欧州農機視察団  
     
  本社主催第68次欧州農機事情視察団は、イタリア・ボローニャ市で開催されているEIMA(農業・園芸機械国際見本市)をはじめ、オランダのグリーンポート・ウェストランド、日本とアメリカで特許を取得し米に付加価値を付け販売するイタリア・ヴェルチェッリ市のコロンバーナ農場、フランス最大のトラクタ工場であるAGCO社のマッセイファーガソン・ブーべ工場などを視察、またパリでは来年2月に開催されるSIMAの準備を進めるフランス政府機関・UBiフランスの農機担当、SIMA主催者であるAXEMAの国際部長らと懇談するなど、農機の生産・開発の最前線はもとより、国を挙げて農業生産技術、農機産業をサポートする現場の一端を垣間見ることができた。  
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  役割増す食料供給基地/井上九州農政局長に聞く  
     
  九州の農業産出額は約1兆6600億円で、全国シェアの約20%を占めている。九州北部は米や野菜の割合が高く、九州南部は畜産の割合が高い。生産された野菜の約4割は関東や近畿地方へ出荷されているため、九州地区は食料供給基地として、重要な役割を担っている。また、農業経営についても、農地の整備等の推進により、農業生産法人数や経営規模拡大農家の増加などの構造改革が着実に進展している。九州ならではの農業への取り組み、優位性、そして課題について九州農政局の井上明局長に聞いた。  
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