農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成27年4月20日発行 第3078号  
     
   
     
   
  スマート農業の推進を報告/攻めの農林水産業実行本部  
     
  農林水産省は13日、省内会議室で、攻めの農林水産業実行本部を開き、「新品種・新技術の開発・保護・普及」及び「スマート農業の推進」の取り組み状況の報告を受けた。スマート農業の取り組みについては、研究開発の例として自動収穫ロボット、自動搾乳・給餌システム、畦畔除草ロボット、弁当盛付ロボット、導入実証の例として農機の走行・作業アシスト、アシストスーツ、育林作業用自動植付機、自動下刈機、マグロ養殖網水中清掃ロボットなどが紹介された。  
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  自民党・経済好循環実現委員会で北海道大の野口教授が講演  
     
  自民党は16日、党本部で日本経済再生本部経済好循環実現委員会(新藤義孝委員長)を開き、有識者ヒアリングを行った。今回は北海道大学大学院農学研究員教授・野口伸氏によるICT×ロボット農業及び、ミナケア代表取締役・山本雄士氏によるヘルスケア産業の2講演が行われた。野口氏の講演では、労働力不足や地方衰退といった日本農業の課題を解決する新しい農業として、1.土地利用型農業における無人・有人による協調作業システム、2.ICT化でビッグデータを利活用した次世代農業、3.それらを組み合わせた地方創生を提案した。  
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  飼料用米を拡大へ/農林水産省がシンポジウム  
     
  農林水産省は15、16の両日、農林水産省講堂で、「飼料用米生産利用拡大シンポジウム」を開催した。生産者、普及組織など約700人が参加し、関心の高さが表れた。シンポでは、皆川芳嗣農林水産事務次官が講演。「飼料用米の取り組みを継続的に行っていくことを新たな食料・農業・農村基本計画でもうたっている」と、政策の継続性を強調した。このほか、JAグループ、日本飼料工業会、生活クラブ生協における飼料用米の取り組みについてや、「飼料用米を給与して生産した鶏卵のブランド化について」(農事組合法人会田共同養鶏組合)、「JA島根における飼料用米の取り組みについて」などの報告が行われた。  
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  平成25年の農作業死亡事故は350件  
     
  農林水産省はこのほど、平成25年に発生した農作業死亡事故の概況を発表した。それによると、25年の農作業死亡事故は350件となり、前年と同数であった。事故区分別にみると、農業機械作業に係る事故は228件(全体の65.1%)で前年に比べ28件減、農業用施設作業に係る事故は12件(同3.4%)で同9件減、機械・施設以外の作業に係る事故は110件(同31%)で同35件増となった。農機作業に係る事故の内訳を機種別にみると、乗用型トラクタが111件(同31.7%)で前年比5件増、歩行型トラクタが21件で同19件減、農用運搬車が33件で同7件減、自脱型コンバインが11件で同6件減などとなった。  
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  青い除雪機・スノーメイト2機種を発表/ヤマハモーターパワープロダクツ  
     
  ヤマハモーターパワープロダクツ・パワープロダクツ事業推進部第二営業部はこのほど、“青い除雪機”ヤマハスノーメイトの2016年モデルとして、より静かで扱いやすい機能と力強い除雪性能を実現した、ベーシックタイプ「YS-860」(4ストロークエンジン・8馬力)と「YT-1070」(同・10馬力)を発表、10月1日より発売(5月11日予約開始)を進めることを明らかにした。「YS-860」は、回転数・出力を抑えた296立方cmエンジンを搭載。スリムな60cm幅でメンテナンス性にも優れたオーガ(集雪装置)を採用。「YT-1070」は、70cm幅オーガのメンテナンス性を高め、外見デザインを一新した。  
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  ビッグフード効果シリーズ新発売/永田製作所  
     
  永田製作所は「メガフルコーン霧密ちゃん」を新しく発売し、好評だ。また、同シリーズでロングノズルのビッグフードタイプ「霧風ロング1000・1300」も5月に発売を予定している。同社は昨年にピストルタイプの「ライトガン霧長くん」を発売し、フードの後方から大量の空気を吸い込み、遠くまで霧を押し出す「ビッグフード効果」が今までにないとユーザーから好評を博した。メガフルコーン霧密ちゃんは、「ビッグフード」を搭載しており、業界初の「噴板フルコーン」で噴板タイプでの充円錐を可能にした。部品点数が少なく軽量で、防除作業の効率がアップした。  
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  低泡性洗浄剤や生分解性油吸着材/鈴木油脂が農機整備用に拡販  
     
  鈴木油脂工業は好評販売している農機具整備用の洗浄剤に加え、新商品の低泡性アルカリ洗浄剤「リトルバブルクリーン」や、油を強力に吸着する生分解性油吸着材「アルビオ」を農業機械の整備現場向けに提案して拡販に力を入れる。リトルバブルクリーンは、あわが立ちにくく高温(80度)でも使えるのが特徴。農業機械や部品の洗浄をはじめ整備工場の床や壁の汚れ落とし、換気扇など様々な器具に付着した汚れも洗浄できる万能タイプ。「アルビオ」はバイオの力で油を脱臭・分解し、水を吸わずに油分だけを強力に吸着する新タイプの環境にもやさしい油吸着材。  
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  フレコンメイト2型式を追加/タイガーカワシマ  
     
  タイガーカワシマはこのほど、天井高さ3mの作業現場にも設置できるフレコン自動計量機“フレコンメイト”「FS-1200N」に加え、自動でサンプルを採取するオートサンプルを標準装備した「FS-1200S」と、秤なしの「FS-1200H」を開発、シリーズを拡充して5月より本格的な発売を開始することを明らかにした。「FS-1200S」は、サンプル回数を設定すると自動で採取。採取後、テーブルが回転し、次のカップに移る。「FS- 1200H」もフレコンメイトの特徴を受け継ぎ、スペースをとらずに連続袋詰めができる。  
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  栽培パレット改良し「里山式水耕」着実に拡大/浅間製作所  
     
  浅間製作所が開発・製造する低コスト水耕施設「里山式水耕栽培プラント」が順調に出荷実績を伸ばしている。サニーラインの場合は、予定通り150坪だった施設を4月からは450坪に拡大、活発にレタス、ルッコラなどの生産・販売活動を展開している。今年は、栽培パレットに改良を加え、密植野菜向けに植付穴を増やし、かつ液肥面となる裏側の植付穴部分にスリットを入れることによって、根がより多くの酸素を取り込める状態にした。北林社長は、「これで一層根張りが良くなり、栽培期間の延長などに役立つ」と、根部への酸素供給の重要性を指摘する。  
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  小型ストーンクラッシャー発売/ロールクリエート  
     
  ロールクリエートは、「BPM ストーンクラッシャー」の普及・販売に力を入れ、農業関係、除染作業関係など幅広く利用され、期待が高まっており、このほど小型タイプとして、「BP ストーン・クラッシャー」の販売を開始した。今回の「BP ストーン・クラッシャー」には3種類(1m15cm、1m38cm、1m40cm)の作業幅が用意されている。特に低馬力のトラクタでも使用できるのが特徴で、ローターには、3種類のハンマーを搭載でき、平面のハンマーは石灰岩を破砕するために作られ、3本歯のカーバイドハンマーは高い耐久性があり、4本歯のカーバイドハンマーは粒度の点で優れている。  
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  福島で中古展を開催/南東北クボタ  
     
  南東北クボタは11日、福島県郡山市のビッグパレットふくしまで、恒例の中古農機展を開催、トラクタ38台、田植機36台、コンバイン38台をはじめとするおよそ190点の機器を揃え、品不足ともいわれる中古農機需要に応えた。会場には目玉商品を探そうと、同社社員よりも早く足を運んで開場を待つ農家の姿も多くみられた。抽選は午前10時半設定のため、開場(午前9時)からその時刻まで場内は掘り出し物を探索する農家で大賑わい。人気機種には10人以上の申し込みがあり、抽選は封筒に入れた串を引く方式で、当たり外れに一喜一憂。各機種の決定ごとに歓声がわいた。  
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  新潟にドリームギャラリーが完成/井関農機  
     
  井関農機は16日午前、同社創立90周年記念事業の一環として新潟県三条市の井関新潟製造所内に建設を進めていた展示館「ISEKI Dream Gallery NIIGATA」が完成したのを受け、オープン見学会を開催した。展示館としては松山製造所、熊本製造所に続くもので、これにより主要製造所すべてに展示館が完成した。オープンを祝う見学会では初めに南会長、木村社長と来賓の代表によるテープカットと記念撮影。続いて木村社長が挨拶に立ち、ここでは360度映像による田植え体験など、最新の映像技術等も取り入れ紹介していると報告した。  
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  ホットミックス受賞で中井機械工業・中井社長が発表/優秀発明発表会  
     
  日本発明振興協会は14日、都内のJAM金属労働会館で第45回優秀発明発表会を開き、「平底ボールを使用した食品用たて型ミキサー」(IH温調加熱ミキサー・ホットミックス)で発明功労賞を受賞した中井機械工業の中井節社長が発表した。中井社長は同機について、スポンジ生地やシュー生地などを誰でも簡単に安定した品質で、全自動で作ることができるミキサーで、その実現のために、1.圧倒的なきめの細かい撹拌能力、2.IH加熱で保温・加熱が可能、3.ワイヤレス温度計を搭載し温度管理をマニュアル化、4.タッチパネルで自動運転―の機能を搭載したと説明した。  
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  東日本支社の新社屋が完成/エム・エス・ケー農業機械  
     
  エム・エス・ケー農業機械は、東日本支社(大西博文支社長)の新社屋(栃木県那須塩原市佐野)がこのほど完成し、21日からの営業開始前の10日に新社屋内において、関係者はじめ約80人が出席して「落成式」を開催した。東日本支社は、北の青森県から西の岐阜県までの広いテリトリーを担当し、新社屋が建てられた場所はちょうど中間地点にあり、同社ではこれまで以上に管轄内の、高性能な農業機械の普及・拡販、顧客サービスなどに力を入れていく考えである。  
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  オリオン機械が酪農事業を再編  
     
  オリオン機械はこのほど、酪農事業の営業・設計部門とGEAオリオンファームテクノロジーズの酪農機械部門を統合し、酪農事業本部を新設した。また、北海道トレーニングセンター内に北海道サポートセンターを開設、年度内には東日本サポートセンター(栃木)、西日本サポートセンター(熊本)を順次開設する。新組織は、環境変化、とくに導入の加速が予測される搾乳ロボットを含めて高度化する管理技術などにスピーディーに対応するため、オリオングループの総合力を発揮できる体制とした。  
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  IHIスターがSTAR100マーク制定  
     
  IHIスターは、創業100年に向かって「STAR100」マークを制定した。同社は、昨年90周年を迎え、約10年後には100周年を迎えることから、「STAR創業100周年」に向かって、人と人、お客様、そして社会や大地が、日本全国・全世界で『つながる』ことを目指していく考えである。 今回のマークは、「STAR」と「T」、「100」を組み合わせて、「START=スタート」、「TO=100年に至る」と「TOO=それに加えてさらに」をかけて、100周年への明快なデザインとしている。  
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  秋田林業大学校をサポート/ハスクバーナ・ゼノア  
     
  ハスクバーナ・ゼノアは、北海道・東北地区で初となる林業従事者養成機関「秋田県林業大学校」のサポート企業として、これからさまざまな知識教習、技術指導に当たる。10日に行われた同校開講式には、玉田智三常務執行役員生産本部長、山澤章良国内営業部長、森繁久東北支店長、マーケティング部の縣毅史氏が出席。18人の第1期生を見守るとともに、同校の研修協力に係る覚書締結式を通じ、改めてサポートへの意識を強めた。  
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  平成27年度の新規21課題を発表/生研センター  
     
  国立研究開発法人農研機構・生研センターは14日、さいたま市の生研センター花の木ホールで、記者懇談会を開き、平成27年度から実施する新規研究課題21課題を発表した。高速高精度汎用播種機など緊プロ事業4課題のほか、トマト用接ぎ木装置、新規需要米の省エネルギー・低コスト乾燥技術の開発や、自動化・ロボット化農業機械の評価試験方法に関する調査研究、歩行用トラクタの危険挙動に対する安全技術の開発など基礎基盤研究17課題を実施する。また当日は、研究成果発表として、所要動力が小さい新脱穀選別機構と、果樹園での腕上げ作業補助器具の展示・実演が行われた。  
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  2014年エンジンの国内生産は397万台/陸内協まとめ  
     
  一般社団法人日本陸用内燃機関協会(苅田広会長)はこのほど、2014年の陸用内燃機関生産及び輸出実績をまとめ、公表した。それによると、昨年1〜12月の累計生産台数は、ディーゼル、ガソリンとを合わせて396万5711台となり、前年の432万7665台に比較し91.6%と減少した。内訳は、ディーゼルが155万3463台となり、前年の149万5534台を上回ったのに対して、海外生産シフトが進むガソリンは、2013年実績の283万2131台から更に減少し、241万2248台、前年対比85.2%と落ち込んだ。ディーゼルの対前年比は103.9%と伸長している。  
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  プロチェンソー「MS201C-M」を新発売/スチール  
     
  スチールは4月20日より、“M-Tronic”(電子エンジンマネジメントによりキャブレターの調整が不要)を搭載したプロフェショナルチェンソー「MS201C-M」(排気量35.2立方cm)を新発売した。同機は世界唯一の“M-Tronic”テクノロジーにより、使用状況に合わせて適切に燃料と空気の混合比を電子コントロールするため、スターターを引く回数を大幅に減少。また、気圧・燃料グレード・エンジン温度の環境変化にも自動的に適応する。さらに、パソコンと連結することで、簡単にメンテナンスサービスも受けられる。同機構を搭載したSTIHLプロチェンソーは、これで10機種となりシリーズが拡大した。  
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  18cmの竹や木を砕く「GS283シリーズ」/大橋が発売  
     
  大橋は、最大処理径18cmまでの樹木の幹や竹から枝葉まで細かく粉砕可能な「GS283シリーズ」を発売する。「GS283シリーズ」は通常の「GS283D」をはじめ、サイクロンタイプの「GSC283D」、定置タイプの「GS283DF」(受注生産)、定置モータータイプの「GS283M」(受注生産)をラインアップ。主な特徴としては、1.スクリーン装着で、チップサイズの調整や均一化が可能、2.粉砕したチップは堆肥などの土壌改良材や雑草を抑制するマルチング材など幅広く使用可能、3.「送り速度調整ダイヤル」で破砕材を送る速度について調節ができる―など。  
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  企業など研修協力/秋田林業大学校が開講  
     
  林業の存続になくてはならない人材を育成する新たな教育機関「秋田林業大学校」の開講式が10日、秋田市の秋田県林業研究研修センターで行われた。北海道・東北地区では初の設立で、第1期生は、女性3人を含む18人。これから2年間、企業のサポートを受けつつ、各種機械の操作はもちろん、実践的なカリキュラムの中、即戦力となるべく知識・技量を高めていく。当日は、佐竹敬久県知事出席の下、研修協力に関する覚書締結式も行われ、林業機械メーカーなど18社が参加した。  
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  グラップルの小冊子/林業機械化協会が改訂  
     
  林業機械化協会(伴次雄会長)はこのほど、平成22年9月に発行した「林業用グラップルの安全な使い方」を大幅に改訂し、新たな冊子として作成した。グラップル操作での安全意識を高める狙いで作成された同冊子は、厚生労働省が所管する「労働安全衛生規則の一部を改正する省令」が平成25年11月29日に交付されたことを受け、「規定に合わせることが必要になった」(林業機械化協会)ことから改訂されたもの。重大災害の傾向を最近のデータに切り替えるともに、改正された労働安全衛生規則の内容を取り込み、規則で示された特別教育の項目などを記載するなど見直している。同協会では、安全に対する注意喚起に冊子の活用を呼び掛けている。  
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  フォワーダ増える/変わる高性能林業機械の保有状況  
     
  林野庁技術開発推進室(川浪亜紀子室長)がまとめ、林野庁のホームページにアップし、情報として発信している「高性能林業機械の保有状況」。平成25年度末(平成26年3月31日現在)の年度別・機種別保有台数の推移はもちろん、都道府県別や所有者別の保有台数、そして稼働状況などをとりまとめているものだが、それぞれを分析すると、現在の機械化林業のトレンド、地域で取り組んでいるフレームなどが浮かび上がってくる。そのポイントをみた。  
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  26年度は458名が認定/森林施業プランナー  
     
  全国森林組合連合会などを構成メンバーとする森林施業プランナー協会(佐藤重芳理事長・事務所=東京都千代田区)はこのほど、平成26年度の「森林施業プランナー」の認定状況をまとめ、公表した。それによると、森林管理の担い手として高い能力を有する「森林施業プランナー」として、平成26年度は北海道から沖縄まで45道府県458名を認定した。同認定制度は、平成24年度からスタートしたが、26年度までの3年間で全国すべての都道府県に森林施業プランナーが誕生している。これにより、3年間の累計認定者数は、全国合計で1025人となった。  
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  果樹関連の先進技術で新たなニーズに対応  
     
  全国で多種多品目が栽培され、高い品質で評価を受ける我が国の果樹生産。果樹は他の作物の栽培が困難な中山間地域で活発に生産され、こうした産地では農業の基幹品目となっている。しかし、近年では生産者の高齢化や耕作放棄地の増加等により生産基盤がぜい弱化しており、作業の省力化や労働調整が必須となっている。機械化が遅れているといわれてきた果樹農業でも、昨今ではスピードスプレヤーや高所作業台車、作業補助器具など新しい技術が導入され始めている。農林水産省による新たな振興基本方針も示され、今後さらに期待が高まる果樹用機器を特集した。  
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  ニーズ高まる整備・補修部品  
     
  農機ビジネスは、商品を販売して終了するのではなく、販売した農機をより有効に使ってもらうことにある。そのためには、機械が快適に動くよう、アフターメンテナンスが重要となる。農業従事者の高齢化が進む中、より顧客との距離を近づけ、緊密な関係を維持していくために、各社とも時代に対応した整備事業構築を進めている。そうした中で、整備・点検・補修に役立つツール、商品も充実してきた。  
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  命育む「食」の生産を機械で応援する徳島県農機流通  
     
  「関西の台所」とも称され県産野菜の半数近くを京阪神市場に出荷する徳島県。吉野川流域の肥沃な土壌に育てられた春夏ニンジンなど全国指折りの農産物の宝庫でもある。命を育む「食」の生産を機械で応援する同県農機市場は、駆け込み需要の反動や米価下落で冷え込みが続いていたが2月、3月に入りようやく動きが出てきた。地道な訪問に徹しつつ、排ガス規制による製品価格上昇前の更新や営農新技術など提案活動も強化。田植え時期到来とともに春商戦を活発化させている。  
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  ディーラーの視点で/ヤンマーアグリジャパン・江藤氏の欧州農機視察レポート  
     
  今回の視察は、日本と市場性が異なる欧州において農家がどのような取組みをされているのか。また、近年私の担当するエリアで飼料稲の作付けが増加していることから、お客様との話題となる商品をSIMAで見つけることを目的に参加させて頂きました。視察を通して、生産者とのお付き合いを深くするためには、「ソリューション提案」の重要性と、「土作り」「作物に関する栽培情報」だけでなく、「経営面」を含め農業に関わる幅広い知識を持つよう、一層努力しなければならないと感じました。SIMA視察では、ICTは既に欧州農機では標準装備であると言えるほどで、ブースごとにあるデモンストレーションやプレゼンテーションは圧巻でした。  
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  FABEX2015にクボタやタイガーカワシマなどが出展  
     
  国内最大級の業務用食品や食材、機器、容器の総合見本市「FABEX2015」(日本食糧新聞社主催)が15〜18の3日間、都内有明の東京ビッグサイトで開催された。農業関連業界の展示概要をみると、ファベックス展ではクボタがクボタスマートアグリシステム「KSAS」を大きくアピール。金子農機はリーズナブルなポータブル白度計「色白美人PW-500」を出展。タイガーカワシマは、小型食品洗浄機「アクアウォッシュ・キューブTWS-115」を実演。コンパクトな設計に関わらずパワフルな洗浄をみせる同機に注目が集まった。  
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