農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成30年9月10日発行 第3238号  
     
   
     
   
  総額2兆7269億円、スマート農業加速化/平成31年度農林水産予算概算要求  
     
  農林水産省は8月31日、平成31年度の農林水産予算概算要求をまとめた。総額は2兆7269億円で、対前年度比118.5%となっている。概算要求では、「スマート農業加速化実証プロジェクト」(要求額50億円)を始め、強い農業づくり交付金と経営体育成支援事業を統合した「強い農業・担い手づくり総合支援交付金」(同275億円)などを新規事業とし、農業の成長産業化を目指す。強い農業・担い手づくり総合支援交付金では、先進的農業経営確立支援タイプで、自らの創意工夫と判断により経営の高度化に取り組むために必要なトラクタやコンバインなど、農業用機械・施設の導入を支援する。  
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  北海道を除きやや良、平年並みに/8月15日現在水稲作況  
     
  農林水産省がこのほど発表した平成30年産水稲の8月15日現在における作柄概況によると、早場地帯(19道県)の作柄は「平年並み」11、「やや良」7、「不良」1(北海道)となった。遅場地帯(沖縄第2期を除く27都府県)の生育は田植期以降おおむね天候に恵まれ、「平年並み」21、「やや良」6の見込みとなった。東日本を中心とした早場地帯では、田植期以降概ね天候に恵まれたことにより、全もみ数が一部を除き平年以上に確保されると見込まれ、登熟も順調に推移していると見込まれた。  
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  味・鮮度を取引で重視/農林水産省が野菜の衛生管理で意向調査  
     
  農林水産省は4日、野菜の衛生管理に関する意識・意向調査の結果を取りまとめて公表した。それによると、野菜・果実を取引または購入する際に特に重要と考える点について、流通加工業者・消費者ともに「味・鮮度」と回答した割合が一番高く、それぞれ93.9%、87.9%となった。2位以下は流通加工業者では安全性83.5%、価格71.6%、産地57.6%、見た目42.4%、環境に配慮した生産方法23.4%となっている。それに対して消費者の2位以下は、価格が75.6%、安全性73.3%、産地61.9%、見た目26.1%、環境に配慮した生産方法21.2%となり、違いがみられた。  
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  田畑407万haで1%の減/29年作付延べ面積  
     
  農林水産省はこのほど、平成29年農作物作付(栽培)延べ面積及び耕地利用率を取りまとめて発表した。それによると、全国の田畑計の作付(栽培)延べ面積は407万4000haで、水稲(子実用)等の作付面積が減少したことから、前年に比べ2万8000ha(1%)減少した。耕地利用率は91.7%で前年並みだった。29年における田の作付(栽培)延べ面積は224万7000haで前年並みとなった。田の耕地利用率は92.9%。畑の作付(栽培)延べ面積は182万8000haで、麦類(子実用)等の面積が減少したことから、前年比1万7000ha(1%)減となった。耕地利用率は90.2%。  
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  カセットボンベとガソリンの2WAY式発電機/ニチネンが発売  
     
  ニチネンはこのほど、カセットボンベ(250g×2本)とガソリン(4ストローク)の両方が使える業界初の2WAY式発電機“ニチネン ジーキュービック”「KG-101」を開発、本格的な発売を開始した。同機は、1つのエンジンに2つの燃料(カセットボンベとガソリン)を、つまみを回すだけの切り替えで使用できる画期的な発電機。災害時などで、ガソリンが入手しづらい場合でも、家庭用ガスボンベを使用し、緊急時の生活電源が確保できる。カセットボンベ、ガソリンどちらの燃料も1.0kVAの定格出力が可能。同社は、この他、カセットボンベを燃料とした2ストロークエンジンを搭載した刈払機・ヘッジトリマー・ポールソーを生販している。  
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  漏水対策にスーパーソイラー振動転圧ローラー仕様/川辺農研産業  
     
  川辺農研産業が生販を進める、トラクタ用作業機“バイブロ スーパーソイラー”の振動転圧ローラー仕様「SV2-T」(鎮圧力が非振動式の約9倍)が水稲乾田直播の漏水防止対策用として活用されている。農研機構九州沖縄農業研究センターでは、水稲乾田直播を進める上で、漏水防止に効果的な作業機とし「稲・麦・大豆作輪作技術マニュアル」で同機を紹介している。それによると、同機はトラクタの3点リンクヒッチに直装できるため、圃場内外での機動性に優れ、また、ローラ重量が280kgのため、出力30馬力クラスのトラクタの利用が可能。同機での作業が、効果的な漏水防止対策につながるとしている。  
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  除草剤散布を省力、ラウンドノズルULV5セット/日産化学  
     
  日産化学は、ノズル製造メーカーのヤマホ工業が受注生産を開始する「ラウンドノズルULV5セット(動力用)」を用いることで、除草剤ラウンドアップマックスロードの散布作業に大幅な省力化をもたらすことが可能になったと発表した。除草剤ラウンドアップマックスロード専用に新しく開発されたラウンドノズルULV5セットは、ツインノズルやツインウイングなど革新的なULV5テクノロジーを備えており、確かな除草効果はそのままに10a当たりわずか5Lの少水量(一般的な希釈水量の20分の1)で散布することが可能になった。  
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  クラウド経由で「かん水」を遠隔操作するG.S.I/サンホープ  
     
  サンホープは、クラウド経由で「かん水」をどこからでも遠隔操作できる、サンホープスマートイリゲーションクラウド型かん水コントローラー「G.S.I」の販売を開始した。同製品は、パソコン、スマートフォン、タブレット端末で利用できる専用アプリを使い、インターネット上でかん水プログラムの遠隔操作や監視ができるかん水コントローラー。各種センサー入力に対応し、異常が発生した場合はメールで通知。農作物の栽培や植栽・緑化でよりきめ細かいかん水制御が可能となる。最大で24台の電磁弁を制御できる。  
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  遠隔監視システム「みどりクラウド」がJGAP認証にも対応/セラク  
     
  セラクが扱っている環境遠隔モニタリングシステム「みどりクラウド」は、主な特徴である、1.初期導入コストが低い、2.誰でも簡単に使える、3.自動でできるところから始められる、4.既存設備に手軽に導入可能―などで、今年の1月までに導入件数1150件を達成し、好評を博している。今年3月には、農作業記録・管理サービス「みどりノート」で、日本GAP協会の「推奨農場管理システム」認定を取得し、JGAP/ASIAGAP取得にも対応し、農作物の付加価値創出に貢献している。  
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  サタケの大型乾燥機を導入した上川ライスターミナル・富良野工場  
     
  豊かな自然と農地を誇り、食の宝庫と呼ばれる北海道。その中央部の道央地区で米麦の乾燥・調製、貯蔵業務を行う上川ライスターミナル株式会社。平成8年設立の同社は現在、道央地区3カ所にCEなどの工場を配し道内はもとより全国の食を支えている。このうち中富良野町にある同社・富良野工場(平成10年建設)では、一昨年、サタケの大型乾燥機(型式=WDR50A)を導入・増設し小麦の取扱量増加への対応と品質向上に取り組み注目を集めている。同社・富良野工場を紹介した。  
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  アジア最大級のコーヒー関連展示会・SCAJに光選別機を出展/サタケ  
     
  サタケは、9月26〜28の3日間、都内・有明の東京ビッグサイトで開催されるスペシャルティコーヒー展示会「SCAJワールドスペシャルティコーヒーカンファレンス アンド エキシビション2018」(SCAJ2018)に出展する。同イベントは、一般社団法人日本スペシャルティコーヒー(SCAJ)協会が主催するアジア最大級の展示会。今回のイベントで同社では、さらに国内での販路拡大を図るべく、自家焙煎珈琲大手のバッハコーヒーとの共同ブース内にて、虫食いや未熟・焙煎不良豆などを選別する、色彩・形状選別機能が搭載された光選別機「ピカ選αPLUS」を出展し実演を行う。  
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  小橋工業が未来機械と資本提携、農業ロボット分野の開発加速へ  
     
  小橋工業はこのほど、香川大学発ベンチャー企業の未来機械の第三者割当増資を引き受け、資本提携を行った。この資本提携により、同社は農業ロボット分野における最先端技術研究の加速を目指す。未来機械は、2008年から世界に先駆けてソーラーパネル清掃ロボットを研究開発し、自律型でハンディータイプのソーラーパネル清掃ロボットを世界で初めて実用化した。  
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  新潟市の実証実験でロボコンとロボトラ同時作業を初公開/新潟クボタ  
     
  新潟クボタは4日、新潟市江南区のアグリライフ圃場で、アグリロボコンバインWRH1200とアグリロボSL60A並びにKSASによる次世代型農業の姿を示した。新潟市が実施する「自動運転コンバインと自動運転トラクタの連携ワンオペレータによる圃場内同時作業の実証実験」に協力したもので、クボタグループでも初の取り組み。コンバインに搭乗するオペレータの指示で無人のアグリロボが耕うん作業を開始、稲刈りと秋起こしを1人作業で進められるもようを披露し、参観者は、農機技術はここまできたかの感を深めた。  
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  新規に緑化管理用も/ケルヒャーが30周年フェア開催  
     
  ケルヒャージャパンは、今年創立30周年を迎えたのを記念し、6〜7の両日、都内の東京国際フォーラムで、ケルヒャーフェア30を開催した。テーマは「Enter the next stage=次のステージに向かって!」。6日にはメディア向け事業戦略説明会を実施、佐藤社長が今後のシステム化した清掃ソリューションなどを明らかにし、さらなる成長に向け意欲を示した。その後、新製品、推奨機種の説明に移り、乗用タイプのシティークリーナ、バッテリータイプの刈払機、ブロワー、チェンソー(来年発売予定)などを紹介、緑化管理の世界に足を踏み入れる姿勢を示した。  
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  最新鋭の農機PR/第95回山形農機ショー開催  
     
  第68回山形県農林水産祭の一環として「第95回山形農業まつり農機ショー」が、山形県農機協会の主催、山形県、山形市、中山町の後援により、9月1〜3の3日間、東村山郡中山町長崎にある最上川中山緑地公園内で開催された。今年は「未来農業の道しるべ」をテーマに、約60の企業が最新鋭の製品及び技術を発表した。開催前から雨が続き、開催直前には最上川が決壊する地域もあり、県内では作物にも影響が出た。展示会の開催期間中は地面がぬかるんだこともあり、集客にも大きな影響が見られた。そうした中、各社とも低コスト化、省力化を実現する最新鋭の製品や実機を展示し、性能をアピールした。  
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  機械用油脂への知見深める/日農工・油脂技術交流会を開催  
     
  一般社団法人日本農業機械工業会(木股昌俊会長)は5日、都内の機械振興会館で、第6回農業機械油脂技術交流会を開催した。会場には、同会会員の他、石油会社、添加剤メーカー関係者ら約60名が参集し、油脂や潤滑油などについての情報を交換し知見を深めた。プレゼンテーションは、▽農業機械の自動化について(ヤンマーアグリ・橋本裕輔氏)▽小形携帯機械の油脂について(丸山製作所・湯浅一康氏)▽機械の潤滑管理と分析試験について(出光興産・鈴木航一郎氏)▽グリースの基礎と農機用グリースのご紹介(協同油脂・森元正義氏)―の4題。  
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  高所作業を安全に/日農工が乾燥機の整備マニュアル  
     
  一般社団法人日本農業機械工業会(木股昌俊会長)乾燥機部会はこのほど、「乾燥機メンテナンス作業安全マニュアル―高所作業編―」を取りまとめてホームページに掲載した。これは乾燥機メンテナンスにおいて、作業床の設置が困難な高所作業時に、墜落等のリスクを軽減することを目的としたマニュアルで、▽同マニュアルを読み理解するまでは作業を行わない▽マニュアルの内容に従わない場合は、死亡事故など重大な事故を引き起こす恐れがある―と警告している。  
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  野菜の魅力再発見/野菜需給協議会などが野菜シンポジウム  
     
  野菜需給協議会及び農畜産業振興機構は8月31日の「野菜の日」に、都内千代田区のイイノカンファレンスセンターで野菜シンポジウム「野菜再発見(野菜のありがたさ)」を開催した。冒頭、挨拶した農畜産業振興機構理事長・佐藤一雄氏は「野菜の魅力を1人でも多くの人に知ってもらい、消費拡大につながるように、情報発信をお願いしたい」と語った。講演では、第57次日本南極地域観測隊調理担当・渡貫淳子氏による「南極・昭和基地のお野菜事情」、ヘルシーピット代表取締役・杉本恵子氏による「『杉本恵子の食材5色バランス健康法』で口福から幸福へ」―の2講演が行われた。  
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  雑草川柳や高校生対象の川柳・フォト/オーレックがグランプリ公表  
     
  オーレックは、今年10月に迎える創業70周年と9月3日の「草の日」を記念し、九州の農業高校生を対象とした川柳コンテストと「草の日フォトコンテスト」そして、同社が運営する家庭菜園SNS「菜園ナビ」で雑草川柳コンテストをそれぞれ実施し、グランプリ&優秀賞をウェブサイトなどで公表し、広く発信するとともに、受賞作品を9月22日に同社本社で開催の「第8回OREC FESTIVAL」に展示し、このイベントへの参加者への栄誉を称え、喜び、楽しさを共有していく。  
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  スーパーこがる卒業記念限定機でキャンペーン/ハスクバーナ・ゼノア  
     
  ハスクバーナ・ゼノアは10日から、超小型チェンソー「スーパーこがる限定モデル」2機種を発売した。21年にわたって市場で活躍してきた「スーパーこがる」だが、新製品の「ハイパーこがる」にモデルチェンジするのを機に、“スーパーこがる卒業記念限定モデルキャンペーン”として、G2501T-Final(25.4cc、10インチスプロケットノーズバー、2.6kg)を限定1000台、G2551T-Final(同)を限定500台販売する。この限定モデルには、卒業記念特典ジャンパーが同梱されており、価格は卒業記念モデル特価、また、製品上部には卒業記念ラベルが貼付される。  
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  刈払機用スプリング刈刃「草刈りキング」発売/ケービーエル  
     
  ケービーエルはこのほど、衝撃吸収型スプリング刃で草を刈る、これまでにない刈払機用刈刃“草刈りキング”を新発売した。同刈刃は、円形(φ230mm)の高強力鋼板から突起した、12本のスプリング刃(鋼鉄カッター)により、強力に雑草をカット、地面に接地した場所でもキレイに仕上げる。また、スプリング刃のため、石・樹木・垣根・塀など障害物に触れても、衝撃を吸収し、スムーズな草刈り作業が進められる。さらに、草が絡みにくいため、快適に作業が行える。四角のスプリング刃は、一方がすり減れば(鋼鉄製で欠けにくい)、裏返して再度使用が可能。  
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  「アイ・レンサルティング」で生産性向上を/アクティオがCSPI展に出展  
     
  アクティオは、8月28〜30の3日間、幕張メッセで開催された日本初の建設業界、測量業界の展示会「建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)2018」に出展。最先端のテクノロジーと最新の機械による生産性の向上をサポートする、同社のソリューション「i-Rensulting(アイ・レンサルティング)」をブース内で展開した。主な展示内容は、▽Safety Training System VR of AKTIO=建設現場において人命を守るために重要の安全教育及び安全訓練のために開発されたVRシステム▽パワーアシストスーツ AWN03B=人間の動作をアシストする着用型ロボット―など。  
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  総額は3452億円、スマート林業構築へ支援/31年度林野予算概算要求  
     
  林野庁は先月末、平成31年度の林野庁関係予算概算要求をまとめ、発表した。それによると、公共、非公共事業を合わせた31年度の概算要求額は、3452億3400万円で30年度の当初予算額の2996億8300万円に比べて115.2%となった。特に山腹崩壊や流木被害など山地災害が発生している中、治山、森林整備などの公共事業費を対前年比120.8%、2296億3400万円要求した他、林業の成長産業化と生産流通構造改革の推進に関連する事業を重視しているのが大きな特徴。特に、林業成長産業化総合対策では、ロボット、AI、IoTなどの先端技術を活用したスマート林業構築に向けた支援を打ち出している。  
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  10月3、4の両日、万博公園で/第41回芝地用管理資機材展  
     
  全国各地から芝地管理用機械・資材を扱うメーカーや商社が一堂に会する「第41回芝地用管理機械・資材総合展示会」が10月3、4の両日、大阪府吹田市の万博記念公園・お祭り広場で開催される。一般財団法人関西グリーン研究所(兵庫県宝塚市)と一般社団法人関西ゴルフ連盟(大阪市西区)が共催する。ゴルフ場をはじめ、サッカー場などのスポーツターフや公園、駐車場など、芝地を維持管理する芝生管理者にとって欠かせない製品が一堂に会する。  
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  低コスト体系目指す/森林再生基金の事業成果  
     
  7月末に都内台場のヒルトン東京お台場で開かれた第12回森林組合トップセミナー・森林再生基金事業発表会。全国の森林組合、都道府県連合会の経営層、農林中金が展開する森林再生基金助成金先など、約300名を集め行われた今回のセミナー・事業発表会では、北海道上川郡下川町の谷一之町長による基調講演「SDGs未来都市2030へのアプローチ〜循環型森林経営による持続可能な森林づくり〜」に続いて9つの成果が発表された。概要をみた。  
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  ICT対応機の投入でトラクタ・作業機が活気  
     
  秋商戦は勢いコンバインや調製機・乾燥機など米収穫関連機械が中心となるが、トラクタも重要な商材である。いまやトラクタは周年商品であり、秋商戦では、収穫後の秋起こしや圃場管理に作業機を含めての推進となる。トラクタメーカー・商社は今年、GPSによる自動操舵など、先端技術、ICTを前面に商戦に臨んでおり、こうした高性能トラクタ・作業機が関心を集めている。一方、小回りの利く小型タイプにも依然としてニーズはあり、市場の二極化対応が進められている。  
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  機械化が米の品質向上に貢献  
     
  今年は幾つかの台風が襲い、米の出来具合が心配になってきた。8月15日現在では、北海道を除き平年並みからやや良で推移しており、このまま豊作であってほしいものだ。今年は減反廃止元年であり、農林水産省では、水田フル活用を掲げ、主食用米以外の飼料用米、加工用米や転作作物に手厚い助成を行って生産を奨励し、需給バランスが崩れないように配慮している。産地はブランド米生産により、米の販路の拡大を図っており、産地間の競争も激しい。こうした中、機械化が「高品質の売れる米」づくりに貢献している。  
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  秋商戦に向け宮崎県農機市場は活性化  
     
  宮崎県は九州の東部に位置、総面積の7735平方kmのうち、農地は679平方km、8.8%を占める。「日本のひなた宮崎県」に象徴されるように平均気温が高く、温暖な気候に恵まれ、日照時間・快晴日数は全国トップクラスにあるなど優れた自然条件を有しており、農産物の生育に適している。農機市場に目を向ければ、昨年度から排ガス規制後の反動が落ち着きを見せ、トラクタの販売台数が回復傾向にあり、特に中型から大型の伸びが大きい。秋商戦に向けて農機市場が活性化する宮崎県を取材した。  
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  工場フル稼働で挽回へ/スガノ農機・渡邊社長に聞く  
     
  スガノ農機の新社長に渡邊信夫氏が就任してほぼ10カ月が経過した。この間、工場稼働の正常化を図る資材調達や組織体制の見直しを進め、今年の早い時期に製造現場はフル稼働を果たした。結果、売上げ実績は右肩上がりに推移、苦戦を余儀なくされた北海道内も後半は挽回が期待できるという。先に開かれた帯広国際農機展の会場では、自社小間運営とともに、土を考える会に協力、顧客農家とのつながりも旧に復しつつある。同社の近況を渡邊社長に聞いた。  
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